マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第44話 サンダー・ライド

2017-05-22 23:01:36 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
桐原達は表彰式を見終えた後、約束通り居酒屋で奢ると言う名の宴会をしていた。
結局、桐原の財布の中身を使いきる程食べられてしまい預金から下ろさなければならない事態になった。
佐枝子達と分かれるとさっそく銀行に向かう。

これで若干お金を降ろして生活費とこれから一人で飲もうかと思っていたが・・・・・・・

桐原中尉「なんでお前らついてくる。」

ウォルター「それはその・・・・・・・・・・」

イェル「あれでありましてね。」

桐原中尉「あれとはなんだ?まさか俺の給料を狙っており居酒屋で二次会としゃれこむ気か!?」

ウォルター「その通りですよ。」

桐原中尉「勘弁してくれ・・・・・・」

ウォルターとイェルが付いてきてしまい二次会としゃれこむ事ができなかった。
いつもいつもなんで来てしまうのか・・・・・・・・
もっともこのような事が好きなのか・・・・・・・・まったく分からん・・・・・・・

もう・・・・・・・勘弁してくれと叫びたい・・・・・・・

                     【ゼントラーディ軍.ラプラミズ直衛艦隊】
マイクローンスパイを輸送したラプラミズ艦隊は本来は他の直衛艦隊と共に本隊の警護につくはずだが。
今回の様子は違っていた・・・・

カムジン率いる第110分岐艦隊第7空間機甲師団の背後に展開する形で、マクロスの進入ルートを封鎖。
撤退した第67分岐艦隊に代わり包囲網を形成する。
一種の包囲作戦のように捉えられるが事情が違う。


ティレノール「カムジンの監視とは・・・・・よくもこのような命令を引き受けましたねラプラミズ司令。」

ラプラミズ「マイクローンスパイを送り込む任務のついでだ、別に問題はないだろう。」

ティレノール「まぁ兵士達の心の問題を解決する事もできますからね・・・・・・・・・それとカムジンですが・・・・・」

ラプラミズ「カムジンか・・・・・・・・あいつは無断行動するからな、もし命令違反を犯す場合は我が艦隊が止めなくてはならない。」

ティレノール「そうですな。」

ラプラミズ艦隊は包囲を形成するために今回の作戦に参加しているわけではない。
本当の目的はカムジンの監視である。
捕虜の一件以降、マイクローンがプロトカルチャーではないかと疑ったボドルザーは判明するまでの間マクロスを撃沈する事を禁じた。

ラプラミズはその指令を受け取ると素直に従う姿勢を取る。
だがカムジンは真反対な対応を取った。
それは積極的にマクロスを攻撃し撃沈する事であった。

カムジン以下の面々は上の命令を腰ぬけだとか腑抜けなどの暴言をもらしてしまい。
上位部隊である第110分岐艦隊司令官はボドルザーから物凄い御叱りをもらいカムジンを注意するが・・・・・・・
そんな事は聞けないのか、とっとと第110分岐艦隊から抜けていつも通りの独断専行の行動を取る。

しょうがないから、一応包囲形成するために部隊の配置だけはしておけと伝え第110分岐艦隊の司令官はめんどくさいカムジンをお払い箱のようにカムジンをいろんな意味で見捨てた。

その頃。

アリー「ミツル・ファレット3級空士長、第10戦隊を率いる事を命ずる。」

ミツル「サ・エスケス。」

スヴァール・サラン級の甲板で30機のキヨラ隊の面々が駐機していた。
他の空戦クァドラン隊も合わせて60機、空戦ポッドを含め120機の大部隊である。
今回は出番あるのかと思ったが・・・・・・・・・・

ミツル「キヨラ1級空士長、我が隊に出撃はあるのでしょうか?」

キヨラ「さぁな・・・・・・・あるとしてもミリアが出番を奪うだろうな。」

と・・・・・・・キヨラ隊には待機命令があるが実際に一番乗りをする事がないため出番がない。
それはキヨラ隊よりも一番信頼しているミリアの部隊を最優先にしているためである。
いくら志願しようがラプラミズはミリアしか使わない方針なのでキヨラ隊はストレスがたまる。

それはキヨラ隊以外の部隊も同様であり、むしろキヨラ隊の方がマシである。

ラウラ「またミリア隊ですか・・・・・まったくあの女は・・・・・・」

メルバ「ラウラ・・・・・・・仮にも上官、そんな口は・・・・・・」

ラウラ「いいんだよ、ラプラミズ艦隊司令に可愛がられているあんな女なんか呼び捨てでも・・・・・むしろ同じ可愛がられている特別遊撃隊のナタルマ1級空士長のほうがましだっての。」

まだ若い女兵士ラウラ・べルタリアはミリアと激しい嫉妬心を持っており相当なくらい嫌っていた。
メルス・ビツルサ2級空士長の補佐で連絡する時には激しい口論する程に。

ミツル「ラウラ、今回は黙りなさい。私の部隊の一員として大人しくする。」

ラウラ「大人しくできるかっての、ミリアにミサイル一発でも撃ち込まないと・・・・・・・・」

ミツル「はいはいはいはい実際にやったら私が責任もって消去刑(死刑)するからね。」

ラウラ「背後を味方が狙うのですか?・・・・・・・・・・ふん・・・・・・いいですよ。」

メフィリア「あぁ余計にミリア嫌いが強まった。」

ミツルがラウラを制止するが結局、ミリアへの嫉妬と険悪感を深めるだけであった。
その様子にミツルももういやという顔をする・・・・

そのミリア隊では・・・・・・・

ミリア「一斉に部隊が出撃する態勢なんだな。」

デワントン「ハッ、名目はマクロスと言われるマイクローンの船に対する包囲網のためいつでも出撃できるようにと・・・・」

ミリア「マイクローンの船にか・・・・・・まぁ豪勢と言ったら豪勢か・・・・・・・・・・」

メール「しかし・・・・・本来の目的は・・・・・・・・」

ミリア「どうせカムジンの監視だろう、背後に展開するとはカムジンが命令違反を犯したら背後から攻撃するかもしくは正面に立つかの二つだろうな。」

と今回の作戦について話し合っており、ミリアは作戦の内容がカムジンの監視と命令違反を犯した時の処刑役だと考える。
そうとなれば第7機甲師団と交戦となれば殺し合いができ喜びを得る事ができる。
ミリアはふっと笑う・・・・・・・・

モーア「一番乗りは私でよろしいでしょうか?」

ミリア「ふざけるな!!」

モーア「ですよね~」

モーア・・・・・・・それは譲る気はないぞと言わんばかりにふざけるなと一喝・・・・・
ミリアは心の中で・・・・・・

ーまったくいつも何故前に出たがるのだろうかモーアは・・・・?
ーやり過ぎるクセがあるからカムジン級に危険なんだな・・・・・・・・・

とつぶやく。
実際にモーアも命令以上の働きとやり過ぎ行為があるので女版カムジンと言っていいほどの兵士。
味方殺しはしないで実力2番は認めるが・・・・・・・・・ある意味心配でしょうがない。

ミリアはジト目になりつつ心の中で呟く。
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第43話 表彰式まで後何マイル?

2017-05-22 17:59:23 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
桐原は未沙達が帰還し現在交戦している敵がゼントラーディ軍などの功績を称える表彰式に出るために部下と佐枝子とその友人たちと共にホールに来ていた。
今話題の歌姫リン・ミンメイが来ると聞いたのか大勢の人々が集まっており中には軍服のまま出席する面々がいた。
私服である桐原達は制服で着替えればと思ったが、佐枝子がどうせこれから飲みに行くんだしいいんじゃんと言ったためあっそうかと・・・・気にしなくなった。

よく見たらミスマクロスをやった会場である。

ウォルター「隊長、ミンメイちゃん何歌うんですかね?」

桐原中尉「さぁな俺にはまったく興味ない、むしろアイドルのぶいぶいした歌って好きじゃないんだ。好きなのはロックか軍歌だな。」

イェル「隊長ロックはともかく軍歌って変わっていますね。」

三浦佐枝子「それはしょうがないわよ、曾祖父は第2次世界大戦のエースパイロットだし明治維新以来の軍人家系で桓武平氏の末裔の武家の家系と変わった経歴の持ち主だから。」

桐原中尉「変わっているとは言わないでくれ、俺の誇りでもあるから。」

桐原はアイドルの歌は苦手である。
昔からぶいぶいしたアイドルの歌はあんまり好まなくてロックや軍歌などの傾倒していた。
きちんと学生時代はきちんとまわりに合わせていたが、この趣味は若干今の若者には古すぎるようである。

ウォルター「しかし主計課の早瀬は出世しないのに、早瀬提督とこんの早瀬は出世するんだな。」

早瀬美代「よ・・・余計なお世話です。それに親戚でもなんでもありませんから。」

李雪梅「よくいるんだよね、苗字だけで親戚と決めつける人。」

ウォルターが美代と未沙を比べるように茶化すと美代は親戚じゃないと反論し雪梅が美代のフォローをする。
だいだいの人は経験した事があると思うが苗字が同じであるから親戚じゃないかと思う事。
だが実際は違う事がありその人から顰蹙を買う事になる。

後年の話であるがVF-Xレイヴンズのエースパイロット、エイジス・フォッカーもロイ・フォッカーと親戚じゃないかと聞かれ困惑したという。
それは未来の話に限った事ではなく、2009年現在でも現に美代と未沙で起こっている。

まぁ誰だってある事だが気にする人は気にする。
だからそこら辺は言い方を気を付けて対処すればいい。

そんな事を言っているうちに座席の確保を行わないといけない。
桐原のノンバリケン小隊3人と佐枝子と美代と雪梅の3人で6人。
うまく横一列に席があれの話だが・・・・・・
むしろ席がないならば・・・・・・・・・・・あえて帰ろう・・・・・・・・

桐原中尉「やっぱり俺・・・・・・・・・酒飲み・・・・・」

                                  ガシッ

桐原中尉「げっ!?」

三浦佐枝子「いかせないわよ・・・・席が取れないからって逃げるつもりなの?」

と逃亡を図ろうとする桐原を佐枝子が首元を掴み確保される。
物凄い険しい顔で先ほどまでファッション誌にお熱であり病的な佐枝子が健全かのように掴む様になぜか知らぬ恐怖に襲われる。
昔からそうだった桐原が何か佐枝子の気に喰わぬ事があるとなんかなぜか知らぬ恐怖に襲われる事を・・・・・・・

佐枝子も桓武平氏の末裔であり・・・・・・・・・武家の末裔としての力なのか・・・・・・・
いつも桐原が思う事だが・・・・・・・・・・ここはなんとか・・・・・
と思うが・・・・・・・・・・・・

桐原中尉「それはその・・・・・・・・・・・」

三浦佐枝子「ノンバリケンリーダーが聞いて呆れるわね、部下を置いて敵前逃亡する奴は指揮官のクズだと言ったのは誰だったかな~?」

桐原中尉「それは・・・・・・・・」

ー二連撃・・・・・・・そしてかつて自分が言った事のブーメラン攻撃・・・・
ーこれは痛い・・・・・・・・

桐原はかつて地球統合軍に入隊時に指揮官論を語っており、その際に部下を置いて敵前逃亡する奴は指揮官のクズだと言った。
その際上官から若干睨まれるが同期からはかなり称賛された。
そんな事はすっかり忘れていた事だが・・・・・まさかここで掘り返されるとは・・・・・・

それに・・・・・情感としての威厳がなくなるんじゃないかと思ったが・・・・・・

イェル「隊長、今回の件は隊長のおごりで許します。」

ウォルター「そうだ驕りだ!!」

桐原中尉「なぬ!?」

と酒を奢る事を条件に許すと言ってきた。
それを聞いた更なる悪寒がする・・・・・・・
こいつらの食力は未知数だが、奢る事を承認したら(拒否権はない)・・・・・・・・・・

三浦佐枝子「当然。」

早瀬美代「私たちも奢ってくれるん・・・」

李雪梅「ですか?」

と佐枝子たちまで続いてしまった。
奢るのはいいんだが、生活費まで食いつぶす事にならないか心配。
もっとも一番警戒しなくてはならないのが佐枝子だが・・・・・・・

奢るついでに服を買わされたらどうしようか・・・・・・・
さっきまでファッション誌を読んでいた事なんでしょうし。

と言っても自分には拒否権なんて最初からないし・・・・・・・
やはり席を真面目に確保する道を選んでおけばよかったと後悔した桐原は・・・・・・・・・・

桐原中尉「これが終わったら皆で居酒屋で何か奢ってやるよ。」

と言ってしまった。
一同は喜ぶが桐原は喜んでいるような顔をしていない。
まるで重大な決断をして精神的にやつれてしまった人かのような表情をしている。

イェル「・・・・・・・・・・・」

そんな一同が喜んでいる中、イェルは何かを見て無表情をする。
数秒経つと・・・・・・・・・直ぐにいつものイェルに戻る。

けど・・・・・・・・心の中でいつもと違うイェルが心の中でつぶやく・・・・・・・

イェル「(・・・・・・・・ゼントラーディ人3名が潜入か・・・・・・・・何か掴もうとしているのか?・・・・やっかいだな・・・・我が軍的にも・・・・・・・・・・・あいつらが何をするかは様子見だ・・・・)」
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祝 戦国小町苦労譚コミカライズ

2017-05-22 16:01:21 | 漫画を買ったら報告箱
ブログのブックマークに戦国小町苦労譚と言う自分が半月ほど楽しみにしている小説があります。
知らない人のために簡単に纏めると・・・・・・
戦国時代に女子高生綾小路静子が戦国時代にタイムスリップして織田信長の家臣になり戦国時代を生き抜く作品です。

登場人物を所属別に纏めれば

★静子軍団
綾小路静子

前田利益(前田慶次)
可児吉長(可児才蔵)
森長可(森勝蔵)

★織田家
織田信長
帰蝶
織田信忠(奇妙丸)
森可成
柴田勝家
明智光秀
佐久間信盛
丹羽長秀
滝川一益
前田利家
まつ
羽柴秀吉
ねね
羽柴秀長
竹中重治

★徳川家
徳川家康
服部正成
本田忠勝
榊原康政

な感じな人たちが登場します。
そんな戦国小町苦労譚がコミカライズ化とは嬉しいばかりです。
5月26日から連載開始なのでよろしくお願いします。

・・・・・・・・・あ作画じゃないけどよろしくです。
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明日はうますぎWAVE

2017-05-22 15:32:10 | 日記
皆スパロボをしているかな?
明日はうますぎWAVEの放送日です。
そろそろスーパーロボット大戦最新作の話があるかな?
もしかしてスパクロ?

とわくわくしています。
皆もスパロボOGラジオ うますぎWAVEを聴こう。

◆出演者
杉田智知
遠藤正明
相沢舞
寺田貴信

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長田義家に至るまでの系図

2017-05-22 01:22:33 | 日記
桓武天皇
|
葛原親王
|
高見王
|
平高望
|-----------|-----------------------------|-----------------------|
平良兼 平国香(伊勢平氏祖先) 平良将(平将門 父) 平良文(坂東平氏祖)
|----------|---------|
平公雅 平公連 平公元
|
平致頼
|
平公致
|
長田致房
|
長田行致
|
長田致俊
|---------------|
長田忠致 長田親致 (永井直勝先祖)
|---------------|
長田義致 長田景致(嫡流)
|
長田義長
|
長田義秀
|
長田義信
|
長田元頼
|
(略)
|
長田義家

(途中、戸籍上の苗字になっており 管理人本人の本名ではない)
(あくまでも口伝であるので信憑性は低い、ただ先祖が武士であり帰農して商家になったのば事実である。)
(長田義家はペンネームであるが、事実上の本名となっている)
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第42話 佐枝子の憂鬱

2017-05-22 00:21:55 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
ブルズアイ作戦から4日経ったSDF-1マクロスは包囲を突破し地球に向けて移動を再開した。
この間戦闘も無くパイロット達は平和な日々を過ごしていた。
交代制であるが連戦続きである兵士達にとっては貴重な休みなのでそんな事を気にしないで遊んでいた。

三浦佐枝子「む~む~む~」

マクロス内部のビルの所で何かを見て悩む。
いつもの経理やたまに手伝いで行うセンサーに関する仕事に関してではない。
むしろ見ていたのは・・・・・・・・

三浦佐枝子「服が決まらない~新しく欲しい服が見つからない~」

最新ファッションのカタログ本であった。
最近戦闘ばっかりでありまともに新しい服を買う余裕すらなかった。
やっと戦闘がなく平和な期間に入るがいざ新しい服を買うとなると何を買っていいか分からない。
戦闘ボケをしてしまったのか?

佐枝子はどうすればいいかな~と深く考える。

早瀬未沙「あら三浦少尉何か考え事?」

三浦佐枝子「は.早瀬中尉・・・・・・いえ早瀬大尉」

早瀬未沙「まぁ私はまだ大尉じゃないわ、そんなに表情を硬くしないで頂戴。」

三浦佐枝子「はぁ・・・・・・・」

未沙はにっこり笑いながら佐枝子に言う。
1階級上である未沙の姿とその言葉に戸惑いが生じる。
ブリッジのオペレーターはいいけど、部署の違う佐枝子は未沙の真面目と言う雰囲気の前に恐縮してしまう。
なんせ士官学校の首席(ヘッド)で早瀬提督のご息女。

エリートオーラの漂う未沙の前ではあんまり軽い態度が取りにくい。

早瀬未沙「でも・・・・・・・・・勤務時間中にファッション誌を見ていたのは見過ごせないわね。」

三浦佐枝子「うひゃい!!」

早瀬未沙「まぁ・・・・・・・聞いた所によると私達がいない間連戦続きだったからしょうがないわね~、今回は許しますけど次回からはきっちり上官に報告しますからね。」

三浦佐枝子「はい・・・・・・・」

未沙は佐枝子がファッション誌を軽くしかる。
連戦続きであるからと言う理由で不問にされたが、もう次は無いと宣告される。
ぐっとなったが・・・・・・・これはしょうがないかと諦めをつける・・・・・・・・・

未沙が去った後は真面目に仕事するためノートパソコンを開き本来の仕事を行う。
ファッション誌は上官に見られないように自分のファイルの間に挟みこむ。

そして・・・・・・・・・休憩時間

早瀬美代「サエ・・・・・・・・・・・まだファッション誌読んでいる。」
主計課.少尉.早瀬美代 (未沙とは親戚ではない

李雪梅「食事している時ぐらいファッション誌をしまったらどうなのよ?」
主計課.少尉.李雪梅

三浦佐枝子「別にいいじゃない、食べている時ぐらいそれに休憩時間だし。」

早瀬美代「いや食事時にこれはどうかと思う。」

佐枝子は食事中にもファッション誌を読んでいた。
今回は野菜・ツナサンドとフレッシュジュースだけであったが・・・・・・・・
誰が見てもだらしがない格好。
これはどう見ても日本人らしくない・・・・・・・・美代と雪梅はだらしなくファッション誌を読む佐枝子に呆れる。

早瀬美代「馬鹿なサエ。」

そして午後の勤務。

三浦佐枝子「む~」

早瀬美代「何よそのふくれっ面?」

織田志保「でも仕事だけは上手くいるけど・・・・・・それ受け付けだったらまずいよ。」
主計課.准尉.織田志保

三浦佐枝子「ファッション誌の内容が気になるんです。だから5時の就業まで我慢しないと。」

早瀬美代「何もそんな顔をしなくても。」

フィオナ「美しい顔が台無しです。」
主計課.軍曹.フィオナ・クーランジュ

佐枝子は午後の勤務でもファッション誌が読みたくてうずうずしていたのか病的な表情をする。
流石にヤバいんじゃないかと、周りは想い始める。
男性陣はうへぇと言う顔をし、周りの女性陣は駄目だこりゃと思う。
上司の木曽大尉は注意しようかと思ったが・・・・・・仕事だけは上手くこなしているので注意しようにも何を言えばいいのか分からない。

そして5時・・・・・・・

桐原中尉「さぁて今日の勤務は終わりだな。」

ウォルター「今日は早瀬中尉達の表彰式行きますか中尉?」

桐原中尉「あれは全員参加なのか?」

ウォルター「おいおい何を言っているんだよ隊長。」

桐原中尉「俺ゆっくり酒飲みたいんだが・・・・・・・・・」

勤務を終えた桐原達は軍施設から自分達の兵舎に向かうため建物から出てくる。
これからどうするか決めていたがウォルターやイェルは未沙達の表彰式に行かないかと誘われる。
けど・・・・・・桐原的には表彰式よりも酒が飲みたい・・・・・

だが部下たちはどうしてもと誘う。

イェル「そうではないですけど、やはり行かないとまずいですよ・・・・・・・」

桐原中尉「そうか?」

「酒なんて後で飲めるじゃない。」

イェル「そうそう分かっているじゃない、酒は後でもいいんですよ・・・・・・・・・!?」

三浦佐枝子「ねぇ・・・・」

『!?』

後ろにはいつの前にか佐枝子が桐原達の背後にいた。
突然いたので桐原は思わず腰を抜かしてしまった・・・・・・・・
一体いつ来たんだ?

桐原は若干 いつもと珍しいステルス性に恐怖を抱く。

桐原中尉「佐枝子いつの間にいるんだよ?」

三浦佐枝子「悪いですか?」

桐原中尉「悪くはないが、突然いるのは驚く心臓に悪いぜ。それに今日はファッション誌の事を気にしながら・・・・・って読んでいるし・・・・・・・」

佐枝子はやはりファッション誌を読んでいる。
桐原はもちろんイェルやウォルターは呆れて声が出ないほどである。

イェル「三浦少尉、これからどうですか?早瀬中尉達の表彰式?」

三浦佐枝子「勿論でるわよ、私の同僚込みでね。その間は・・・・・・・・・」

と佐枝子はファッション誌をカバンに入れる。
若干やつれた感じだが、公の場ではファッション誌は読まないようにする心掛けであろうか。

桐原中尉「その間大丈夫か?」

三浦佐枝子「たぶん大丈夫よ、たはははは。」

と心配する桐原の問いに対し佐枝子は微妙な笑顔で答える。
この時一同が思ったのが・・・・

本当に大丈夫かこの人?

佐枝子の微妙な笑顔に桐原以下ノンバリケン小隊の面々は心配する。
心配しているのは後ろから合流予定の美代以下主計課の同僚達も同様だった。
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