癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

去勢

2015年04月28日 | 動物医療
昨日、本日と暖かいですね。
すっかり桜満開ですが、病院に閉じこもりの生活なので桜も余り満喫できません。

我が家のコーギーもそろそろ6ヶ月齢になったので、まずは男の子から「去勢」しました。
体重も10kgありました。
当然麻酔をかけるのですが、すごい安定して安心でした。
若いと麻酔もらくなのか?

気化器を切ったと同時に覚醒。
5分もしないうちに、元気に動いてました。
若いってすごい!

連休はほぼほぼ普通に診療します。
終わり時間を少し早くするだけです。

何せ、狂犬病、ワクチン、フィラリアの季節なのでお休みにするぬは勇気がいります。

近況

2015年04月17日 | 動物医療
どこの動物病院でもそうですが、4月からは繁忙期。
狂犬病、混合ワクチン、避妊、去勢、フィラリアと重なります。
当院もそれなりに忙しく、更新も手つかずでした。
忙しいというのは、大変ありがたいことです。

当家のコーギーも大きくなりまして、散歩デビューを果たしています。
少しずつ外の環境に慣れてきたようです。

鍼灸治療は幅が広がり、最近では「推拿」を取り入れだしています。
ツボを刺激することで鍼灸に負けない効果をだしてくれます。

春は季節的に東洋医学では「肝」の季節です。
肝は東洋医学では「木」に例えられ、成長の象徴ですが他方で情志的には「怒」を表します。
従って、ストレスによる犬、特にM.ダックスの椎間板ヘルニアの患者さんが多く来られます。
ある日は犬の診療のほぼすべてがM.ダックスのヘルニア関係だったことがありました(1日10頭)。
鍼灸でグレード4までなら9割以上改善します。
但し、手術を受けた場合や再発は改善まで時間がかかったり、治療に対する反応が今一歩だったりすることがありますが、
まあ、何とか9割程度の改善率はできています。

気が付けば開院して3年目!
これからが肝心です!