日本男道記

ある日本男子の生き様

給食の謎 日本人の食生活の礎を探る

2024年03月02日 | 読書日記
 
【内容】
昭和の給食を食べていた世代にとって、令和の給食は驚きの連続だ。なぜ昔は毎日パンだったのに今は週1回程度なのか? 冷たい麺類禁止の地域があるのはどうして? 給食室がある学校は減っている? ソフト麺はどこに消えた? 現役の学校栄養士で給食マニアとしても知られる著者があらゆる謎を徹底解説。ギモンの背景を探るうち、給食が日本人の食生活まで変えたという歴史が如実に浮かび上がってきた。献立作成の裏側から厳格すぎる衛生管理まで給食トリビアが満載、空腹時は閲覧注意!
【著者】
松丸 奨
管理栄養士。栄養教諭。一九八三年千葉県生まれ。東京都文京区の小学校で学校栄養士として勤務。二〇一三年、実際に提供されている給食の献立を競う「全国学校給食甲子園」(第八回)で、男性栄養士として初の優勝を果たす。フジテレビ系ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(二〇一六年)で給食の監修・調理指導を担当。台湾、フィリピンなど海外でも食育指導を行なう。メディア出演多数。『給食が教えてくれたこと 「最高の献立」を作る、ぼくは学校栄養士』(くもん出版)など著書多数。
 
【読んだ理由】
著者出演のラジオ放送(安住紳一郎の日曜天国) を聞いて。

【最も印象に残った一行】
給食は、その国の大人たちが子どもたちをどのくらい大切にしているのか、ということの写し鏡であるといえるのです。

【コメント】
私は昭和25年生まれだが、小学校時代は給食、中学時代は弁当、ただし牛乳が1本毎日出されていた。
脱脂粉乳とコッペパンの給食であったが、最大のごちそうであり、毎日給食は楽しみであった。当然自校方式であり、正午近くになると給食室から漏れてくるいい匂いを今でも思い出す。
著者の給食にかける情熱には、感動をさせられた。
誰もが経験している給食のお話、一読をぜひお勧めする。

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