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マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第34話 ブルズアイ作戦

2017-05-16 23:49:21 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
グローバル艦長以下SDF-1マクロスの軍上層部はバーミリオン小隊と早瀬未沙のMIAとパイロット達の疲労を考えてある作戦を採決を許可をした。
その作戦名はブルズアイ作戦
由来は牛の眼を射抜くという意味である。
文字通りであるがマクロスを包囲する艦隊に対し奇襲を行う作戦である。
陽動部隊を敵主力を引きつけ、奇襲部隊が包囲展開するブリタイ艦隊を奇襲し。
混乱している隙をついて包囲網を突破しようとする事である。

使われるのはアーマードパック火力が優れた奇襲に持ってこいの装備である。

しかし問題がある。

作戦は承認されたが奇襲部隊はどうするかであった。
奇襲部隊は実は陽動部隊より危険な任務であり、昔で言うならばカミカゼである。
対宙砲火にさらされながら近づかないといけないので死傷率が高い。

素直にハイと答える人間はそうそういない。
馬鹿正直に死ぬ可能性のある作戦を志願する人はいない・・・・・・・
と思ったが・・・・・・・・・

カール「奇襲作戦に志願してやってもいいぜ。」

と元輸送機乗りのカールが志願する。
死ぬ危険性がある作戦にわざわざ志願するカールの姿にロイを始めその場にいたパイロットは驚く。

ロイ「おいおいこの作戦は死ぬ可能性があるんだぞ?」

カール「そんなのは分かっている、でも誰かがやらねば作戦を折角立案したグローバルの親父さんに申し訳たたんだろ?」

ロイ「まぁそうだが。」

カール「なぁに俺に任せてくださいよ。冒険魂にふさわしい活躍して見せますよ。」

ロイに向けて豪快な笑顔で答える。
その顔を見たロイも豪快な笑顔になり握手する、これで2人だ。
既に滝田が志願しており残り2名である。

ジョニー「俺が志願します。」

滝田英史「駄目だ!!」

ジョニー「何故です?」

滝田英史「陽動部隊に精鋭がいなくなる。」

ジョニー「うへぇぇそれはないですよ!!!」

パープルリーダー.ジョニー・ギルバートはあえなく落選する。
なんで外されたのか理解できなかった・・・・・・・腕はいいのに・・・・・・・・
駄目だと即答されたジョニーは明日のジョーのように白くなった。

ロイ「おいおいジョニー、後で酒奢るから白くなるなよ。」

ロイは慌ててジョニーをフォローするがやはり白いまま・・・・・・
滝田はジョニーに外す事を言ったのはまずかったなと航海する。

ライナス「じゃあ僕が志願します。」
SVF-22.ライナス・フィランダー

手を挙げたのは大人しそうだが統合戦争で戦場に参加した事のあるライナス・フィランダー。
滝田や桐原と同時期から活躍したベテランパイロットである・・・・・・・・

滝田英史「フィランダー、お前を俺の特別部隊に入ってもらう。」

ライナス「よろしくお願いします。」

ライナスはいたって普通の敬礼をする。
そしてそろそろ最後のメンバーだが・・・・・・・・・・・

                            カツカツカツカツカツ

滝田が隊員達の中を通る。
周りは志願じゃないとかと思ったが、滝田はあるパイロットを最後の一人を決めていた。
そこに立ったのは左にボリス、右に桐原であった。

桐原中尉「(まさか・・・・・・・俺が選ばれるのか?)」

ボリス「(桐原中尉か・・・・・・・俺はどうせ・・・・・・・・・アーニャ早く逝けなくてすまんな・・・・レイア・・・・)」

とそれぞれすれ違った事を思ったが・・・・・・・
滝田は隣にいたある人物の肩を触る。

                             ポンッ
滝田英史「グリコフスキー少尉、俺の部隊に参加してくれ。」

ボリス「やはりか・・・・・・・・・・」

選ばれたのはやはりボリスであった。
桐原を始め周りは元反統合同盟の人間だから死なせるように選んだのだろうと思った・・・・

滝田英史「なんで選ばれたか分かるか?」

ボリス「元反統合同盟の人間だから死なせるためでしょだから・・・・・・・・・」

滝田英史「違うなぁ・・・・・・・いつもの事だけどマイナス思考で考えないでくれないか?」

ボリス「何が違うんですか?正直な事じゃないんですか?」

滝田が選んだ理由に対してボリスは帰ってきた返答に対し疑問に感じる。
反統合の人間だから死なせるのではなく、別の理由がある・・・・・・・・・
桐原も馬鹿なと思ったが、先日の滝田のボリスへの擁護する事を思い出した。
滝田の事だから何かあるのだろうと・・・・・・・・・・・

滝田英史「お前が娘を亡くしているのを聞いている・・・・」

ボリス「アーニャの事ですか?死んだ娘を引き出すとは卑怯な奴だな、ヤポンスキーは・・・・・」

滝田英史「そう捉えられたのは残念だが、それではない・・・・・もう一人娘がいたな。」

ボリス「レイアですが・・・・・・次女まで・・・・いくら上官でも許しませんよ滝田中尉。」

突然のボリスの亡き娘アーニャと今を生きるレイアに関して滝田は話し始める。
ボリスは声を荒くして滝田に抗議する。
流石にやり過ぎだと周りは感じ始めるが・・・・・・・・・・
だが言われっぱなしではない性格ではないのか滝田は・・・・・・・・・・・

滝田英史「理解してくれないのは残念だが・・・・・・・残された娘を守る気はないのか?」

ボリス「何!?」

桐原中尉「!?」

滝田英史「残された娘を脅威から守る気はないのかと言っている!!」

と反撃した。
突然の強気な滝田の反撃に一同はぐっと刺さるように怯んだ。

滝田英史「貴様は周りから軽蔑を受けようとも懸命に戦っている姿を見て立派な奴だと思ったが・・・・そこまで性根が腐っていたとはな・・・・たかが元反統合同盟と言う肩書で・・・・今は地球統合国民だろ!!」

ボリス「それは・・・・・・・・・」

滝田英史「その事を気にして目先の脅威に立ち向かわない、死の事しか考えない。まったく腐ったロシア野郎だ!!それに父親失格だ!!」

ボリス「俺は父親失格な男じゃない!!!俺は残されたレイラと妻を守る軍人だ!!」

滝田英史「その意気だな!!」

ボリス「!!」

滝田はボリスに好き勝手言うが、だんだんとボリスは耐えきれなくなったのか滝田に反論する。
怒るかと思ったが逆に滝田は喜んでしまう事になり、ボリスはぎゅっとする。
この一連の流れは滝田の策略である、それをまんまと乗った。
滝田はそのまま・・・・・・・・・・・

滝田英史「だったら来い!!ボリス・グリコフスキー少尉、ここでどんな扱いを受けようが・・・・俺はお前を信頼している。」

ボリス「!?」

滝田英史「だからマクロスに済む仲間そして全市民のために、貴様の命が欲しい。」

と止めの発言をする。
ボリスとロイを含めたパイロットを含めて狸にだまされたかのような表情をする。

ボリス「俺が必要なんですか?」

滝田英史「あぁお前はそのくだらない事を気にし過ぎて自分の力を発揮してない、だったらいっそ全てを出しきれ!!!」

滝田はボリスに最終通告をする。
それを聞いたボリスは・・・・・・・・・・・

ボリス「隊長がそこまで言うならば参加します、やはり俺は家族を守りたいです。」

滝田英史「そう言ってくれるか!頼むぞグリコフスキー少尉」

滝田とボリスは握手してブルズアイ作戦の奇襲部隊の戦友になるので握手する。
元々上官部下関係だが、それはいい。
これから共に戦えるからいいではないか。

ロイ「言うようになったな。」

ロイは二人の姿を見てつぶやく。
日系人の生意気坊主が指揮官風を吹かすようになって。
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きょうもうますぎ

2017-05-16 23:05:11 | 日記
きょうもうますぎWAVEを聞きました。
相沢舞さん凄く愛嬌がよくて可愛さがありました。
そして相変わらず杉田さんが下品です。

更にスパロボチャンネルの放送決定感謝!!!
凄く楽しみです。

来週もうますぎWAVE
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第33話 ミッションインテリジェンスオフィサー

2017-05-16 22:16:44 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
ミリアはティレノール記録参謀に呼び出されラプラミズの元に向かった。
直接呼び出されると言う事はあの”バカムジン”が何か命令違反を犯してと思ったが・・・・・今回は違い・・・・・
なんでもマイクローンの艦にマイクローンスパイを送り込むと言う。

まさか・・・・・・・・

ミリア1級空士長がマイクローンになってマイクローンの艦にでも潜入するのか?
あれほどのエースをマイクローンスパイなどに・・・・・・・・
ミリア隊の面々はひそひそと話し合う。

その間にフォールドを行いある地点に到達する。
そしてしばらくするとミリアが戻ってくる。

ミリア「お前たち戻ったぞ。」

デワントン「で結果はどうだったのでしょうか?」

メール「ミリア1級空士長・・・・・・まさか・・・・・・・・・」

ミリア「そのまさかだ・・・・・」

そのまさかとはミリアがマイクローンスパイとしてマイクローンの艦に潜入する事か?
その場にいたデワントンとメールはぎょっとしたような顔をする。
これではミリア隊の損失・・・・・・
いやラプラミズ艦隊の大きな損失である。

デワントンとメールは静かな脅威に感じている中でミリアは・・・・・・・・・

ミリア「私は単機にてマイクローンの艦にスパイを送り込む。」

デワントン「へっ!?」

単機でマイクローンの艦に近づきスパイを潜り込ませる事を言う。
その発言には思わずデワントンもメールも拍子抜けしてしまう。

デワントン「では一体誰がスパイとして潜り込むのでしょうか?」

ミリア「ブリタイ司令の部下でマイクローンのカールチューンに初めて接触したコードネーム.青い風の3人だ。」

メール「偵察部隊として只ならぬ実績を持つワレラ・ロリー・コンダですね?」

ミリア「そんなもんだ。」

マイクローンの艦=SDF-1マクロスにスパイとして潜りこむのはコードネーム青い風と称されるスカウトソルジャーのワレラ・ロリー・コンダの3人だ。
つい先ほど早瀬未沙.一条輝.柿崎速雄の尋問を終え、3人はボドルザー司令の前でマイクローンスパイになって情報を集めると志願した。
スパイとして潜り込むために選ばれたのがエースのミリアこと、デワントンやメール達の上官であるミリア1級空士長である。
もっとも志願したのはミリアだが・・・・・・・・

ミリア「まぁ私は任務を引き受ける時面白い事を聞いた。」

デワントン「面白い事とはなんですか?」

ミリア「マイクローンはゼントランとメルトランが同じ場所にいる。」

デワントン「ヤック・デ・カルチャー。」

メール「本当ですか?ミリア1級空士長?」

ミリア「私が嘘をつくとでも思っているのか?」

メール「滅相もありません。」

ミリアから発言したのは男と女が同じ場所にいるという事である。
基本.プロトカルチャーによって自然繁殖しないよう、男と女を同じ場所にいないようにプログラムをした。
そのゼントラーディ人の常識を早瀬未沙.一条輝.柿崎速雄の3人(マックスは不在)によってぶち壊された。
ミリアは淡々としているが男と同じ場所にいる事を信じていないデワントンやメールはショックを受ける。
そんな表情を見てもミリアは冷たい表情のまま表情を変えない。

デワントン「ミリア1級空士長は驚かないのですか?」

ミリア「何をだ?」

デワントン「男と女が一緒にいる事に対して怖くないんですか?」

メール「他の隊員が聞いたら確実に混乱が生じます、それなのにミリア1級空士長は何故動じないのですか?」

副官のデワントンとメールは表情を変えないミリアに質問をする。
その質問に対しミリアはふっと笑い・・・・・・

ミリア「何を慌てている?私は問題行動を起こすカムジンをラプラミズ司令と共に諫めているんだぞ。男と女が同じ場所にいても動ずる事はない。それに指揮官が部下の前で慌てる姿を見せたら示しがつかないだろ?」

デワントン「なるほど・・・・・・」

メール「でも私達には恐怖の対象なんですが・・・・・・・・・」

ミリアはカムジンを諫める役目でもあるので男には耐性がある。
だけどデワントンやメールはラプラミズ艦隊や別の直衛艦隊との交渉役をしており同性としか交渉していないので男には耐性がない。

デワントン「しかし・・・・ミリア1級空士長、単機でわけの分からないマイクローンの艦に行くのは危険すぎます。」

メール「私達も同行させてください。」

デワントンとメールは単機でマイクローンスパイを送り届けるミリアに対し危険だと言って護衛僚機としてついて行くことを提案する。
だがミリアはふっと笑うと・・・・・・・

ミリア「気持ちは嬉しいが信頼できるお前達を危険な目に遭わせたくない。だから私だけで十分だ・・・・・・」

デワントン「ミリア1級空士長・・・・・・・・・・・」

とデワントンとメールの提案を丁寧に断った。
ミリア自身もマイクローンが監察軍より危険な相手だと言う事を聞いている。
そんな危険な相手に対し信頼できる2人を送り込む事はできない。

ミリア「言っておくが遊撃隊は出ないぞ。」

デワントン「なぜ?」

ミリア「さぁなラプラミズ司令が私を信用してか・・・・・・もしくは・・・・・・まぁ考えるのはいいだろう。」

遊撃隊・・・・・・・・
ナタルマ率いる遊撃隊である。
今回は支援する事はできないとと言うらしい・・・・・・
ミリアはもしくは・・と怪しい事を言うが・・・
既にミリアには理由は分かっている・・・・・・・・・・

ミリア「もっとも囮部隊はブリタイの艦隊だろうな・・・・・・・丁度いい駒として・・・・・」

それはミリアがマイクローンスパイを送り届ける囮はブリタイの第67グリマル艦隊だと推測したからだ。
また言うとなればラプラミズ艦隊以下直衛艦隊はマイクローンと交戦していない。
マイクローンがいつも相手しているのはブリタイなどの一般部隊だ。

ミリアを乱戦の中にもぎりこませても敵と認識するのは混乱が出る・・・・・・・・
と考えたのだろう・・・・・・・

それがミリアが出した結論である。
だからデワントンとメールが随伴する理由がないのだ。
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