ラウラは明日の出撃に備え格納庫で機体の整備をしていた。
なんか短い間にかなり迷惑をかけてしまったと思い、ラウラは整備班に協力を申し出てコックピット内部の点検をしていた。
コックピットに異常がないかいろいろと操作し検査する。
ラウラ「特に異常はないわね、でも念のため自動修正OSインストールと・・・・」
今回の検査では以上がないがもしもの場合に備えて自動修正OSをインストールする。
インストールが完了したらカードを取り出し、コックピットから降りる。
「ベルタリア准尉、わざわざ我々の整備を手伝ってくださってありがとうございます。」
ラウラ「いえ別に私も暇だったわけです、それにこれくらいの疲れならば一応大丈夫です。」
「そうか、だけどこれ以上は駄目だぞ。就寝ラッパがなればすぐさま寝るんだぞ。」
ラウラ「はい分かりました。失礼します。」
流石に就寝ラッパを無視して作業をし続けるのは流石に軍の風紀的にもまずい。
ラウラは自分の仕事を終えると作業着から制服に着替え自室へ向かう。
そして自室に戻ると制服を脱ぎ上半身をタンクトップだけにし、下はハーフパンツに着替え自分の席で持ってきた戦術戦法書の本を読む。
寝る前に携帯やパソコンをやるのは体に悪影響が出てしまう。
なのでいつも寝る前暇をつぶすのは読書と決めている。
ラウラ「孫子に曰く善く戦うものは人を致して人に致され・・・・意味は戦いが上手い人は主導権を握り主導権を渡さず・・・・・・と・・・・」
今回の分野は孫子の兵法である。
この本は夢華から貰った本であり中国語で書いてある。
ラウラは訓練生時代に英語・日本語・中国語・フランス語・ロシア語を勉強しており。
ゼントラーディ語を含めると6種類の言語を話す事や理解する事が出来る。
なので中国語で書かれた孫子の兵法を理解する事ができるのである。
ラウラはこの後も集中して読み続け全章の半分ぐらいは読み上げた。
パタン
ラウラ「さてとそろそろ就寝ラッパが鳴る頃かな・・・・・・・・」
時刻は午後22時50分。
就寝ラッパがなるまで後10分である。
ラウラはずっと待っていると10分経って就寝ラッパが鳴りだす。
ラウラ「やっと就寝時間ね、お休みなさいと・・・」
と電気を消してベットの布団の中に潜りこむ。
これで明日帰れば、明後日の演習に備える事ができる。
そしてミリアに見返す事も・・・・・・・・・
そう思いつつラウラは深い睡眠へと入り込んでしまった。
【西暦2021年 エリア.アスタロス 基地施設外縁部】
「そろそろ作戦開始時刻ですね。」
「正確には1時間だな。」
反統合系ゲリラ組織の車両は基地施設を双眼鏡で見て作戦開始時刻を待っていた。
トラックの中には完全装備をしたゲリラコマンド兵が乗り込んでいる。
既に航空部隊も発進準備でありいつでも攻撃が可能である。
「さてと我々は死ぬ事になるが・・・・・・・」
「今回の攻撃で惑星エデン各地の我が同胞が決起します、そして惑星エデンを新統合政府から独立させるために。」
反統合系ゲリラ組織は戦闘で負けようとも同胞が勇気づけられ惑星エデン各地で決起し惑星エデンを領土化し新統合政府から独立しようと目論んだ。
その計画の第1歩がエリア.アスタロス襲撃である。
昨日の戦闘は単なる陽動。
本命がこちらである。
「さてと・・・・」
「同志、ロケットランチャーをレーダーサイトに向けていますが?」
「少し早いが攻撃をな・・・・・」
強襲部隊の指揮官がロケットランチャーをレーダーサイトに向ける。
流石に副官も早いかと思ったが・・・・・・・
「トラックを基地正門まで近づけさせろ!!」
「了解、しかしロケランは・・・・・・・」
「安心しろまだ撃たんよ。」
と言ってまだ撃たない事を伝える。
そしてトラックを正門付近に近づけさせる。
その光景を警備兵達が見ていた。
「なんだあのトラックは?」
「こんな夜中に来客か?おいHQに問いただせ!」
「了解。」
流石にこの時間に基地を訪れるのは明らかにおかしい。
警備兵はこのトラックを確認するためHQに問いただした。
帰ってきたのは・・・・・・
「なんですって!?来客はない?」
『あるわけないだろ・・・・報告にはない。』
「じゃああのトラックは・・・・・・・」
とあのトラックの不審性を気がついたが・・・・・・・・
ズドドドドドドドド ズドドドドド ズドドドドドドド
「ぐあぁぁぁぁ」
『おいどういた?応答しろ!?』
この交信のやりとりは聞いており、早いが先遣隊の隊員が降りてきて攻撃実行に移した。
指揮官はそれに合わせてレーダーサイトに向けてロケットランチャーを数発撃ちこむ。
混乱に合わせてどんどんトラックを基地内に入り込ませ武装したゲリラコマンド兵を降ろす。
この時間帯は一部の歩哨が警戒しているだけなので警備態勢は万全ではない。
兵舎で寝ていた兵士は爆発音が聞こえ、慌てて置きだす。
だが武装も持ってなければメンタリティが万全じゃない、今のまま戦うのはまずい。
ラウラ「くそ敵の襲撃か!!!」
部屋で寝ていたラウラも同じ寮の女性兵士達と共に置きだす。
机の中にしまってあった拳銃だけを持っていきタンクトップとハーフパンツの寝着だけを着て外に出る。
そして大樹と合流すると武器庫まで向かう。
ズドドドドド ズドドドド
遠くから銃撃音が聞こえる。
歩哨とやり合っているのだろうラウラはそう感じたが・・・・
敵の攻撃はこれだけではないと言う事にはまだ気がついていない。
なんか短い間にかなり迷惑をかけてしまったと思い、ラウラは整備班に協力を申し出てコックピット内部の点検をしていた。
コックピットに異常がないかいろいろと操作し検査する。
ラウラ「特に異常はないわね、でも念のため自動修正OSインストールと・・・・」
今回の検査では以上がないがもしもの場合に備えて自動修正OSをインストールする。
インストールが完了したらカードを取り出し、コックピットから降りる。
「ベルタリア准尉、わざわざ我々の整備を手伝ってくださってありがとうございます。」
ラウラ「いえ別に私も暇だったわけです、それにこれくらいの疲れならば一応大丈夫です。」
「そうか、だけどこれ以上は駄目だぞ。就寝ラッパがなればすぐさま寝るんだぞ。」
ラウラ「はい分かりました。失礼します。」
流石に就寝ラッパを無視して作業をし続けるのは流石に軍の風紀的にもまずい。
ラウラは自分の仕事を終えると作業着から制服に着替え自室へ向かう。
そして自室に戻ると制服を脱ぎ上半身をタンクトップだけにし、下はハーフパンツに着替え自分の席で持ってきた戦術戦法書の本を読む。
寝る前に携帯やパソコンをやるのは体に悪影響が出てしまう。
なのでいつも寝る前暇をつぶすのは読書と決めている。
ラウラ「孫子に曰く善く戦うものは人を致して人に致され・・・・意味は戦いが上手い人は主導権を握り主導権を渡さず・・・・・・と・・・・」
今回の分野は孫子の兵法である。
この本は夢華から貰った本であり中国語で書いてある。
ラウラは訓練生時代に英語・日本語・中国語・フランス語・ロシア語を勉強しており。
ゼントラーディ語を含めると6種類の言語を話す事や理解する事が出来る。
なので中国語で書かれた孫子の兵法を理解する事ができるのである。
ラウラはこの後も集中して読み続け全章の半分ぐらいは読み上げた。
パタン
ラウラ「さてとそろそろ就寝ラッパが鳴る頃かな・・・・・・・・」
時刻は午後22時50分。
就寝ラッパがなるまで後10分である。
ラウラはずっと待っていると10分経って就寝ラッパが鳴りだす。
ラウラ「やっと就寝時間ね、お休みなさいと・・・」
と電気を消してベットの布団の中に潜りこむ。
これで明日帰れば、明後日の演習に備える事ができる。
そしてミリアに見返す事も・・・・・・・・・
そう思いつつラウラは深い睡眠へと入り込んでしまった。
【西暦2021年 エリア.アスタロス 基地施設外縁部】
「そろそろ作戦開始時刻ですね。」
「正確には1時間だな。」
反統合系ゲリラ組織の車両は基地施設を双眼鏡で見て作戦開始時刻を待っていた。
トラックの中には完全装備をしたゲリラコマンド兵が乗り込んでいる。
既に航空部隊も発進準備でありいつでも攻撃が可能である。
「さてと我々は死ぬ事になるが・・・・・・・」
「今回の攻撃で惑星エデン各地の我が同胞が決起します、そして惑星エデンを新統合政府から独立させるために。」
反統合系ゲリラ組織は戦闘で負けようとも同胞が勇気づけられ惑星エデン各地で決起し惑星エデンを領土化し新統合政府から独立しようと目論んだ。
その計画の第1歩がエリア.アスタロス襲撃である。
昨日の戦闘は単なる陽動。
本命がこちらである。
「さてと・・・・」
「同志、ロケットランチャーをレーダーサイトに向けていますが?」
「少し早いが攻撃をな・・・・・」
強襲部隊の指揮官がロケットランチャーをレーダーサイトに向ける。
流石に副官も早いかと思ったが・・・・・・・
「トラックを基地正門まで近づけさせろ!!」
「了解、しかしロケランは・・・・・・・」
「安心しろまだ撃たんよ。」
と言ってまだ撃たない事を伝える。
そしてトラックを正門付近に近づけさせる。
その光景を警備兵達が見ていた。
「なんだあのトラックは?」
「こんな夜中に来客か?おいHQに問いただせ!」
「了解。」
流石にこの時間に基地を訪れるのは明らかにおかしい。
警備兵はこのトラックを確認するためHQに問いただした。
帰ってきたのは・・・・・・
「なんですって!?来客はない?」
『あるわけないだろ・・・・報告にはない。』
「じゃああのトラックは・・・・・・・」
とあのトラックの不審性を気がついたが・・・・・・・・
ズドドドドドドドド ズドドドドド ズドドドドドドド
「ぐあぁぁぁぁ」
『おいどういた?応答しろ!?』
この交信のやりとりは聞いており、早いが先遣隊の隊員が降りてきて攻撃実行に移した。
指揮官はそれに合わせてレーダーサイトに向けてロケットランチャーを数発撃ちこむ。
混乱に合わせてどんどんトラックを基地内に入り込ませ武装したゲリラコマンド兵を降ろす。
この時間帯は一部の歩哨が警戒しているだけなので警備態勢は万全ではない。
兵舎で寝ていた兵士は爆発音が聞こえ、慌てて置きだす。
だが武装も持ってなければメンタリティが万全じゃない、今のまま戦うのはまずい。
ラウラ「くそ敵の襲撃か!!!」
部屋で寝ていたラウラも同じ寮の女性兵士達と共に置きだす。
机の中にしまってあった拳銃だけを持っていきタンクトップとハーフパンツの寝着だけを着て外に出る。
そして大樹と合流すると武器庫まで向かう。
ズドドドドド ズドドドド
遠くから銃撃音が聞こえる。
歩哨とやり合っているのだろうラウラはそう感じたが・・・・
敵の攻撃はこれだけではないと言う事にはまだ気がついていない。