3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

耳をすませば

2024-08-01 20:33:00 | 
20240726

半休という名の魔法を使い軽い旅に出た。

目的地は30分もかからずに辿り着けることを最近知った。

聖蹟桜ヶ丘。

再訪である。

この地名を見たらもうパッとあの映画が頭に浮かぶのは常識であろう。

そう、俺もあの映画にキュンとさせられ、拗らせた人間の一人なのである。
多分あの映画を観てから25年近い年月が過ぎ去っているが、俺は今でもあの映画のシーンを詳細に覚えている。
バイオリン職人になりたいと思ったほどである。 

ジブリの中で一番好きな映画は?と聞かれたら恥ずかしがりながらこう答える。

『耳をすませば』

だって好きなんだからしょうがないじゃないか。

とうい訳で仕事終わりに聖蹟桜ヶ丘駅まで向かった。

予め回るコースは調べておいた。当然、映画『耳をすませば』のロケ地巡りコースである。

駅に到着。まずは腹拵え。駅出てすぐの吉野家で牛タン牛皿御膳のライス特盛を平らげて準備は万端である。めちゃ美味かったな。

先ずは駅の近くにある『青春のポスト』を目指す。

発見!
これは有志で設置されたものらしい。実際に郵便物を送ることはできないが、自分の夢を綴った手紙を投函できるらしい。劇中に出てくる『地球屋』みたい。


その姿横には『耳をすませば』ウォーキングマップが。助かる。しかもご丁寧にウォーキングスタンプラリーの用紙は〇〇にありますとご丁寧に掲示されていた。俺がこれからやりたいことをご丁寧にも教えてくれているのだ。やっぱロケ地巡りに来る俺みたいな人多いんじゃないかな。



記念撮影。カバンと一緒に撮影。
中を覗いてみると…

こんな感じ!ムーンが倒れていた。可愛い。

バロン伯爵、こんにちは。


KEIOデパートの看板も作中に出てくるらしい。芸が細かい。
デパートのエレベーター前でスタンプラリーの用紙をゲットし、一つ目のスタンプ「聖蹟桜ヶ丘駅」を押すことができた。

そのままいろは坂を登って行く。途中のファミリーマートに第二のスタンプ「色は坂」があるので、これもすかさずゲット。

ここからは暫くはハイキングだ。いろは坂を登って行く。気温は倒れてもおかしくないほどに高い。汗が吹き出す。

途中こんなものが。かわいい。

徐々に景色が高くなって行く。この場所はこの高台になっている感じがいいよな。劇中でも坂の階段を駆け降りてるシーンはやはり頭に浮かぶ。

途中、坂が階段になってきたら、目的地はもうすぐである。

到着。ここが何処だかわかるだろうか。

金比羅宮。
普通の住宅街の中にひっそりとあった。

ここは杉村が雫に告白したシーンのあの神社である。

確かこんな画角だった気がする。
また見直さないとな…

金比羅宮を後にして、ゴールはもうすぐである。次の目的地に向けて更に歩みを進める。

金比羅宮から次の目的地までは歩いて500メートルくらい。
いよいよ最終目的地も近い。

てかこの辺りは高台になっており、景色が最高だった。何処を切り取っても絵になる。








この真夏っぽい雲がまたあの映画っぽくない?

そして…


遂に到着。桜ヶ丘ロータリー。

ここは映画で『地球屋』があったとされる場所。



確かに面影あるな。あの木々の奥に地球屋がありそうな感じ。
かつては地球屋のモデルになった店もあったらしいのだが、閉店してしまったそう。

しかし、ここには耳をすませばファンには堪らないスポットがあるのだ。



洋菓子店 ノア

因みにスタンプラリーの最終地点である桜ヶ丘ロータリーのスタンプはこの店の前に設置してある。


中に入って写真撮っていいか尋ねると快くOKを頂くことができた。


耳をすませばグッズが所狭しと。



また会いましたね、バロン伯爵。

このシャンデリアもいい感じ。

店で一番人気だという塩サブレをお土産に購入。あとあまりにも汗をかいたので、パイナップルカルピスを購入した。しかも現金がなくってカードも使えなかったので、すぐ近くにあった郵便局でお金をおろしたら全て新紙幣であった。店の人がびっくりしていた。

帰路。
耳をすませばとは関係ないのかもしれないが、多摩市はマンホールが可愛い。



ラスカル…

汗だくになり聖蹟桜ヶ丘駅に戻ってきた。

帰る前にせっかくだからと小野神社へ。駅から徒歩7分。聖蹟桜ヶ丘散歩最後に御朱印をいただいて帰ろう。

小野神社。
無事に参拝し、御朱印を頂くことができた。

帰りは京王線で分倍河原→武蔵野線で新秋津→西武線で帰路へ。
相当汗臭かったと思う。

頭の中ではカントリーロードが流れ続けていた。


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