癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

子宮蓄膿症

2015年01月20日 | 動物医療
今日は「雪かき」の日でした。
こんな大雪だと患者さんも少ない(涙)。
雪は降る~患者はこない(アダモ風)♪  古!

うちの子たちすくすくと育っています。
じゃれあう姿を見てるとなにもかもなく楽しいですね。
メスの犬を飼うのは初めてでしたが、かわいいですわ。


先日、犬の子宮蓄膿症の手術をしました。
開放性だったせいかそれほど子宮は大きくなっていませんでしたが、それでも大きいですね。
子宮のなかは当然膿汁。腹腔には絶対膿汁をこぼせません。
まだ症状がほとんどなかったのですが、不正出血ということで受診されました。子宮蓄膿症でした。

判明して速やかに手術しましたが、術後でも症状がでて、連日点滴しています。
幸い元気はでて食欲もでてきましたが、まだ白血球が高く治療を継続中です。
改善の方向に向かってますがまだ気を抜けません。

子宮蓄膿症が漢方等で治ったということも聞きますが、まだそこまで実力がありません。
今のところ手術が一番のようです。
術後のケアで鍼灸を活用したいと思います。

鍼灸 オゾン 光温熱治療

2015年01月15日 | 動物医療
新年も明けて大分経過しましたが、「明けましておめでとうございます」
年末にやってきた、我が家の新わんこ共はすくすくと成長していまして、このようにじゃれあいながら遊びます。
最近は走るのも早くなり見ていて楽しいです。兄弟で飼ってよかったです。
お世話で大変な部分もありますが、この楽しさはそれを超えるものでしょう。
初回のワクチンも投与済です。

オゾン治療が2年間を待たずして延べ2000回を超えました。
これほど利用されるとは思いませんでしたが、今では当院の治療の根幹の一部です。
特に鍼灸との相性はとてもよく、運動器疾患、腫瘍性疾患、免疫性疾患、皮膚疾患などに大活躍です。
アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎にも著効があります。

当院では「光温熱治療」も行っていますが、オゾンに負けず劣らず活躍しています。
特に腫瘍性疾患では、余り手術を望まない患者さんが頼ってこられ、良好な成績をあげています。

鍼灸、オゾン、光温熱治療は3本柱として今後も活用するつもりです。