世界がみえる地図の絵本あすなろ書房このアイテムの詳細を見る |
「世界がみえる地図の絵本」は見ているだけ楽しい、新しいタイプの地図帳。
大陸別、国別に描かれた20点以上の立体感あふれるイラストマップで、私たちの住む地球の姿が、手に取るようにわかる。
家族で楽しめる世界のベストセラーの地図帳。
わが日本の記述は以下のとおり。
「アジアの東の海上にある島国、日本は、北海道、本州、四国、九州という4つの大きな島と多数の小さな島々から成っています。この地域は、ユーラシア大陸のプレート(地球の上層部にある厚さ100kmほどの岩石層で、独自の動きをする部分に分かれている)に、太平洋プレート、ヒィリッピン海プレート、北米プレートがぶつかるところにあたり、地震や火山が非常に多い国です。日本のほぼ4分の3は森林におおわれた山地です。しかし気候は農業に向いており、利用できる多くの土地は耕されています。主な作物はイネです。日本は他の国に比べ非常によく魚をとって食べる国です。それは海に囲まれているうえ耕地が少ないことも、理由の一つになっています。1億2668万7000人の国民のほとんどは海沿いの平地や盆地に住んでおり、とくに名古屋、東京、大阪など本州の南にある大きな都市に集中しています。
19世紀の半ば頃まで、日本は島国として独自の文化をつくってきました。その後明治維新によって国際化と近代化を進めましたが、第二次世界大戦で敗れて大きな打撃を受けました。しかし最近の40年ほどで、世界でもっとも工業化の進んだ国の一つになっています。工業化に必要な石油や原材料にとぼしく、ほとんど輸入をしなければならないのですから、これは驚くべきことです。日本で作られる自動車、電気製品、船舶、カメラ、その他たくさんの製品が世界中に輸出されています。しかし、輸入がほとんど自由であるため外国から安い食品が入ってくるようになり、農・水産業はおとろえつつあります。」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます