日本男道記

ある日本男子の生き様

給食が教えてくれたこと: 「最高の献立」を作る、ぼくは学校栄養士

2024年03月09日 | 読書日記
 
【内容】
2013年の「全国学校給食甲子園」で男性として初めて優勝し、全国での講演や海外での食育授業など、活躍の場を広げ続ける栄養士・松丸奨氏が、自身の仕事やこれまでの歩みをつづったノンフィクション。
かつて「給食が大きらいだった」という著者が、子どもたちを「最高においしい!」とうならせる給食作りを目指して、さまざまな壁に直面しながらも日々奮闘する姿を描きます。
栄養士、調理員、生産者など、給食作りに携わる人々の仕事にかける思いや、給食と地域社会のつながりを知ることができるとともに、ジェンダーギャップ、貧困、食品ロスなど、この世界を取り巻くさまざまな社会問題についても考えることができる1冊です。

【著者】
松丸 奨
1983年千葉県生まれ。文京区立柳町小学校学校栄養士。2013年、実際に提供されている給食の美味しさなどを競う「全国学校給食甲子園」(第8回・応募総数2266校)で、男性栄養士として初めて優勝。フジテレビ系ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(2016年)で給食の監修・調理指導を担当。2017年より台湾、フィリピンなど海外でも食育指導を行う。メディア出演多数。著書に、『ママと子の「ごはんの悩み」がなくなる本』(サンマーク出版)、『日本一の給食メシ 栄養満点3ステップ簡単レシピ100』(光文社)など。
 
【読んだ理由】
著者出演のラジオ放送(安住紳一郎の日曜天国) を聞いて。

【最も印象に残った一行】
給食は、その国の大人たちが子どもたちをどのくらい大切にしているのか、ということの写し鏡であるといえるのです。

【コメント】
著者の給食にかける情熱に心打たれます。

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