癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

3匹目捕獲しました

2008年05月31日 | 動物医療
いやー、またまたメスネコでした。
わざわざO市で蕎麦と酒を飲んで帰って、捕獲器を仕掛けて寝まして、翌朝5時半ころみたら捕獲されていました。メスでしたが、なんとなくお腹が大きい!

友人の病院に電話して朝一行きました。
若干二日酔い傾向でしたが、病院に着くころには緊張感で正常になりました。

今回は3kgでやや栄養状態が悪かったですね。
おまけに術中なぜか一度咳き込み、腸がでて少し慌てました。
やはり妊娠していました。
今日は何となく嫌な予感があったのですが、少し腹腔で出血させてしまい慌てましたが、点滴等で問題なく経過しそうですし、元気です。大変心配しまして、少し痩せる思いでした。友人に大々的サポートしてもらわななかれば危なかったかもしれません。大きい教訓でしたね。猫ちゃんごめん!

ともあれ、自分で水も飲むし安心して今日は寝れます。

今日は他に夕方、アニマルセラピーの役員会があり、9時ころ帰宅。このことについては、後日のブログで。
もうヘトヘトですが、明日はマラソン出場です。
大丈夫かな?雨だし

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O市にいきました

2008年05月30日 | Weblog
今日はO市の有名な蕎麦屋で酒を飲み、蕎麦を食べました。
いや、Y店は美味しいし雰囲気がいいですね。
皆でご機嫌で帰ってきました。早い電車だと30分くらいで行きます。

酔っ払いながらも、野良猫の保護要請があったので帰ってから捕獲器を仕掛けました。つかまるといいのですが。
最近は要請も多くなり、やりがいを感じてきました。
明日つかまれば、避妊OR去勢です。

解決

2008年05月29日 | Weblog
今日は道央のA市に出張でした。なんかとても暖かい日でした。
米どころの市の周辺ではすでに田植えも終わり、あとは豊作を祈るといったとこでしょうか?

今日も出張先でアニマルセラピー活動のことを聞かれました。
何だかホントに皆さんが関心を持ってくださって感謝です。

以前に「近隣トラブル」のことを書きまして、いろいろ方策をめぐらしていることを紹介しましたが、この度メデタク解決しそうです。
お互いいろいろ誤解もあったと思うのですが、まあいい方に向いてくれました。
アルコールの依存症の方で以前も入院していたことも判明しましたので、区や医療関係者とも相談し、その方達がいろいろ尽力してくださり、入院の方向に向かいました。

まあ、難しい病気ですが今となっては何とか完治してもらいたいと思っています。
自分では治すことができませんし、第三者の力がないとだめな病気です。
僕も頭ごなしに注意したこともよくなかったかな?と反省もしていますが、いいきっかけにはなったのだと思います。あのまま行けば何か大変なことになったかもしれません。

さすがに今回は神経を使った?と感じます。ほっとしました。
これからの教訓にもなりましたが・・・

労働者諸君!

2008年05月28日 | Weblog
今日はとある地域の獣医師会の方に「アニマルセラピー」に関する説明をさせていただきました。
最近、アニマルセラピーについて、関心を寄せてくれる方が増えてきていることを実感します。本当に嬉しいですね。しかも、非常に評価してくれています。

先日のホスピスケアの会でも講習も喜んでいただけたようでそれも大変嬉しいです。我々はボランティアで活動していますから、「評価」が唯一の「報酬」です。
労働者の「給与」という報酬意外に「評価」という報酬がほしくて仕事をしている側面があると思います。

最近、若者に小林多喜二の「蟹工船」が復活的に読まれていると聞きます。所謂プロレタリア文学はもう死語の世界と思っていましたが、それだけ労働条件が劣悪になってきたということでしょう。それは「賃金」のみならず仕事に対する「評価」がなされていないからではないでしょうか?
先日、某有名ハンバガーチェーン店で名ばかりの店長は残業代を払わなくてよいという理由で管理職にしたとの見方もありますが、そういう疑いが出るほど、日本の労働環境は落ちたのでしょうか?

いつのころからそうなったのか分かりませんが、教育も含めて建て直しが必要な気がします。安心して働ける環境に皆で努する必要がありますね。

町内会会報

2008年05月27日 | Weblog
今日は、町内会の役員会でした。
新年度初めての役員会でしたので、今後の行事予定も検討しました。
親睦行事、リサイクル事業、花壇の整備などです。
また、近所の方の動向もいろいろ情報交換します。

町内で作っている独自の広報誌(写真)で嬉しい報告がありました。
ひとつは、僕たちの「野良猫問題」の取り組みが取り上げられたことです。
これについては、近隣の町内会のかたも目にして、驚いていたそうです。
このような問題を町内で取り上げ、実際に実施していることが意外だったのでしょうか。

それともうひとつは、ホームレスA氏を故郷に帰して半年で、A氏から会長にお礼の電話が初めてあったそうです。
体調ももとに戻り、口調がホームレス時代とは全く違っていたそうです。
僕が知っているA氏はいつも講演の片隅でうつろな目をして、奇異な行動を取っていたのですが、全く理路整然とした口調だったそうです。

僕たちは心の片隅で「また、A氏が舞い戻る」のでは?という疑心暗鬼の気持ちがありましたが、それは杞憂だったようです。
働きたいとの気持ちも芽生えているようです。
会長はこの電話に狂気乱舞し、心から喜びを覚えたそうです。
このような事例本当に珍しいでしょうね。

自画自賛になりますが、こんな町内会と人々が近所にいてとても得をした気持ちになりました。

カロリー

2008年05月26日 | 動物医療
いや、もう正直心電図の正確な読み方は分かりません。
これを機会に再勉強です。

自分の脱メタボに向けての取り組みもありますが、犬のウエイトコントロールのため、カロリーを厳密に調べて、心臓疾患用の食事を用意していくつもりです。
現在の食事の与え方は大雑把でしたし、味付けに与えていた鶏肉は思った以上にカロリーがありましたのでこの分が完全にカロリーオーバーです。
鶏肉でも部分によりカロリーがかなり違います。例えばモモは100gで200キロカロリーですがささみだとその半分くらいなのです。
ヨーグルトも犬が喜ぶので無糖だからといって毎日与えてましたが、これも100gで67キロカロリーあります。

計算すると700kcalを1日に与えていました。これは、去勢した元気な成犬に匹敵するカロリーした。やはり、減量を目指す犬なら500kcal位に押えないと駄目ですね。
このためには
鶏肉ムネ 20g  心臓サポート20g  c/d療法食 20g 
を1回量として、おやつはささみのものを1本程度にすればいいと考えました。
c/d療法食は尿石症対応なのでナトリウムが制限されておらず、近々心臓サポートのみでいけるか尿のPhを見ながら切り替える必要がありそうです。

自分の食事より犬の食事のほうに配慮してますわ!

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心臓サポート

2008年05月25日 | 動物医療
今日は天候が悪いです。
雨が降っているので、区の健康つくりセンターで運動してきました。
何せ来週は「ハーフマラソン」を走るつもりなんですがね。ハーフを走るのは恐らく3年ぶりくらいです。何となく不安が・・・

家の犬がどうも「心臓疾患」らしいので、とにかく食事の管理から変えようと思い、早速処方食を買ってきました。

心臓サポートの特徴は
血流をサポートするフラボノイド(ポリフェノールの一種)を配合。
心臓の負担を低減するためナトリウム含有量を制限。
心不全に併発する傾向のある慢性腎不全も考慮してリン含有量を制限。
心筋の脂質代謝と収縮能をサポートするためカルニチン、タウリンを増強。
心疾患の犬に多く見られる食欲不振と体重減少に対応して、高い嗜好性と高タンパク、高エネルギーの供給で最適な体重維持をサポート。

まあ、意外とナトリウムの制限が緩やかですが今の病気のステージからはこんなもんでしいのかもしれません。

血液が濃縮していましたが、TPも正常値でしたから脱水とかでもないし、恐らく心不全から来る酸素運搬能力低下の代償作用として腎臓でのエリスロポエチンという赤血球を作る作用のあるホルモンが働き、結果として「血液増多症」になったもとの推定しました。

これから毎日聴診し経過を診て行くことにしますが、本人はいたって元気で今日は咳もありませんでした。
病気と仲良くすることも大事ですね。

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ああ、ショック!

2008年05月24日 | 動物医療
今日、知人の動物病院に行きました。
フィラリアの検査をして予防薬の処方してもらうつもりでしたが、せっかくなので自分で採血して、検査することにしました。

採血はまあ、うまくできましたが、血液が何となく黒い感じがしたので、ヘマト管にも血液を吸っておきヘマトクリットを見てみることにしまし、聴診も行ったところ、変な結滞とパンティングがありました。なんとなく心拍がパコパコ?した感じです。

まあ、フィラリア原虫抗原簡易キットでは写真のとおり陰性で、念のため血液塗沫で直接鏡検しましたが、MF(ミクロフィラリアはいませんでした)。
しかし、ヘマトクリットを調べると59%と血液が濃縮していました。
そこで心電図をとると低電位が顕著です。
これは循環器疾患のようです。そういえば、ときどき「えずく」ことがありましたが、元気なので気にしていませんでした。
病気のサインがありながら見逃していたことになるかもしれません。

今回はあえて知人の獣医師に診断名をつけてもらわず自分で勉強して、再度検査して調べることにしました。その上で治療方針を決めますが、愛犬のために循環器病の猛勉強をします。
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脱メタボ!

2008年05月23日 | Weblog
イヤー、。やっと帰ってきました。6日振りですね。
道東をオホーツクから十勝まで行ってきました。
ホテル住まいはやはり疲れてきます。生活のリズムがないし、外食も多くなります。
写真はO市のF食堂の「ソーダー水」です。必ず、水と一緒にでてきます。年齢層に関係なく。子供が喜びますし、僕も懐かしい。F食堂はこのほか、市内を中心にカレー専門店を経営していますが、僕はここのカレーが大好きです。

それにしても、大概出張すると体重が増えるのですが、最近は自制心が強く、ほとんど増えませんでした。一切甘いものも口にしなかったし(まあ、威張れませんが)。
今年のお正月から約10kg体重を減らしました。体脂肪率も24%からいまでは19%です。
「脱メタボ」宣言したいと思います。僕は過去にも1年で20Kg減量したことがあり、体重を増やすのは簡単ですが、減らすのもそんなに苦労しません。理由は簡単です。甘いものをやめる!これだけで相当減ります。それとやはり適度な運動です。毎日、バイクを30分以上漕ぎますし、週末は走ります。6月1日には久しぶりにハーフマラソンにでる予定です。今年中に、73kgになる予定ですから。

蛇足ですが、先日の「市民と共に創るホスピスケアの会」での講演の様子がHPにアップしていただいてます。大変光栄です。
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魔法の笑顔

2008年05月22日 | Weblog
今日もまだ出張中です。

テレビでアメリカのセラビー犬ウィリーの話しが紹介されていましたね。
ウィリーは足に障害を持ち補助車で歩きセラビー活動をしているのです。絵本にもなっているようです。
その活動は魔法の笑顔として知られ、それまで全く心をひらかなかった人が笑顔を見せるなど、劇的変化を見せることがあると紹介れていましたが、僕達も同じことを経験しています。

あの、犬の真っ直ぐな笑顔は人を癒すのです。

このようなことが紹介されて嬉しい気持ちになりました。