癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

家畜人工授精師協会

2012年11月30日 | Weblog
毎朝いまだに走っています。
朝、5時半前には走り始めます。
真っ暗なので、さすがに街灯の多い大きな通りを走ります。
同じような人がいて、いつもすれ違います。
お互い「ものずきだなぁ」と思いながら走っているのでしょう。

セラピー犬の適性検査が終わり、ほっとしていたら、「犬体検査」の結果がまだ出ていないのでした。
今回は件数が多く大学からは時間がかかる旨予告があったのですが、やはりいつもより5割増ですから仕方ないでしょう。
しかし、頻繁に確認して結果が遅れる旨、会員さんに通知すべきであったかと反省しております。
あれやこれややっていると、ボロがでます。

今日は家畜人工授精師協会の会議&忘年会です。
この会も結構長い期間役員を務めさせて頂いています。
いろいろな機関の方とつながりを持つということは大切なことだと感じています。
大変有意義な会であると思います。
しかし、そろそろお役目を免じてもらおうかと考えています。

ダイオード鍼

2012年11月29日 | 東洋医学
イヤー、今朝は路面、歩道がつるつるで走れませんでした、というよりうまく歩けませんでした。
犬もコロリンと転びました。

さて、
昨日、腰が痛くてふと、教材で購入した「ダイオード鍼」を使ってみた。
ツボに目処をつけて鍼を異動すると、なにか手に「ぴりぴり」した感じがあり、ここかと説明書のとおり使ったら、一瞬で痛みが取れたのです。
その後時間の経過と共にやや痛みが戻りましたが、再度鍼することで翌日にはかなり痛みが軽減されました。
半信半疑です。
何ら、予備知識なく使用し、手にぴりぴりした感じがあり、半信半疑で治療したのに効きました。
「なんだろう?」

ダイオード鍼の理屈は・・・・・
生体に電気反応点があり、人体において、痛みや痒みが生ずる部位には静電気イオンのアンバランス(特にプラスイオン過剰)または電磁波の滞留があると言われていて、DAスティックのプラス端子を皮膚に接触させると、過剰な静電気プラスイオン・電磁波は体外に出て行こうとする。その際、皮膚表面に「チクッ」または「ピリッ」とする刺激を感じることがあり、
この性質を利用し、様々なアンバランスを調整することによって症状を緩和することが出来る
とされています。

インターネットで調べるといくつか市販のものがあり、結構高価です。
私が持っているのはかなり特殊なもので、インターネットでも出てきません。
「こりゃ、企業秘密」にしちゃいます。
正直怪しい器具だと思っていたのですが。

[陽陵泉] 鍼灸は漢文の世界

2012年11月28日 | 動物医療
いや、ホント昨日は寒かったですね。
今朝も道路がツルツルで滑りやすく、我が家の老犬も結構転んでいました。
道路を散歩するより、庭のふかふかの雪の上で遊ぶ方が楽しいようです。
散歩ができなくなったと、落胆するより楽しく遊べる場所を考える方がいいですね。

年をとると筋肉が萎縮して、足腰が弱くなるものです。
これはある程度仕方ありません。
しかし、中医ではリカバーする手段がまだあります。

「陽陵泉」
これは、八会穴といい、筋会と呼ばれるツボです。
「陽陵泉:肝は筋を生じ胆に合するが故に筋会と為す。」と古典にあります。
要するに、「肝は肌肉(筋肉)を養っているが、胆にも通じているので、胆系のツボである陽陵泉は有効である。」と言っているのです。

東洋医学はある意味「漢文」の世界なのです。
このツボ、効きますよ。

町内会役員終了宣言

2012年11月27日 | Weblog
今日は悪天候でした。
JR等も影響を受けたでしょうか?

昨晩は「町内会」の役員会でした。
私は総務部長を仰せつかり、早14年目。
今の住宅に引っ越して間もなく何故か総務副部長にいきなり任命され、翌年には総務部長になりました。
まあ、前任の方も長いこと総務部長を務めていたので、「嫌といえなさそうな」な私を見て、「引継ごう」と思いついたのかな?と。

でも、いろいろいい経験になりました。
新年会から始まり、総会、親睦会行事、さくらんぼ狩り等の行事を行い、この間にも役員会の開催。
日常業務では、回覧板の配布や札幌市や北海道の広報誌も配布していました。
数が多いので、早朝おきて新聞配達のお兄さんと同じように配布していました。
この他、消防訓練や町内清掃と花壇整備などもありましたね。

特徴的だったのは、「野良猫対策」部門を立ち上げたことです。
町内で野良猫被害についてアンケート調査を実施したところ、沢山の苦情が噴出!
猫の捕獲箱を自費で購入して捕獲して譲渡や避妊、去勢後リリースを行うことで劇的に被害が減りました(ウンチ、庭荒らし、車の足跡や子猫の生みつけ等)。
町内会で取組むのは珍しいと思います。

そんな町内会でしたが、都合により12月末で「総務部長」を辞任させてもらうことにしました。
昨日の役員会で辞任が承認されました。
後、1ヶ月と少しですが、最後の仕事は「新年会」の案内を出して終わりでしょう。
また、いつか復帰できればそのときにまたお役に立てればと思っています。

ちなみに、写真は立川市のモノレールです。

気合

2012年11月26日 | 動物医療
今回の東京でも勉強も6回目となり、電車とか地理に慣れ始めてきました。
東京の交通網は非常に沢山あり、迷ってしまい、いかに安く早く目的地に行くかはスマホの力が助かります。
飛行機もLCCを利用しているとほとんどバス感覚です。

授業では、
意味も分からず憶えてきた、経絡経穴も繋がりが出始めてきました。
ただ沢山のツボを使うのでなく、動物に無駄な刺激を与えず安楽に治療を受けさせて効果を上げるにはどうすべきか学生各が考え始めています。
四総穴など、頭部とか腹部とか体のパーツ全体で癒すツボもあること知りました。
これらは本を読むだけではわかりません。
またそういう専門書もありません。ましては動物。

西洋医学と東洋医学は使い分けが十分に可能です。
体に優しく癒して治療するには、東洋医学は極めて有効であると感じています。

ただ、理論的理屈や体の持つ自己治癒力や性格、家庭環境を考え、季節や生まれた月さえも頭に入れて、五行論、臓腑論、診断学、経絡経穴を頭に入れて、西洋医学的治療をどう組み入れるかを考えながら治療するにで、「論理的バックグラウンド」を構築する必要があり、一朝一夕に会得できないとも感じています。

それと、自分の体調も維持しないと、ツボを刺激しても十分な気を送ったり、邪を取り除くことはできません。
自分を律しないと動物の治療もできないのです。

鍼灸を生業とする人には、「合気道」がいいらしいですよ。
知人にもいます。
興味あるなぁ・・・
やっぱり、気合です。

ちなみに、写真は「透熱灸」の練習台です。
紙が焦げないようように・・・・・

東京から帰りました

2012年11月26日 | Weblog
東京でのお勉強(東洋医学)から、帰ってきました。

今朝は東京も、1、2度くらいで結構寒かったです。
立川市を中心に定宿にしているのですが、立川市は都会ですが、ちよっと歩くと大きな公園があったり、モノレールが頭上を通ったり、散歩して飽きないところです。

この国立公園も開門が8時半なので入園できませんでしたが、相当広いようです。
モノレールは多摩の方に行くやつらしいです。


東京には住めないと思ってましたが、こんなとこだといいですね、まあ住めないけど。。。

生殖と腎

2012年11月24日 | Weblog
明日は、授業なので東京に来ています。
先ほど、地震がありました。
震度4だそうです。
北海道では滅多にないので、やや驚きました。

明日は授業ですが、これで5回目です。
前回の授業では、不妊症のことが話にでてまして、
東洋医学的には、腎の問題です。
脾は食べ過ぎで傷つきます。
脾が傷つけるられと腎が強く克され、抑制されて
生殖が弱まるのです。
逆に貧しい土地では、子沢山になると言う感じです。
まあ、納得ですかね。

雪の一日

2012年11月23日 | Weblog
一日ほぼ雪でした、札幌。
友人を訪ねて、I市のA地区に行ってきましたが、天気が荒れる前に行き着いてよかったです。
冬は出かけるのに構えるところが嫌ですね。

11月も残すところ、1週間です。
年賀状買うのを忘れていました。
まあ、いつでもあるのですが。

明日明後日と東京で、月曜は町内会役員会。
そろそろ新年会の話しもでるでしょう。

今日はこれから、集まりがありこれから出かけます。
夕方急激に冷えてきて、急ブレーキだとスリップする季節となりました。

運転に気をつけましょうね。
今日は時間がなく、取り留めなくブログ終了・・・・

東洋医学の認知

2012年11月22日 | 動物医療
日本獣医中医薬学院は2年制で授業は偶数日曜日に行われます。
 基本的に
1~6講までは基礎理論
7~11講までは診断学
12~14講までは鍼灸学基礎
15~20講までは経絡経穴論
21講は、進級試験と言う具合です。

これが、1年次で2年次は更に高度なカリキュラムになります。
使う教科書のメインのものは、全て学院で新たに起草したものであり、どこにも販売されていません。
学院長の同級生Yが書いたものです。
今は、経絡経穴の名称を覚えるので必死ですが、最終的に300位は暗記せねばなりません。
一番教科書作成で苦労したと思われるのは、経絡経穴の解剖学的位置を示さねばならないことです。
「大体この辺」では学問的にだめでしょう。
解剖学の知識がなければならないのです。骨とか筋肉とかのですね。
骨もでっぱりがあったり、窪みがあったり名称がそれぞれ付されています。
位置関係も示さなくてはいけないので、「どこそこ筋とどこそこ関節の間に取る」というような表現は考えねばなりません。
すごいと思いました。この教科書!

今週末はまた、東京に行って勉強です。
楽しみです。

同じ、獣医師同士でも「東洋医学を学んでいる」というと、10名中8名は「なんかあやしくないかい?」と感想を漏らします。
まだ、その程度の認知度なのです。
でも、実際の患者側はかなり興味を示す方が多いのです。
この辺のギャップがこの分野の難しいところでしょうか?

早く、広く東洋医学を認知してもらいたいですね。


目を暖める効果

2012年11月21日 | Weblog
道央方面は雪で大変みたいですが、札幌はさっぱり問題なし。
ほぼ一日晴れです。
旭川とか岩見沢はこのまま根雪になりそうですね。

さて、 
私は毎日寝る前に「目を暖めながら」寝ています。
眼球を動かす神経には、外転神経、滑車神経、動眼神経の3つがあり、外転神経は眼球の外側の筋肉をコントロールし、滑車神経は上側の筋肉をコントロールして、眼球を動かします。そして、動眼神経は、そのほかの4つの筋肉をコントロールして、眼球を動かしています。
重要なのが、この動眼神経は副交感性の神経である、ということです。「目」を温めると、副交感神経にスイッチが入り、リラックスモードになるので、安眠効果もありです。
そして、副交感神経ですから、血管が開き、身体の末梢まで十分に血液がいきわたる効果もあるわけです。
さらには、目を暖めることは「老眼」に効果もありそうです。
・温めることで、副交感神経が刺激され、ピント合わせに働く毛様体筋が働きやすくなったこと
・毛様体筋の血液循環がよくなったこと
・さらに水蒸気を含んだ温熱治療によりより深部まで温熱が伝わった
等々の効果が考えられます。
目を暖めるグッズもありますので、ぜひ皆さんにお勧めします。