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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

橋下徹市長は、民主党が本来やるべきことを大阪で実現しつつある

2011年12月19日 14時31分45秒 | 国際・政治

 まずは、橋下徹大阪市長の就任おめでとうございます。就任前から、幹部や担当部署との事前協議により着々と構想具体化が進められたようで、大阪の人間でなくても期待が高まる。橋下市長の改革がやがて全国や中央に波及し、新たな時代の幕開けになる事は十分予想される。

 翻って、民主党は経済戦略が無く、政権を取ろうとする政党としては中途半端だった。しかし、公務員改革を打ち出していたので、それが実現するだけでも日本の発展が約束されると期待していた。ところが、3代目の野田首相になり公務員改革はさらに遠のいた。

 民主党が政権に就いたら、まずは全事務次官の交代人事を発動すべきだった。然るに首を切るどころか、「歴史的和解」とか訳の分からんことを言い、露骨に民主党を批判し運動していた事務次官を残した(赤松農相:鳩山政権)。これでスタートから官僚組織に対する民主党の敗北が決定した。

 橋下市長は、前平松市長の支持・反橋本で政治的に動いた市幹部の更迭を言い渡した。 これは至極当然のことで、まずは公務員が政治的に動くべきではないし、ましてや中立性を欠いた幹部には謹慎ポストを用意すべきである。何しろ、公務員は人事が全てである。

 官僚や地方公務員は法律で保護され、頑強で鉄壁の管理組織を築いている。既得権維持と市民軽視の邪悪組織はトップ人事にどんどん切り込み、改革を断行出来る意欲者を登用すべきだ。

 府と市の水道局統合は即、合理化・効率化につながり、公立大学の統合と共に大幅な節税をもたらす。交通機関の民営化も赤字の垂れ流しをストップさせ、交通費を下げることができる。

 最終的に府と市を都に統合して大阪全体を合理化できれば、橋下市長はそれだけで歴史に残る改革者となる。橋本市長は常に当たり前のことをやろうとしている。しかし、それが当たり前でないことが日本政治の異常さを示している。

 日本は特にバブル以降、上位組織ほど徹底しておかしくなった。従って、民主党政権では毎日、山のような嵐のような改革が進むものと思っていたが、ことりとも音がしない。何も改革できていない。逆に、前の自民党以上に官僚べったりで官僚の既得権を増大させている。民主党は国民の期待をドブに捨てたか?

 橋下市長は今の謙虚さを維持しつつ、是非、大阪発の日本の夜明け実現に全力で取り組んでほしい。良識ある国民は期待を込めて注目している。実績を残し、いつの日か日本を改革しリードして欲しい。