3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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大阪一人放浪記~御堂筋、道頓堀編~

2008-07-15 17:30:50 | 
ええ、そろそろ書かないと忘れちまうもんで。

てかかなり前の事に感じるなあ。
結構忘れてるわ。


自分でも忘れていたんですが、
7月の3日に大阪へと一人旅に行ってきました。
まあ、深夜バスで行ったので正確には0泊3日という
肉体的にやさしくない日程になった。

バス乗る日は徹夜してお台場で働いてからバス乗ったんで、
ホントに死ぬかと思いました。
あんなに疲れてたのに寝れないもんだね。

大阪に到着したのは朝の7時。

最初は色々と衝撃的だった。

まず俺が大阪梅田駅に降り立ってこの旅最初に目にしたものは…
ガード下のホームレスだった。



個人的に梅田駅は東京の新宿に雰囲気が似てる。
ホームレスの数とかもね。
繁華街なんてどこもそんな顔を持ってるんだろう。

しかも超通勤ラッシュの時間帯。
一人で始めて大阪に来た埼玉野郎は迷子のごとく戸惑う。

カルチャーショック1
エスカレーターが逆。
大阪と東京でエスカレーターが逆なんですよ。
行ってる事伝わるかな。
流れてる方角が逆って事じゃないよ。

東京ではエスカレーターに乗るときに、
右側を登っていく人用に開けるじゃん。
けど大阪は左側を開けるんだよね。

俺はそんな事も知らずにボケッと左側に突っ立ってたら、
後ろからおっちゃんに
「にいちゃん、はよぉ」って言われました。
旅開始5分で大阪の洗礼を受ける。
大阪恐ぇ…

カルチャーショック2
赤信号は無いものとみなす。
朝飯を食うために梅田駅近くのファーストキッチンに行ったんですけど、
赤信号をずかずかと皆渡っていく。
しかも上手というか、渡りなれているのだ。
東京ではわたらないような際どい時でも、
すいすいと渡っていく。せっかちなのか。
また一つ勉強した。

カルチャーショック3
歩行喫煙率の高さ。
これは東京に比べ高すぎだ。
梅田駅が特に目立ったが、歩いてくる人の7割がタバコ吸ってるように見えた。

これら旅開始10分でまざまざと見せ付けられたカルチャーショックに、
埼玉野郎はこの先が不安でならなかったようだ。

救いの手を差し伸べてくれたのは梅田駅のキヨスクのおばちゃんでした。
この人がイイ人過ぎて天使に見えた。

失礼な話だが俺は関西弁が好きではない。
何か高圧的で品が無いように思っていた。

しかし、そんな事は話す人の問題だったようだ。
キヨスクのおばちゃんに道頓堀への行き方を尋ねたら、
丁寧にやさしく教えてくれた。
もちろん関西弁だったが、
凄く好感を持てたのはその人柄が良いからだったのだろう。

人がぎゅうぎゅう詰めになっている地下鉄御堂筋線でなんば駅を目指す。



なんば駅に到着後、暫し御堂筋を散歩。
大阪では道の事を線とか道とか言わないで筋って言うらしい。
そして大阪の地理は非常に判りやすい。
電車も非常にわかりやすい。
初めて行った人でも簡単に理解できる。
しかも大きくキタとミナミに分れあまり大きくないので一日で色々な所にいける。

朝の8時の道頓堀は人が全然居なく、がらんとしていた。



よく考えれば当然か。
平日の朝8時に地元民は道頓堀に行くわけが無い。

そして有名なあのでかい看板の数。


こいつは道頓堀入っていきなり出現。


歩いてたら見えてきました。
下にあるのはもちろん、俺の帽子です。


テレビでよく見たことがあったかに道楽の本店が目の前に。


裏に回ってみると、本場の道頓堀が。
前にニュースで阪神が優勝したときに道頓堀に飛び込むとかなんとか
ってニュースがあったと思うけど、
俺は絶対いやですね。
だって汚いんだもん。


ドンキホーテ。
たかがドンキですよ。これ。
ドンキが観光名所になってしまうなんてどんだけ派手なんですか。


そしてグリコの看板。これも有名。
てかこれを書いてる今はボウズ頭なので、
写真の俺の髪の毛が暑苦しい。


テレビなどでよく見るあの馬鹿でかい看板を実際にこの目で見てみると…

大阪は派手だなあ…
俺みたいな人間のセンスとは真逆のセンスなんだろうなあ…

そんな事を思って道頓堀を後にしました。

続く。