3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

吐き気がするほどロマンチックだぜ

2008-10-20 19:40:08 | 徒然
今日の日記を遠藤ミチロウに捧げます。

通勤急行池袋行きは地獄だ。
満員電車という言葉を遥かに凌いでいる。

直立する事が出来ない。
必然的にJOJO立ちになる。
体が捻じれるんだよ、ホントに。

背が低い人は埋もれる。

俺は比較的、駅が飯能(池袋の逆の終点)に近いので、
いつもベストポジションを確保せんとするのだが、
とんでもない駅があるんだよ。
石神井公園。

池袋の前に最後に止まる駅。

もうこれでもかって位乗り込んでくるんだよね。
最後の最後で。


はあ…




誰かさんの日記に「武藤敬司」という、
もしかすると10年ぶりくらいに目にしたかってくらいの単語が
記されていた。

だから、ちょっとプロレスに関して書こうかな。

僕は中学3年位から高校一年位の時に
はまってしまったんです。

おそらく、
俺の独断と偏見で言わせて貰うと、
この日記を見てるやつに、
プロレス詳しいやつはほとんどいねえだろうな。

俺はプロレスが一番楽しい時期をタイムリーに見れた。

nWoが崩壊して、
蝶野と武藤が対立関係になった時期。

ちょうど蝶野がTEAM2000を結成した時期。

小島と天山も引き抜かれたんだよ。

ってこんなこと書いても引かれるだけだろうな…
因みに高校3年くらいで全く見なくなった。

プロレス嫌いな人も多いだろうな。
その理由を俺なりに考えてみると、

①かっこ悪い

→その通りだ。
 基本太った男がパンツ一丁で汗まみれになりながら殴りあう。
 カッコよくなるわけがない。
 おっしゃるとおり。

②痛々しい

→その通りだ。
 なんでパイプ椅子で頭殴らなければならんのだ。
 火を噴いてやけどする、
 チェーンで首を絞める、
 コーナーポストからバク転しながら飛び降りる…
 おまえらいくつだ。
 
 オオニタの試合なんかロープの代わりに有刺鉄線、
 そこに高圧電流をながし、触れたら爆発して血まみれ…
 頭悪い事甚だしい。

③ガキくさい

→その通りだ。
 何でただのとび蹴りがシャイニングウィザードたる神々しい名前がつ くんだよ。
 今時幼稚園向けの特撮モノでもつけないような大げさな
 “必殺技!”
 てか必殺技って何だ。
 因みに蝶野、武藤、故、橋本真也は同期で、
 猪木の弟子(設定は“魂”を受け継いだ)。
 その名も『闘魂三十志』
 なんだよ、それは。
 口にただの食紅混ぜたインクを相手の顔に吹くと、
 “毒霧”を吹いた!ってなるわけ。
 だから、なんだよ毒霧って。
 
こうしてみると全くその通りなのである。
否定のしようがない。
余りに頭悪い。

そして、
④八百長、やらせ

最近はスモウもこの問題でゆれているが、
じゃあ、ココは徹底的に否定しようかな。

まず、プロレスが八百長だから嫌いって人は、
余りにも論点が馬鹿げている。

当たり前だ。
そんな事は小学生でもわかる。

八百長だからやだって人は、
極論すると映画を見る資格は無いと俺は言いたい。

演劇も同じ。

当然、プロレスはショーだ。
見せる、そして楽しませる事を前提に作られた
ショービズである。

考えてみて欲しいのだが、
パンツ一丁の太った男が汗まみれで殴りあう行為が
なぜ現実の、リアルなものとして認識できるのか。

プロレスはショーであって、
リアルではない。
リアルな格闘技ももちろん存在するが、プロレスはそうではない。
まず、過激な設定で人を楽しませる目的が前提のものだ。

小説を読んでて、
「こんなこと現実にはぜったい起こらない」と突っ込みながら
読むか。
余りにも野暮である。

俺はサスペンス映画が、
特にソリッドシュチュエーション系が大好きなのだが、
現実に起こり得ないことに感情移入する。

キューブや、ソウのどこにリアルが存在しているのか。

けどあの映画がヒットしたのはもちろん多くの人が、
あの過激な設定とスリルを感じる事ができたからに他ならない。


つまり、プロレスが八百長だからやだって言う事は、

演劇に向かって「やらせ」とほざく事に等しい。