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癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

反省と改善

2011年03月31日 | Weblog
なんてことないのですが、年度末は気ぜわしいですね。
明日は4月1日ですから新年度。
心機一転行きたいですが、なかなかそういう気になれません。

明日から、新社会人としてスタートする方も多いでしょう。
今は震災でどこもかしこも影響を受けて大変ですが、解決しない問題はありませんから、オールジャパンで行きましょう。

それにしても、震災の影響は大きいですね、確かに。
卑近な影響は経済でしょうが、来年の雇用情勢もにわかに厳しさもでてきました。
何とか、若い方が活躍できる世の中になってほしいものです。

先日、セラピー犬の適性検査を実施しましたが、いつのときにも「反省」と「改善」は必要なものです。
いつも、終了後手伝っていただいた方々に気づいた点を聞くのですが、いろいろとあるものです。
貴重な意見として、必ず検討することにしています。
こういうところは、自分で言うのもなんですが、律儀なんですよ。

白夜

2011年03月30日 | Weblog
私は読書に関しては「遅読」でして、やっと1ヶ月くらいかけて、渡辺淳一氏の5部作「白夜」を読み終えた。はるか昔、20年以上前に一度読んでいるのですが、改めて今の年齢で読ませていただき、違う印象を持ちました。

20年以上前に読んだときは、まあとにかく面白い小説、物語だという感覚で読みましたが、今回は何か自分自身を本人に成りすますがごとく読むことができました。

渡辺氏の文章は平易で読みやすい。
20歳の北大の理類の学生で、農学部に行こうとする寸前に文学への思いを捨てることができず、京都大文学部を受験するも失敗し、北大医学部への編入もだめで、当時設立間もない札幌医大に「意外?」にも合格したことから物語は始まる。しかし、医学部に行くのは特に自分の意思でもなく、親の勧めで受験している。合格しても最後まで迷ったようです。

大学の臨床研修からインターンそして国家試験合格をへて、医局で苦労や事件、アルバイトをしながら、あれよあれよと言う間に助手から講師なり、医師としては順風満帆できたことが書かれています。自伝的小説ですから。

この間、医師として活躍しながら、小説を書き、直木賞と芥川賞の候補になりながら、どれも落選したことから、一度は小説への道をあきらめ、医師の道をまっとうするつもりが、小説家として生きる道を選ぶまでの葛藤がリアルに書かれていて面白かったですね。その、葛藤は誰しもが思うようないわば市民的葛藤、つまり安定した医師としての生活をすて、大学の講師という基盤を捨てて、35歳でほとんど何の地盤もないまま、小説家として東京の安アパートで単身で歩み始めた背景は、やはり20歳からの歩を書かずして理解はされなかったのだと思います。

小説一本で行くまでにいろいろな迷いがありましたが、最終的に決定的な転機となったのは、例の日本発の「心臓移植」だったのです。当時の和田教授の時代に講師だった渡辺氏は現役医師で、ときどき中央の文芸誌に医療系の小説が掲載されていたことから、新聞社や週刊誌から意見を求められ、移植に批判的な立場を取ったことから、大学になんなくいづらくなったことを端緒となったようです。
しかし、これも決定的なことでなく、最終的には友人、知人、編集の方の意見を聞く中で、勢いで妻とお母さんを残して東京にでていくと、本人が決めたようです。
その後も逡巡がありましたが、時勢はもう止めることもできず、腹をくくったというところでしょう。

医師で作家というのは珍しいことではありませんが、大抵は精神科の医師であり、外科系からの転進は当時としては極めて異色でした。

氏は現在77歳でまだまだ創作意欲に燃えているようです。
時々問題発言をされたり、世間を騒がせるような作品や文章を発表されますが、ご自身は極めて「まっとうで常識人」であることが作品を通して分かります。

これからも、僕にとって読みたい一番の作家です。

チラージンが品薄

2011年03月29日 | Weblog
今日は暖かい日でした。
日中10度くらいあり、北海道的には暖かいのです。

何かの記事で甲状腺機能低下症の治療に用いる「チラージン」が福島にある製造メーカーが被災して品不足と聞いていました。
私はこの甲状腺機能低下症でして、内心あせりながら病院にいき、薬局に行くと、本日処方されたチラージンはもうほとんどないとこのと。ギリギリで間に合い、1ヶ月分を入手できましたが、どうなるのか。薬剤師さんによると来月の中旬には入荷するのでは?とのこと。

この薬はほとんどが福島の工場でしか製造されていないので、影響は深刻ですね。
この、甲状腺機能低下症は

「自己免疫反応のためにおこる慢性の甲状腺炎を「橋本氏病」と呼んでいます。このホルモンが低下すると元気がなくなり、動脈硬化などの老化が早まります。 甲状腺ホルモンは全く無くなると、1ヶ月ぐらいしか生きられないと言われています。甲状腺機能低下症では甲状腺は萎縮して小さくなることが多いため、甲状腺の腫れはあまりみられません。

 甲状腺の働きが高度に低下すると、むくみや活動性の低下がはっきりとでます。しかし、軽症ではなかなか気づかれにくく、中等症でも見落とされたり、別の病気と誤診されることが大変多い病気です。日頃から「甲状腺機能低下症の可能性はないか」と疑うことが大事です。疑いさえもてば、あとは簡単な血液検査で確認できます。」
以上抜粋・・・・・

ですから、薬剤がきれると体がだるくなります。
僕はまだ軽い症状なので余り心配していませんが、さすがに全くなくなると怖い!

入荷状態を確かめながら、調整して服用しなるべく「もたせる」しかないでしょうね。
まあ、来月は大丈夫かと思いますが。




今日も送別会でした

2011年03月28日 | Weblog
今日も送別会でした。
退職される方はやはり充実感にあふれています。
私もいつかそうなれるかと、密かに想像はするのですが。

高校野球マニアとしては北海高校の選抜ベスト8はうれしいですね。
準優勝したとき以来とか。
うっすらと、近所のお兄ちゃんが北海高校で野球部で準優勝のときのキャッチャーだったことをうっすらと記憶しています。

年がばれるな!

理事会

2011年03月27日 | アニマルセラピー
今日は、NPO北海道ボランティアドッグの会の「理事会」でした。
議題はいろいろでしたが、やはり今回の震災に対する、支援関係が大きかったですかね。

レスキュー部門もあり、出動に向けて待機したそうですが、最終的に最初の要請があったものの待機で終わったようです。
ただ、もし出動したとしても大変な困難であったことが予想されました。
基本的にすべて自賄いで食料、宿泊、ガソリンの調達をせねばならず、あの規模の震災の中では、かなり厳しかったでしょう。

後は、義援金ですね。
会としてどこに義援金を送るのか?独自の募金活動を行うのかなどが話し合いされました。

有珠山のときも、いろいろお手伝いしたようですが、今回は規模が違い過ぎますし、やはり遠く、移動に困難が伴いそうです。
それでも、独自に行かれる方もいるかもしれません。

とにかく、今年はどこで何をやるにしても震災が関係もしくは影響しそうです。
それこそ、未曾有ですね。

春の適性検査終了

2011年03月26日 | アニマルセラピー
今日は、セラピー犬の適性検査でした。
天候が心配されましたが、気温は低いものの風がなく、日差しもあり案外暖かい日でよかったです。
遠くは網走から飛行機で受験にこられた方もいました。

今回は、36頭の受験で、29頭の「適性あり」との判定でしたから、78%が適性ありとの結果でした。

大きな混乱もなく、無事終了してほっとしました。
僕的には、この検査が完了すると「春」が来るのですが、ウーンまだ寒い!

お手伝いいただいた会員の皆様、ありがとうございました。
そして、まだ犬体検査がありますが、新しく仲間に加わったかたよろしくお願いします!

明日は適性検査

2011年03月25日 | Weblog
今日は職場の退職者の送別会でした。
60歳で職場を去る方と、雇用を延長する方といますが、やはり慣れ親しんだ方がいなくなるのは寂しいものです。
それに反して、去る方は新しい第二の人生、生活に夢と希望を持っている様子は、僕たちに元気を与えてくれます。
何か、わくわくするような変化は僕たちにも刺激を与えてくれます。

別れは寂しいのですが、新しい生活に向かう姿は僕たちにとってもうれしくまた、楽しい気持ちにしてくれるのは何か「不思議」な感じです。

「がんばってください!」


明日は、セラピー犬の春の適性検査です。
寒そうですが、がんばります。

明日は朝早いので早く寝ます・・・・

耐えどころ

2011年03月24日 | Weblog
写真は3月21日のものですが、今も風景は大して変わりません。
とーーーーいなぁ、春。

あさっては春のセラピー犬の適性検査ですが、寒そう!
受験頭数も昨年とほぼ同様です。
ただし、新規受験が多いようなので、そこはいいですね。
世の中、自粛ムード、沈滞ムードの中では健闘したと思います。

東京近郊で事業を運営している方々は大変のようです。
特にサービス業は大変のようです。
停電や放射線への心配から外出を控えるからです。

家の子も春休みを利用しての東京行きを取りやめました。
行っても停電や予定してた飛行機の運行がなくなったからだそうです。

しかし、ここが耐えどころです。
政府や金融界はここでリーダーシップを持って中小の事業者も救っていただきたい。

落胆せず、なんとか堪え、前向きに行きたいものです。

準備整い・・・セラピー適性検査

2011年03月23日 | アニマルセラピー
まだ、雪がこんなにあります。
寒いし、今年は春が遅いですね。
畑の雪が融けないと農作物も心配になります。
放射線の影響で、北海道の食料基地としての役割を見直さなくてはなりません。

いよいよ、今週の土曜日26日はセラピー犬の適性検査です。
受験数は例年並ですかね。
ほぼ準備も整い、本番を待つばかりです。
前日は事務所の送別会がありますが、なるべく飲まないようにせねば。
何せ、朝が早いんで!

今日から選抜高校野球ですね。
やっぱり開催してよかったのではないでしょうか?
電気事情もあり、震災を配慮した大会ですが、大変いい雰囲気で、選手も震災のことを旨に一生懸命プレーしてくれているように思えました。

北海高校勝利!

鉄不足!

2011年03月22日 | Weblog
震災を契機に、献血が普段の1.5倍になったとか?
何かをしたいという気持ちの表れでしょうね。

しかし、成分献血の有効期限は3日間しかないので、無駄になってしまうこともあるのです。全血は21日あるのでまだいいでしょうが。

今回、勤め先に献血車がきたので400mL全血しようとしたら、血色素が12.5g/dlに届かない、11.9gでした。これで3回目の献血できずです。
特に体は悪くないんですが、
貧血原因の内

 ・胃かいよう、十二指腸かいようなどの出血による原因
 ・ガンなどの病気による原因
 ・激しい運動による、赤血球の分解による原因
   (俗にスポーツ貧血と呼ばれています)
 ・ダイエットや偏食による鉄分不足で赤血球が不足による原因

この中の、やはり運動や減量による鉄分の不足だと思います。

お役に立てませんで・・・・・
とりあえず、今日からまた鉄剤を飲みます!