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マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第32話 メルトラン・ストレッサー

2017-05-15 22:05:10 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
バーミリオン小隊及び早瀬未沙のMIAと桐原がボリスに興味を持った頃。
ゼントラーディ軍第118基幹艦隊.通称.ボドル基幹艦隊.直衛艦隊の一つ.ラプラミズ艦隊は任務もなく停泊していた。
別名があるわけでもないので、戦闘種族であるゼントラーディ人である彼女達は暇で暇でしょうがなかった。

なんたっていつも戦闘しているのはブリタイの艦隊・・・・・
ラプラミズ艦隊も暇そうに言っているが所詮は1割未満。
その他の9割程の面々はもっと暇なのであるから。

これが普通と言うより少し上な状態である。

モーア「いつになったら監察軍を倒しにいくんですか?ミリア1級空士長?」

ミリア「私に聞くな!!全てを決めるのはラプラミズ司令ではない、ボドルザー総司令のみだ!」

モーア「それでも戦わせてください!!」

ミリア「だったら私とやるか?殺し合いで?」

モーア「それはいいですね、さっそくやりましょうか🎵」

モーアは戦闘がないので暇で退屈そうにしており、ミリアに駄々をこねる。
駄々をこねてまとわりつくモーアに対し承諾とお互いの命をかけた模擬戦をする事で承諾する。
その場にいたミリアの部下たちはぞっとしたが、モーアはむしろ喜び承諾した。
どちらにしろ模擬戦は殺し合いになってしまうのであるが・・・・・
このままではまずい副官の一人であるメールはビクッとした。

それを思っているのはメールだけではない、その場にいる面々。
ミリアとモーアはミリア隊で1位.2位を争うパイロットであり、どちらかが死ねば戦力は大幅に低下してしまう。
またミリアがモーアに殺されでもしたら指揮系統は大混乱に陥ってしまう。
メールは事態の収拾を図るべく・・・・・・・・・

メール「デワントン、あなたも協力して!」

デワントン「無論そのつもりです。」

同じ副官の地位にいるデワントンに協力を要請する。
二人は副官であるので上官(ミリア)と部下(モーア.メフィアなど)の調整役であり。
殺し合いにならないように静止する立場にある。
お互い強力なエースパイロットであるので二人で止めないといけない。

デワントン「ミリア1級空士長、戦闘がないからって殺し合いで模擬戦をするのはやめてください!」

メール「モーア、我儘はやめなさい戦闘をしたいのはモーアだけじゃないんですからね。」

と二人の間に入って静止する。
上手い連携で二人の間に割って入り、それぞれの担当する静止相手に抑える。
デワントンはミリア、メールはモーアと・・・・・・・

ミリア「私は生意気で我儘な部下を懲らしめようとしただけだが?」

モーア「私はミリア1級空士長がやる気だから乗ったんだ!!なんで戦ってはいけないんだよ?」

『駄目です!!隊の風紀が乱れます!!あのカムジンみたいな部隊と称されてもいいのですか?』

なおも言い訳をしようとするミリアとモーアに釘を刺す。
誰もが嫌っているようなカムジンの名を聞いた二人はドッとする。

デワントン「いいですか?上官であるミリア1級空士長が軍律違反をしたわけでもないモーアを模擬戦という名の消去刑をしたらエースのミリアから味方殺しのミリアになってしまうんですよ?」

メール「あなたは信頼できないのは事実だけど、こんなくだらない事で戦闘で楽しむ喜びを断つのは愚かである事は理解しなんですか?」

『ねぇミリア・ファリーナ1級空士長、モーア・カリダム3級空士長!!』

ミリア「うっ・・・・・・・」

モーア「エスケス・・・・・・」

お諫め役である二人の説得力のある話にミリアとモーアは黙り込んでしまう。
黙り込んだのはミリアとモーアだけではなく、その場にいたミリア隊の面々もそうであった。

エリアーノ「怖い・・・・」
ゼントラーディ軍第118基幹艦隊ラプラミズ直衛艦隊エリアーノ・ミフェス3級空士長

クラン「逆らわない方が身のためだな。」
ゼントラーディ軍第118基幹艦隊ラプラミズ直衛艦隊クラン・ノーズ3級空士長

その場にいたミリア隊の面々はいつもながらデワントンとメールに畏怖の表情を見る。
とにかくこの二人は怖い人物だと認識してしまう、毎度更新中のように。

デワントン「モーア・カリダム3級空士長・・・・・」

モーア「サ」

デワントン「もう少し我慢しろ時期に出撃命令は下る。分かったな?」

モーア「サ・エスケスタ」

ミリア「モーア・・・・・・・今日はここまでにしていいぞ。」

モーア「サ・エスケスタ」

モーアは敬礼しながら怒りながら制す副官デワントンに対し恐怖を抱く。
腕は自分より下だが精神的にしっかりしているデワントンは怖い。
言うであれば大人の女性に叱られる小学生みたいな感じ。
モーアの見た目は高校生ぐらいだが、精神年齢は低い。

デワントンはそれ以上にしっかりしている。
だからミリアは信頼する。
そんなもんである、それは誰もが分かり切っている事だが・・・・・・・・・・

モーア「エリアーノ・・・・・・・・・・」

エリアーノ「なんだ?モーア?」

モーア「デワントン2級空士長とメール2級空士長が怖い・・・・・・・・」

エリアーノ「・・・・・・・・・・・・・・」

やはり副官と言うのは怖いもんだ。
生意気なモーアも仔猫のように静かになっている。

ティレノール「ミリア1級空士長はいるか?誰かミリア1級空士長はいるか?」

デワントン「ミリア1級空士長ですか?それなら・・・・・・・」

ミリア「ティレノール記録参謀閣下、私はここにいますが・・」

ティレノ-ル「大至急ブリッジに来いラプラミズ司令から招集だ。マイクローンの艦にスパイを送り込む件についてだ。」

ミリアに伝えられたのはマイクローンスパイの件に関してラプラミズが呼んでいるという事であった。
ここからラプラミズ艦隊は歴史の裏側から表側に関与していく事になる。
そう人類史上初の星間結婚そして超長距離移民船団マクロス7に関して・・・・・・・・
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母の日再投稿

2017-05-15 20:48:32 | 日記


で母の日にケーキあげました。
これにて母の日は終わり終わり。
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母の日

2017-05-15 15:56:18 | 日記
一応昨日ブログであげた通りなんですが。
マクロス⊿のフレイアのキーホルダーをあげました。
一応困っていた表情をしましたが、かわいいと評価してくれました。

まぁそんなもんです。
詳しくは昨日の記事をチェックをお願いします。
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うますぎWAVEは明日だよ!

2017-05-15 15:55:21 | 日記

明日はうますぎWAVEの放送日です。
皆は楽しみにして全裸待機でうますぎWAVEをPCかスマートフォンやアイフォンなどで聴きましょう。

★出演者
杉田智知
遠藤正明
相沢舞
寺田貴信
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うますぎWAVEは明日だよ!

2017-05-15 15:55:21 | 日記

明日はうますぎWAVEの放送日です。
皆は楽しみにして全裸待機でうますぎWAVEをPCかスマートフォンやアイフォンなどで聴きましょう。

★出演者
杉田智知
遠藤正明
相沢舞
寺田貴信

一応ダブりました。
すまんそ。
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第31話 孤独なエースパイロット。

2017-05-15 01:46:12 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
一条輝.マクシミリアン・ジーナス.柿崎速雄らバーミリオン小隊、そして女性士官早瀬未沙のMIAは多くの同僚達が悲しんだ。
実際の彼らは捕虜としてブリタイ・クリダニクのノプティ・バガニスに連行されたが、SDFー1マクロスの面々からしたら死んだ事に等しく悲しむ人が大勢いた。
早瀬未沙がオペレートを受けるスカルズなどのパイロット達は出撃の際にただならぬ事態だと騒いでいた。

桐原中尉「輝坊がいなくなるとはな。」

滝田英史「期待の新人3名とオペレートのリーダー的存在早瀬中尉がいなくなっのは痛いな。」

当然この話題は桐原や滝田も加わっている。
やはり鈍感な桐原もバーミリオン小隊と航空管制主任.早瀬未沙がいなくなっては大問題である。
何たって一条輝は期待の指揮官であり、マクシミリアン・ジーナスは無敵のアタッカーである。(柿崎はどうし?)
いなくなっては寂しいし虚しさもある。

無論嘘だって思いたい。
桐原は彼らの行方不明を悲しむ。
毎度の事だがこの前まで飯を共にしていた仲間がいなくなるのは胸に痛むほどの苦しさがある。
今まで多くの同僚が死んで逝ったが自分たちより若干若い若者が行方不明になるのは物凄くいつも以上に痛い。

桐原はそう考えていると....

桐原中尉「うん?」

ボリス「・・・・・」
SVFー13ブランジャーズ.ボリス・グリコフスキー少尉

滝田英史「ボリス もっと輪に入れよ。」

ボリス「おれはひとりでいいんで。」

滝田英史「おい!」

無口で周りの輪に入れないパイロット。
彼の名はボリス・グリコフスキー、滝田の部下だ。
桐原は周りに入れず少しだけ距離を置くボリスの事が気になる。
いつも周りの輪に入れない、なんでだろうか?
いや入らないと行った方が正しいか。

滝田に入るように誘われても断る。
何かあるのだろうか?
これはこれ限りじゃない、南アタリア島が冥王星に飛ばされて以降ずっとそうだ。
何度も気になっていたが近寄りがたい雰囲気だったため、話しかけず存在を忘れていた。
これではいじめを見過ごすダメな子じゃないか!!

だが彼はなんで仲間に入れないのだろうか?
それに仲間はボリスの事を気にする様子はない。
桐原は滝田にボリスが過去に何をしていたか聞いて見る事にした。

滝田英史「ボリスは元敵国出身者だ。」

桐原中尉「敵国って?反統合同盟か?」

滝田英史「正確には亡命者だ、父親が技術者でな地球で新兵器開発に携わっている。ボリスも恭順を示すため軍に志願している。皆は避けているようだが。」

反統合同盟
祖父母を殺した反統合の人間・・・・・・・町崎隊長や同僚を殺した元敵国民。
桐原は無意識に拳を握り締めていた、仇が近くにいた一番憎むべき相手が・・・・
今すぐに殴りかかりそうな勢いであった。
むしろ他の仲間もボリスを殴りかかればいいのにと、集団リンチ的な事を思いつくが・・・

滝田英史「桐原中尉、あなたは反統合同盟を嫌いなのは知ってますが。彼も嫌いです。」

桐原中尉「何?」

滝田英史「彼と彼の父は日本無差別空襲に反発し迫害を受けて亡命した身です、それに彼の幼い娘の一人を亡くしてます。」

滝田が語り出したのはボリスの家族が地球統合政府に亡命した理由。
それは桐原が反統合同盟に家族の命を奪われ激しい怒りをぶつけた人道を無視した日本無差別空襲に反対した事。
結局反統合同盟の上層部に目をつけられ裏切り者扱いされ、やり方についていけなかったボリスの父親が自身の妻とボリスや妹.そしてボリスの妻と二人の娘をつれて亡命した事。
亡命はしたがいいが、冷たく扱われ父は地球統合軍の新兵器開発 ボリス本人は統合軍に入隊する。

だが悲劇はすぐに起こる。
かつての同胞である反統合同盟による空襲の際に長女が飛び出して暴走車に激突し死んだ事である。
元敵国国民であるから同僚に疎まれながらも耐えていたボリスは娘の死を悲しみそれ以来無口になる。

そしてマヤン島事件がきっかけで統合戦争が終わりボリスはマクロスに配属され家族共に南アタリア島に住んだ。
周りの環境は良くなったが偏見の目はあんまり変わらない。
そしてマクロスが冥王星から帰還する事になった道中も。

桐原中尉「・・・・・」

滝田英史「と言う事です。」

滝田からのボリスの過去を聞いた桐原は驚きに隠せなかった。
反統合同盟の中にもこのように考えている人がいるとは。
今までの反統合同盟に対する意識を揺るがすかのように。

滝田英史「だからできる限り優しく接してくれ。」

桐原中尉「ぜ.善処する。」

滝田の話を聞いた桐原はマヌケな返事をする。
信じられないような話を聞いたからだ。
いつの間にか反統合同盟と聞いて出てきた怒りの感情がスッキリと消えていた。
同情しているからなのか?分からん。

桐原はボリスの事を見ていた。

ーいや信用できん、反統合同盟の奴など信用できん。

やはり反統合同盟の奴は信用できないと思った。
いくら亡命兵であろうと、どんな利用があろうと。
それで家族を失った悲しみや怒りの感情を納得させるわけがない。

そんな生温い事が出来るならば戦争は起きない。
家族だって死ぬ事はなかったんだ。

桐原は心の中に叫んだ。
他の同僚たちも同じで気持ちであろうと。

そんな感情を抱いていた桐原だが、その後ゼントラーディ軍の嫌がらせ攻撃に対処する。
その結果、パイロットのローテーションがブラック企業級になり精神的に乱れが出てきた。
桐原などの一部は無事だが、女性陣は出撃を休ませてくれといい出撃を拒否する始末である。
このままではとグローバル艦長などの幹部は悩んでいた。

精神的に無事な者がいるがゼントラーディ軍の執拗な嫌がらせ攻撃と人数不足によるローテーションの不完備でいつ航空戦線が崩壊するか分からない。
なんとしても早く戦線を維持しなければ、そして地球への帰還を果たさなければならない。
グローバル艦長らは考えた末にある作戦を完成し実行準備に入る。
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