2007年10月のブログ記事一覧-癒し系獣医師の動物病院開業日誌

癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

2007年10月31日 | 動物一般
十勝地方に出張してました。
十勝は5年住んでましたが、今年はやはり暖かいようです。
帯広も駅が整備され、JRが高架になり、その周辺はすっかり変わりました。
所謂、都会になりましたね。僕は昔住んでいた当時の雰囲気が好きでしたが。
でも、駅前には有名な豚丼屋「ぱんちょう」さんがあり、ふじもり食堂もあり、平和園の焼肉屋さんもあり・・・全部食べ物屋さんばかりですが。あっ、六花亭も・・・


家の犬に久しぶりに新しい「ベット」を買ってあげました。
四角いやつですが。家の犬はどこかに体を、特に過度にはめて寝るのが好きらしく、それで四角いものをいつも用意します。なかなか、体に合ってしかも四角いものは意外とないのです。
新しいベットンい喜び、始終写真のように寝ています。寝床は別にクレートがあるのですが、これは「昼寝用」です・・・・・

その犬が最近涙を流しているので、飼い主と同じで何かアレルギーだと思い込み、それ様の目薬をさしてましたが、よく見ると睫がやや内反しているようです。
飼い主と同じだと思い込んだのは全く変なんですが、結構こういうことはありがちで・・・
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映画

2007年10月28日 | Weblog
暖かい一日でした。
落ち葉が一面に積もり、黄色い絨毯の上を愛犬と散歩・・・
カメラ持ってくればよかった・・・といつも思いながらついに撮らずに終わるのです。

久しぶりに映画を観ました。
「グッド シェパード」です。
主人公のエドワード・ウィルソンは、アメリカ国民のための良い羊飼いたらんとして、諜報活動に身を捧げてきた。青年時代、イエール大学でエリート・コースを歩んでいた彼は、軍にスカウトされ、第二次世界大戦中の戦略事務局(OSS)で諜報任務に従事。終戦後、OSSの延長線上に創設されたCIAの一員となり、ソ連との「冷たい戦争」に身を投じる。そんなエドワードが直面する苛酷な試練。任務のために家庭を犠牲にして生きてきた彼は、CIA最大の汚点と言われたビッグス湾事件の失敗の原因を究明する過程で、国を守るか家族を守るかの選択を迫られることになる・・・。    以上、映画館ホームページから。

マット・デイモンが好演してました。
奥さん役はアンジェリーナ・ジョリーで、これまた好演だったと思います。
ロバート・デニーロは監督ですが、映画にも少し出てました。すごく太ってましたが・・・俳優は映画によって極端に太ったり、痩せたりすることありますよね。
あれって大変ですね。
3時間近くありましたが、大変いい映画だったと思います。実際CIAの活動が映画の通りとすると大変なもんです。結構リアルだったので、近いものがあるんでしょうね。まあ、僕は国家に対する忠誠というものが分からないので、理解できない部分もありましたが。

たまに映画を見て、現実から少しはなれた世界を想像することもいいものです。


病院

2007年10月27日 | 動物医療
今日、元同僚のKさんの動物病院を訪ねた。
Kさんはこの4月から準備しいよいよ明日開院なので、有志から募り花束を届けに行きました。まだ、準備中で忙しそうでしたが、病院の中を案内してくれました。動物看護士さんも1名いました。

静かな文京地区にあり、概観も落ち着いた雰囲気でとてもいい病院です。
「ぼちぼち」やると言っていたのでホントに設備も最低限のものしかないのかと想像していましたが、何の何の結構なものです。
手術室とレントゲン、超音波診断装置、デジタル顕微鏡、心電図、モニター付き吸入麻酔装置等々一通りありました。
動物病院たるのもそれくらいの装置は必要なのです。

開院までの過程を聞くと本当に大変だったようです。
臨床研修も必要ですが、一つのもの、しくみを作るということは大変であるとしみじみ感じました。
出来上がってからも運営していくのもまた大変です。

開業といえば華々しく見えますが、勤めているほうがホント楽だなと感じましたね。

でも案内、説明してくれるその声が興奮も混じり、本当に生き生きしていたのでこちらまで幸せな気持ちを分けていただいた気分です。

頑張ってください!

皮膚

2007年10月25日 | 動物医療
晩秋ですね。
紅葉が里にも降りて、木の葉がきれいです。
家の犬は落ち葉の上を歩くのが好きみたいで、好んで落ち葉の方に行きたがります。

冬ももうすぐそこですが、以前書いたように家の町内の公園に所謂ホームレスの方が居ついていたのですが、警察や区役所の職員さんが熱心に更生?に向けた話をしていたようですが、つい先日「ぷい」とどこかに消えてしまいました。話しかけられるのも嫌になったのでしょう。どこに行ったのか、少し気になっていたのですが、500mくらい離れた別の広い公園にいました。場所変えしたのです。
以前より一層動かなくなり、いつも寝ているような体勢です。これで冬を越せるのかと思いますが・・・何故か烏がいつも近くにいるのです。

僕も偶に行くのですが、皮膚のトラブルで病院に行く方は結構多いようですね。子供も大人も変わりなく多いようです。僕も頭の皮膚のかゆみで受診したことがあります。最近では手の皮膚の一部の色素が抜けてきて、「白斑」という病気?でした。医師はメラニン色素に何らかの原因で体が免疫反応を起こし、メラニン色素が破壊されるのが原因といい、ステロイド軟膏を塗るように薦めますが、効果はそれほど期待できないとのこと。僕もそう思います。まあ、白髪みたいなものでしょう。まだまだ、小さいのでそのままにしています。

皮膚病といえばステロイドといって過言でないくらい、処方されますが、そのときはいいのですが、やはり副作用が怖いです。

犬でも生活様式が人間化されてきて、人間と同じように皮膚病に罹患するようになりました。実に悩んでいる飼い主の方が多いのです。
先日も相談されましたが、病院では飲みぐすりをだされ、何時まで飲めばいいとか、明確な計画のないまま治療を受ける例も多いようです。皮膚病にステロイドや抗ヒスタミン剤は必要ですが、炎症の酷いときに使用しその後計画的に減らすことをしないと、人間同様副作用が心配です。

皮膚病は本当に難しいですね。ある意味動物でも専門医院でもないと根本的治療が難しいのかもしれません。何せ、原因がはっきりしない場合が多いからです。内地府県ではノミアレルギーなども結構あるのでしょうが、何が原因でどうして皮膚の病気になるのかはっきり分からない場合があるのではないでしょうか?
むやみにアトピーだとして低タンパクの餌を食べ続けると成長にも影響を及ぼすのでは?人間ではそのような事例があるそうです。
アトピーの診断は血液検査やパッチテスト、皮膚の組織検査や培養検査など多岐にわたる診断がないと難しいでしょう。

皮膚は動物の生体防御の最も基本となる体の構造です。
もう少し体系化された診断学と治療が確立されてほしいものです。
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いのち

2007年10月23日 | 動物一般
夕方寒い寒い。
いよいよ冬が近づいた感じです。
すでに家は暖房をつけていますが、今年は灯油が高いのでダイアルおさえて・・・

近頃小さな子を巻き込んだ事件が多いですが、僕は普段新聞を見るとき、交通事故の記事に目が行きます。特に小学生や中高校生の死亡事故があると記事を読みたくないのに目がいきます。先日も札幌で高校生がダンプに轢かれて死亡したとの記事があり、家の子の高校の生徒では?と心配しましたが、家の子の高校の生徒の兄であったとのこと。
本人の無念とご両親の気持ちを思うとやりきれないです。
僕の親戚でそういう事故で死亡した人はいませんが、ご近所のお子さんが事故で亡くなっていたりするので他人ごととは思えません。
お袋は実家の前をよく通って挨拶して行く幼稚園の子が目の前で車にはねられ死亡した事故に遭遇したそうです。
ホントに子供の事故は絶対に遭わせたくないですね。

犬も生き物ですからいつかは生命が尽きる日がきます。
ボランティアドッグの会ですから、会員さんの犬が死亡することは年に1件はあります。本人と犬を知っていますから死亡の知らせを聞くと本当にショックです。
慰めの言葉も見つかりません。こればっかりは何度遭遇しても慣れることはないでしょう。
今日もある会員さんの活動犬の訃報がありました。つい最近まで元気な姿を見ていましたので、本当に残念です。
悲しみは避けることはできません。対峙するしかなく、辛く大変なのですが、その先にいつか別の世界が開けることを皆さんは知っています。だから動物を飼い続けるのだと僕は思っています。

あくび

2007年10月22日 | 動物一般
日本シリーズの前に、松坂のチームもワールドシリーズ出場を決めましたね。
しかし、松井も出るしどっちを応援したらいいものか迷うところです。

皆さん突然ですが、なぜあくびをするのかその理由が分かりますか?
僕は当初眠くなるとでるので、あくびして空気を多く吸うための方策だと考えていましたが、そうでもないようです。
犬もよくあくびしますよね。
それもストレスを感じているようなときにあくびをするのです。
いろいろ本を読んでいたら、この犬のあくびの場合一種の「カーミング シグナル」ではないかという記載もありました。

慣れない場所や知らない相手がいたら、あくびしたり鼻をなめったりする動作で、自分自身を落ち着かせているのではないかとのこと。
確かに、そういう傾向はありますね。

でも眠いときにあくびしているようにも見えますし、どうなんだろう???

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小樽の活動10月

2007年10月21日 | アニマルセラピー
昨日は小樽のグループホーム活動のため車で行きましたが、雨が降ったり止んだりしていました。晴れた空の向こうに大きな虹がかかりました。久しぶりにこんな大きな虹を見たので信号待ちの隙に、携帯でパシャリ!気が付いたら考えることは皆同じで隣でも同じことしてました。
週末は天気が悪いようですが、虹を見れたことで気が晴れたようです。

今回も活動の概要を報告書風にご紹介します。
本日は隣の同じ法人の別のグループホームと参加者を分けましたが、犬は4頭と少なかったです。

・とにかくここは活動しやすい。自由に活動できてたのしい。

・活動はよかったが、どうも犬が活動を喜んでいない。

・施設の作業上、10時頃来ても職員さんの対応が難しいようだ。しかし、グループ ホームとセットで行っているのでご理解をいただいた。そのため、活動の後半に沢山来られて帰り際が申し訳なかった。なるべく、事前に活動場所にお出でいただくようお願いしたい


以上ですが、いつも同じことをしているのですが、新たな発見が絶えずあり、やりがいや学ぶことも多くいつも新たな気持ちにさせられます。

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旅館

2007年10月19日 | Weblog
仕事でむかわ町に行ってました。
シシャモの季節ですが、別にシシャモを食べに行ったわけではありません。
偶々、ホテルが満室だったので、「旅館」に泊まりましたが。ここが凄かった。
なにが凄いかというと「古さ」です。生半可の古さではありません。

旅館は「新しい」部分と「古い」部分があるのですが、新しい部分で昭和30年、古いほうは明治時代です。まるで、博物館に泊まった感じでした。
僕が泊まったのは「新しい」方ですが、写真のとおり薪ストーブです。

焚きつけと薪が置いてあって、ストーブをつけるのです。
部屋全体が古く、調布度品も古いのですが、どこも壊れていない。現役です。
しかし、トイレと風呂は現代風でちゃんとウォシュレットも付いてました。
「宿帳」もあって昔の様式でした。

イやー最高でしたね。これが良くてわざわざ全国から泊まりに来る人がいるようです。
朝食は部屋まで持ってきてくれるのですが、これが結構豪華でした。
貝のバター焼きもついていたし、味噌汁はアサリが具でたっぷりありました。しかかも食後はちゃんとした美味しいコーヒーを煎れてくれました。

客は僕ひとり。
「座敷わらし」でもでそうな雰囲気でしたが、もちろんそんなことはありません。
お世話になりました。「布施旅館」さん。
すばらしいもてなしでした。

明日は小樽のグループホームで活動です。

厳しすぎる?適性試験

2007年10月15日 | アニマルセラピー
日ハム今日は勝ちましたね。
僕はペナントレースはあまり見ませんが、日本シリーズとかプレイオフは見ます。
試合として緊張感が高いので見ていても一層面白いですから。
それにしても試合の流れというものは微妙なものです。ちょとしたことから簡単に一方に流れたりするもんです。明日も勝ってほしいですね。5戦までもつれるのは心臓に悪い。

インターネットでアニマルセラピー活動している団体の活動内容を見させていただくと、大変参考になります。
組織の運営や活動内容と実績。犬の適性の見方など参考になります。
活動方法については、ミーティングの実施も含めて大体似通った感じです。
しかし、犬の適性検査を本格的に実施しているのは、手前味噌ですが当団体が唯一といっていいかもしれません。他の団体でも行っていますが、その内容と目的がはっきりしていて明確である事例はそうありません。これだけ、エネルギーを費やして試験しているのは珍しいでしょう。
多くは訓練を行いその過程を通過した犬とか自己診断に任せるであるとかが多いですね。
実際はそのような選抜でも事故は殆ど起きていないのでしょう。

しかし、当団体では犬の適性を活動に適することはもとより、その犬にとって活動が苦痛でないかの判断をしているところが最大の特徴です。ここに検査の最大のポイントを置いているとっても過言ではないでしょう。ですので、ときに試験が厳しすぎるとのご意見もありますが、試験の考えのベースが少し違うのだということもご理解いただければ本当にありがたいものです。
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変な行動

2007年10月14日 | 動物一般
今日は日中暖かでした。
時間があったので、高校野球の某大会(市内私立交流戦)を見に行きました。
それにしても、札幌は結構広いもんですね。
車で約25km、K区の山奥にちゃんと立派な球場がありました。本当に山の中にあるのが不思議なくらい立派です。両翼99m、奥行き122mです。
これがシーズン最後の公式戦でしょう。のんびり何も考えず高校生のプレーをみるのは楽しいものです。
今日は日ハム負けたけど切り替えて、明日勝ってもらいましょう!

犬って、特にウンチしたあと「砂かけ」しますよね。あれって一体なんですかね?
しかも、大体後ろ肢でしますが、偶に前肢でやる子もいますね。
意味はないのかもしれませんが、やはり「マーキング」なんでしょうね。
結構な勢いで蹴り上げるので、ウンチを取ろうとかがんだ顔に思い切り土ががかかることもあります。

あと、人間もそうですが犬も結構「あくび」しますよね。あれってなんですかね?
あくびは眠くなったらすすもんだと思ってましたが、そうでもないような気もします。でも一種の覚醒のための手段であるような気もします。

朝起きて、犬が伸びをするときも、「ウーン」とか言いませんか?
家の犬は朝起きて、伸びして、あくびして、ウーンと声をださないと動きません。

それと家の犬は若い女性にはぐいぐいと行こうとするのに、おばちゃんだと無視します。何で分かるのですかね?いつも不思議です。いや、決してハンドラーの趣味ではなくて・・・

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