日本男道記

ある日本男子の生き様

色不異空、空不異色とは

2008年04月20日 | 般若心経解読
色不異空、空不異色(しきふいくう、くうふいしき)とは
「形あるものは空であり、空なるものが形あるものを構成している」という意味。
つまり、形あるものは、絶えず変化し、やがて消滅して空に帰するということを表しています。
ここでの「色」は、認識の対象となる物質的存在の総称と言えます。


『仏説摩訶般若波羅蜜多心経』
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識亦復如是。舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。無苦・集・滅・道。無智亦無得。以無所得故、菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、心無罣礙、無罣礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。故知、般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚。故説、般若波羅蜜多呪。
即説呪曰、羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶。般若心経

(出典: 一部 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) 



般若心経 (Han-nya singyou)


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2 コメント

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仏教的思想の根源 (地理佐渡..)
2008-04-23 06:28:32
おはようございます。

まさに無常の極意ですね。
この手の言葉に少し救い
を感じられる思いがします。

その面持ちへと至れれば、
まさに何の執着、わだかま
りも無く日々過ごせましょう。


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Re:仏教的思想の根源 (日本男道記)
2008-04-27 11:46:36
こんにちは!

コメントありがとうございます。

そうですね、いきなり山場という感じです。

>その面持ちへと至れれば、
まさに何の執着、わだかま
りも無く日々過ごせましょう。

素晴らしいですね。
後半部分に出てくる
心無罣礙、無罣礙故(しんむけいげ、むけいげこ)
が、まさにそのことです。
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