3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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こんばす「 」

2008-10-02 05:54:43 | 英語


英語の会話はある程度むこうで出来たと思っていたが
今日、力不足を痛感した。

会話は手振りや身振りや、
雰囲気といったものまで含まれてこそのものだった。


電話で会話するってのがここまで難しいとはね。

聞きなおす回数が多くなり、
話すときの沈黙も、
相手が見えないと焦るものだ。

修行が足らん。
が、修行する機会が無い。

英語圏で生活していた事の有り難味を感じずにはいられない今日この頃


明日は例のゾランにあってきます。

渋谷のハチ公前集合です。



イギリスには多くの人種がいた。
当然だが日本とは比べ物にならない。

イメージとしてはやはりRRAと掲げていても、
白人は黒人に対して差別的な部分が多いのかと思っていた。

黒人にはやはり職業のバリアが存在する。
日本で「予習」した本にも書いてあった。

警察官もバスの運転手も車窓も黒人のかたはいた。

逆にロンドンの地下鉄内で黒人の方が近くに居ると何か恐かった。



単に差別的な部分が多かったのは俺だったようだ。



向こうで俺が勉強したのは、主に、
Contemporary British SocietyとLaughing Mattersという分野だった。

Societyの方は主に、
70年代のパンクスムーブメントと
イミグレーションについて興味を持ち、

Laughingの方は主に
Gerald ScarfeというCartoonistと
Pink Floyd「The Wall」について勉強し、プレゼンした。

コレを読んでる皆さん、
Pink FloydのThe Wallのムービーをみたことありますか。
ぜひ見て欲しい。
あの映像で何を伝えたいのかを考えて欲しいものです。


ファシズム(全体主義)の反対がデモクラシー(民主主義)
と勘違いしがちであるが、
ファシズムの逆はアナーキズム(無政府主義)にしかなり得ないのである。

イギリスで一番右寄りな政党である保守党、
其の党を率いるデイビット・キャメロン。
俺は彼の名前すら知らなかった。

Laughing Mattersと銘打っていても、
殆ど笑えない。
何故かというと日本の笑いと英国の笑いにはレベルの差がありすぎる。
というのも多少理由になるが、

イギリスのcartoonを笑いたければ、
イギリスの政党全て言えるのは当たり前、
各政党の主要人物ナンバー3まで。
高校世界史Bレベルの知識は全て知ってて当たり前、
第二次世界大戦の知識は完璧に。
同じく冷戦の知識はさらに完璧で。
アメリカの大統領はアイゼンハウアーから全員知っていて、
主に何をやった人物か、
特にブッシュは何をやった人物かWikiくらいの知識は必要。
イラク戦争については語れる位で無いと
笑えない。

先生は笑っているのだが、
俺は説明されてやっと理解して、
「あ~、なるほど」って感じだった。
funnyではなくinterestingだった。

俺は大学受験世界史選択して、
大学で第二次世界大戦はかじってたから助かった。

一つわかった事は俺は余りに無知だったってこと。


最近世界遺産について猛勉強している。

ここで問題

最近、ユネスコ世界遺産で始めて、
かつ唯一、リストから削除された遺産があります。

どこの国の何でしょうか。


コレは世界遺産関係では常識らしい。
俺は勉強するまで知らなかった。

世の中には知らないことがいっぱいあるね。


写真はロンドン・キングスクロス駅にある、
プラットホーム9と4分の3。
ハリーポッターで有名。