3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

長州

2008-04-22 16:18:07 | 徒然
とても寂しくなり
情けない気分に陥る時間がある。

それはバイトを探している時間だ。
これほど自分が惨めに感じる時間はない。

前の仕事を辞めずに続ければよかったのだが、
前の塾の仕事を続けていたら、
自分の人生がどうでもよくなってしまう。
生徒に人生捧げてしまう。
非常に怖い仕事だ。

そんな気持ちでやってるのは俺と数名だけかもしれなかったのだが、
あれほど誰かに必要とされている仕事というのも
珍しいと思えるほど、
生徒が好きで好きで堪らなくなってしまう。
この話をすると、
皆口をそろえて、お前は馬鹿だと言われるのだが、
一昨年、去年は
補習という形で、合計150時間くらい
無給で働いた。
中三の受験期だったから。
他の人から見たら
信じがたい事だと思うが、
そうしてやりたくなってしまう気持ちを起こさせる
仕事だったんだ。

それほどの仕事だっただけに
そこで得たものは計り知れない。

自分は究極的に駄目人間であるが、
人に自慢できる事が一つでもできて良かったと思う。

逆に大学時代塾にめぐり合えなかったら、
何も残らないような人間になっていただろう。

こんな駄目人間でも、
努力しだいでは誰かに必要とされることもできる。

どれほど献身的に働き、
たとえ無給で何時間も補習をして
辛い状況だったとしても、

生徒が合格したという言葉を聴くと
その苦労が全て吹っ飛ぶ。

こんな事を書くと、
ああ、コイツは馬鹿なんだって思われそうだが、

この気持ちはやった事ある人にしか判らないだろうし、
判らない人には判らないで結構。
逆にその程度の人に
判ってもらえてしまう程度な事を俺はしてきたつもりは
一切ない。

世の中には教師志望の人もたくさんいる。
これは前にミクシーの日記にも書いたのだが、
俺は
普段から「子どもが好きです」
って言う様な奴が信用できない。

そんなものは口で言うものではなく、
言わなくても勝手に出てきちゃうものでしょ。

そんなことは
200時間無給で補習した後、
コイツらのためなら人生振れる
って思えてからほざいて頂きたい。

ここで得たものが非常に大きいものだったので、
次に働く職場でも、
色々と得るものがあるといいと思う。

大学に入学してからずーとこの仕事を続けていたので、
他の仕事を経験した事がない
世間知らずなので、どうこう言えないが、
あの仕事は最高だった。

そして辞めた以上は、
絶対に自分の人生に向けて努力していく
というケジメもついた。

まだ大学の教科書が届かないので、
いま一番中途半端な時期なのだが、
前に通っていた大学の授業に紛れ込んだり、
空いた時間はちょこちょこ勉強はしている。

テキストが届いたら、
それを使って必死にレポートを書いて
教職の単位を取っていけばいい。

バイトが決まったら、
またそこで心機一転し、必死に自分の仕事を覚え、
努力していけばよい。

今やるべき事も
今後やるべき事も明確である。

ただ、言い訳が通用しない。
就職しなかったのも、
愛していた職場を離れたのも、
全ては自分の為だ。

ちょっとでも前に進んでいかないと、
自分が腐る一方だ。

努力は人を裏切らないなんて言う。
そんな事は本当かどうか知らんが、

今俺は努力しないと裏切られるレベルではなく、
人生棒に振る可能性がある。

繰り返しだが、自分をそんな状況に追い込んだのも
全ては俺の責任。

まあ、昔から追い込まれると強い人だったから。
自分に鞭打つにはこの状況が一番いいと思うんだけど。

取り止めがないのでこの辺にしておこうか。

言ったからには自分の言葉から逃げるなよ。

以上。