山本周五郎名品館Ⅲ 寒橋(さむさばし)

山本周五郎名品館III 寒橋(さむさばし) (文春文庫) 耕太郎, 沢木 文藝春秋

 

【内容（「BOOK」データベースより）】

男も女も老いも若きも、様々な「情」を胸に抱き、それに振り回され生きていく―武士の、同輩への友情と許婚への断ち切れぬ愛情との葛藤を描く「落ち梅記」。亭主への、また父の娘に対する「情」の交錯がドラマに複雑さを与える表題作。同場所のシンデレラ物語が迎える残酷な結末「なんの花か薫る」。「情」の万華鏡とも言うべき一冊。

【読んだ理由】

沢木耕太郎が選んだ山本周五郎作品。

【最も印象に残った一行】
貧乏人だって親の気持ちに変わりはありやしない。もしできるなら、どんなことだってしてやりたい。できるなら、・・・・身の皮剝いでも子になにかしてやりたいのが親の情だよ、それができない親の辛い気持ちを。おまえさんいちどでも察してあげたことがあるのかい。

【コメント】
山本周五郎全作品を読破したいが、私の年令ではもう無理かもしれないが、挑戦してみよう。

Daily Vocabulary(2022/01/22）

28101.While you're at it(ついでに〜する）
Can you install that software in my laptop while you're at it? . 
28102.While you're there/here(どこかにいるついで）
While you're there, can you buy some milk? We ran out. 
28103.on the way(〜へ行くついでに〜する）
On the way to the bank, I'll swing by the convenience store and buy some snacks. 

28104.be in hot water(トラブルを起こして、まずいことになったり困難な状況に陥っている）if someone is in hot water, they are in trouble because they have done something wrong 

Josh is in hot water about forgetting his anniversary. 
28105.be in trouble(苦難に陥っている） if someone or something is in trouble, they are in a situation with a lot of problems
He is in trouble for lying.