エリア.アスタロスでいろいろとあった初日から翌朝。
午前6時.軍人達の朝は早い、起床ラッパが鳴りだすと朝の点呼までに布団を綺麗に畳んだり身だしなみを整え滑走路へ向かう。
赤松正幸「点呼!!!」
「1」
「2」
「3」
「4」
「5」
「6」
ラウラの横の隊員達は一斉に点呼を言う、一歩でも間違えたら目の前で指揮棒を持っている赤松にどやされる。
当然別の部隊から出向している身いや、新統合軍の軍人であるため・・・・・・
ラウラ「7」
と点呼をする。
一歩でも間違えれば後ろの相棒(バディ)の大樹に迷惑がかかる。
間違えたら腕立て伏せをしなければならないのだ。
そして朝食を済ませると・・・・
スクランブル要員以外は厳しい訓練をしなければならない。
赤松正幸「全員上出来だ、胴回し始め!!」
次は胴回しである。
陸海空宇海警の新統合軍全体で行われる訓練の一つである。
これはラウラもやっている運動であるが、流石にきつい。
上手くできなければ当然に厳しい処罰を加えられる。
赤松正幸「案外才がある奴だな次!!」
次の訓練は・・・・・・・・・
ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ
10マイル走。
予備滑走路の外縁部を何度も何度も回って教官がいいと言うまで・・・・赤松がいいと言うまで走り続けるのだ。
それに普通にランニングではない、先頭を走る者は軍旗を持ち後の者はアサルトライフルを携帯する。
教官の赤松も示しとしてロケットランチャーを持ちながら張っている。
罰則はないがかなり厳しい・・・・・・
だが訓練内容はかなりハードでありどちらにしろ辛い物ばかりである。
赤松正幸「今回の脱落者は無し、毎度毎度優秀な奴がいて嬉しい者だな。」
それでも脱落する人はいない、エリア.アスタロスの兵士は非常に錬度が良く優秀である。
一般部隊であれば数人ぐらい脱落者が出てもおかしくない程だ。
このエリア.アスタロスの他とは違う特徴であろう。
そして昼食・・・・
ラウラ「はぁやっと午前の訓練はきついわ、こうした訓練はゼントラーディ人でもきついっての。」
とラウラが言うにゼントラーディ人でもこの訓練はかなりハードな物である。
それは当たり前で普通に運動ばっかりしている人でも悲鳴をあげる物であり、それに教官の厳しい厳しい罵声と言う名のおまけつきである。
今までそのような訓練をした事ないラウラはかなり精神的にもぐっとくるが。
もうマイクローンとして過ごしてからもう少しで半年。
多少は慣れてきており、最初期よりもかなり楽になってきているのは事実である。
とは言えきつい物はきついには変わりはない事であるが。
吉野大樹「それぐらいでキツいとか言っているのか?」
ラウラ「ど言う意味よ?」
吉野大樹「俺が入隊初日なんてチキンラバーストと言う訓練を受けた事あるんだぜ。」
ラウラ「チキンラバースト?」
チキンラバーテスト
あまり馴染みのない事であるが、旧米空軍発祥の精神テストである。
最強の軍隊育成には3要素があり。
★軍事訓練は、軍隊において軍人が受ける軍事的な体力や技能を習得するための訓練である。
★想定される様々な危険を回避するために、優位に敵を攻撃するため様々な激しい訓練が行われている。
★過酷な訓練に寄り、最強の軍隊が作られていく。
その条件を元に普通の人であればありえないであろ事を軍隊はどんどんやっていく。
その普通ではありえない訓練の一つがチキンラバーテストである。
どんな内容であるかと言うと簡単に言えば絶対に笑わない忍耐力を鍛える事。
教官がニワトリ人形を訓練生の後ろからそっと近づき。
厳粛な空間にプップップップップワ~と場違いな間抜け声を出す。
そうすると人は自然に笑ってしまう。
もし笑ってしまえば上官による厳しい罰則を受ける。(スクワット・腹筋などおもり付き)。
そのおかしな訓練を新統合軍創設時にそのまま受け継いでしまった。
まだ新兵時代の大樹がこの訓練を受けた事があり、実際に笑ってしまい教官から厳しいお仕置きを喰らってしまった事があった。
今ではすっかり訓練されてチキンラバーテストを行っても笑う事はない。
その話を最後まで聞いたラウラは・・・・・・・・・
ラウラ「わははははははははははは、なんだそれ?マイクローンってくだらない訓練をするのね。」
吉野大樹「ば.馬鹿野郎!!それは笑いごとになるような訓練じゃないんだぞ!!マジで洒落にならない訓練なんだぜ!!」
ラウラ「本当にアホ臭い訓練よ、アヒル人形で訓練とは馬鹿馬鹿しい。」
吉野大樹「アヒル人形じゃねぇし、ニワトリ人形だ!!」
ラウラ「どちらも同じように見えるけどわはははははははははははははは。」
と大きく笑ってしまう。
ラウラはゼントラーディ人であるが故にこのような訓練を受けた事がない。
この訓練は物凄いカルチャーショックであるのとただの爆笑ネタへとジェットコースター式に変化してしまったのである。
だが・・・・・・・・・・・・
赤松正幸「そんなにチキンラバーテストがおかしいって言うのか?」
岩伊努「ラウラちゃんよ、実際にチキンラバーテストでもやってみるかい?」
ラウラ「その・・・・・・」
後ろにいたのはシデン以下全エリア.アスタロスのパイロットの面々。
男女のパイロット達はラウラの周囲を取り囲み威圧感を与える。
ラウラは食事処ではなく物を口にできる余裕を失ってしまう。
赤松正幸「じゃあ後で特別メニューな。」
ラウラ「はい......」
特別メニュー、ラウラがチキンラバーテストを行う事が確定してしまった。
口は災いのもと、まさにその通りになってしまった。
その後予定通りチキンラバーテストを行って地獄を見る事になったのだが。
ラウラ「あっそうだミリアに対して悪戯するのにピッタリな物だわ。今回いい事聞いてしまったわ。」
ラウラのミリアに対する武器になってしまったのは言うまでもない。
午前6時.軍人達の朝は早い、起床ラッパが鳴りだすと朝の点呼までに布団を綺麗に畳んだり身だしなみを整え滑走路へ向かう。
赤松正幸「点呼!!!」
「1」
「2」
「3」
「4」
「5」
「6」
ラウラの横の隊員達は一斉に点呼を言う、一歩でも間違えたら目の前で指揮棒を持っている赤松にどやされる。
当然別の部隊から出向している身いや、新統合軍の軍人であるため・・・・・・
ラウラ「7」
と点呼をする。
一歩でも間違えれば後ろの相棒(バディ)の大樹に迷惑がかかる。
間違えたら腕立て伏せをしなければならないのだ。
そして朝食を済ませると・・・・
スクランブル要員以外は厳しい訓練をしなければならない。
赤松正幸「全員上出来だ、胴回し始め!!」
次は胴回しである。
陸海空宇海警の新統合軍全体で行われる訓練の一つである。
これはラウラもやっている運動であるが、流石にきつい。
上手くできなければ当然に厳しい処罰を加えられる。
赤松正幸「案外才がある奴だな次!!」
次の訓練は・・・・・・・・・
ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ
10マイル走。
予備滑走路の外縁部を何度も何度も回って教官がいいと言うまで・・・・赤松がいいと言うまで走り続けるのだ。
それに普通にランニングではない、先頭を走る者は軍旗を持ち後の者はアサルトライフルを携帯する。
教官の赤松も示しとしてロケットランチャーを持ちながら張っている。
罰則はないがかなり厳しい・・・・・・
だが訓練内容はかなりハードでありどちらにしろ辛い物ばかりである。
赤松正幸「今回の脱落者は無し、毎度毎度優秀な奴がいて嬉しい者だな。」
それでも脱落する人はいない、エリア.アスタロスの兵士は非常に錬度が良く優秀である。
一般部隊であれば数人ぐらい脱落者が出てもおかしくない程だ。
このエリア.アスタロスの他とは違う特徴であろう。
そして昼食・・・・
ラウラ「はぁやっと午前の訓練はきついわ、こうした訓練はゼントラーディ人でもきついっての。」
とラウラが言うにゼントラーディ人でもこの訓練はかなりハードな物である。
それは当たり前で普通に運動ばっかりしている人でも悲鳴をあげる物であり、それに教官の厳しい厳しい罵声と言う名のおまけつきである。
今までそのような訓練をした事ないラウラはかなり精神的にもぐっとくるが。
もうマイクローンとして過ごしてからもう少しで半年。
多少は慣れてきており、最初期よりもかなり楽になってきているのは事実である。
とは言えきつい物はきついには変わりはない事であるが。
吉野大樹「それぐらいでキツいとか言っているのか?」
ラウラ「ど言う意味よ?」
吉野大樹「俺が入隊初日なんてチキンラバーストと言う訓練を受けた事あるんだぜ。」
ラウラ「チキンラバースト?」
チキンラバーテスト
あまり馴染みのない事であるが、旧米空軍発祥の精神テストである。
最強の軍隊育成には3要素があり。
★軍事訓練は、軍隊において軍人が受ける軍事的な体力や技能を習得するための訓練である。
★想定される様々な危険を回避するために、優位に敵を攻撃するため様々な激しい訓練が行われている。
★過酷な訓練に寄り、最強の軍隊が作られていく。
その条件を元に普通の人であればありえないであろ事を軍隊はどんどんやっていく。
その普通ではありえない訓練の一つがチキンラバーテストである。
どんな内容であるかと言うと簡単に言えば絶対に笑わない忍耐力を鍛える事。
教官がニワトリ人形を訓練生の後ろからそっと近づき。
厳粛な空間にプップップップップワ~と場違いな間抜け声を出す。
そうすると人は自然に笑ってしまう。
もし笑ってしまえば上官による厳しい罰則を受ける。(スクワット・腹筋などおもり付き)。
そのおかしな訓練を新統合軍創設時にそのまま受け継いでしまった。
まだ新兵時代の大樹がこの訓練を受けた事があり、実際に笑ってしまい教官から厳しいお仕置きを喰らってしまった事があった。
今ではすっかり訓練されてチキンラバーテストを行っても笑う事はない。
その話を最後まで聞いたラウラは・・・・・・・・・
ラウラ「わははははははははははは、なんだそれ?マイクローンってくだらない訓練をするのね。」
吉野大樹「ば.馬鹿野郎!!それは笑いごとになるような訓練じゃないんだぞ!!マジで洒落にならない訓練なんだぜ!!」
ラウラ「本当にアホ臭い訓練よ、アヒル人形で訓練とは馬鹿馬鹿しい。」
吉野大樹「アヒル人形じゃねぇし、ニワトリ人形だ!!」
ラウラ「どちらも同じように見えるけどわはははははははははははははは。」
と大きく笑ってしまう。
ラウラはゼントラーディ人であるが故にこのような訓練を受けた事がない。
この訓練は物凄いカルチャーショックであるのとただの爆笑ネタへとジェットコースター式に変化してしまったのである。
だが・・・・・・・・・・・・
赤松正幸「そんなにチキンラバーテストがおかしいって言うのか?」
岩伊努「ラウラちゃんよ、実際にチキンラバーテストでもやってみるかい?」
ラウラ「その・・・・・・」
後ろにいたのはシデン以下全エリア.アスタロスのパイロットの面々。
男女のパイロット達はラウラの周囲を取り囲み威圧感を与える。
ラウラは食事処ではなく物を口にできる余裕を失ってしまう。
赤松正幸「じゃあ後で特別メニューな。」
ラウラ「はい......」
特別メニュー、ラウラがチキンラバーテストを行う事が確定してしまった。
口は災いのもと、まさにその通りになってしまった。
その後予定通りチキンラバーテストを行って地獄を見る事になったのだが。
ラウラ「あっそうだミリアに対して悪戯するのにピッタリな物だわ。今回いい事聞いてしまったわ。」
ラウラのミリアに対する武器になってしまったのは言うまでもない。