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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

尖閣諸島漁船の漁船船長の釈放取り消し訴訟

2010年09月29日 22時12分31秒 | 国際・政治

 昨日の夕刻には、訴訟をやーめたと思って、メールに書いた。ところが、夜の前原大臣、柳田大臣のビデオ公開に対するトーンダウンした発言を聞いて、気持がひっくり返った。私は、事件直後にビデオを公開していれば、世界中の人が同じ動画を見て共通認識を持ってくれるし、中国人の中にも支持者が増えたのではと考えている。最も重要な 証拠のカードである漁船を戻した後ではビデオもあまり意味がないが。

 実は訴状の中にビデオのことも指摘している。法律とは関係がないから、プロからすればその訴状は何?と言われそうだが、私は弁護士ではない。個人的な意見も盛り込む。

 今朝はひーひー言いながら、訴状を直して、午後、広島地裁に提出した。裁判は請求が一つで、160万円分の請求と同じだから、収入印紙は13、000円、それに6、000円の切手が必要で合計19、000円。戦いの序章は実に淡々としている。個人で戦えば裁判は非常に安い。

 当然、国からはスーパー弁護士が送り込まれる。検察庁を訴えて良いのだろうかという懸念もあるがもう後戻りできない。検察庁に勝つことが目的ではない。名前を売りたいわけでもない。中国の対抗措置に屈して、船長を政治的判断で釈放するなどという、屈辱的なことを二度と繰り返してほしくない。

 日本人として誇りを持って生きてゆきたい。しかし、プライドが大きく傷ついても日本人を止めるわけにはいかない。個人としては、裁判に訴えて、問題点を指摘し、是正に努力することが日本人として生きてゆくぎりぎりの妥協点だ。