神戸 西神中央 天然酵母パン教室「奥ちゃんの手作り工房」

神戸市の自宅教室で1998年からパンとお菓子を教えています。毎日の手作りの日々を綴ります。

デニッシュレッスン・基礎コースレッスンを同時進行で

2014年03月12日 | 天然酵母パン
初めての試みですが、常連さんのデニッシュレッスンと初めての方の為の基本のパンレッスンを並行でレッスンしてみました。
今日が初めてのパン作り??ほんとに~?というぐらいお上手なSさん。いまだに疑ってる。。
いつも熱心な子連れママのYさんとKさん。Kさんはインフルエンザでダウン
お一人お一人のメニューをそれぞれがしていきますが、手早くって大変助かりました。


乳児だったH君も単語を話すようになりました。
ママのお弁当の後にパンも食べて食欲旺盛です。
こちらへ通って下さる生徒さんの共通点は、
家族のために食を大事にして手間暇惜しまないところです。

朝ドラの「ごちそうさん」をみていると昔も今も変わらないのは
家族への愛情があってこその手間暇だなあと思います。

Kさん、早く元気になってくださいね



基礎コース3回目・・・クリームパン、ベーコンチーズロール

2014年03月10日 | 天然酵母パン
本日は初めてのKさん、2回目のTさん、Hさんの3人です。
Ktさんは子供さんの発熱で欠席となり後日振替ることになりました。
各自仕上げたクリームパン



パン屋さんで働いていたKさんは手馴れたものです。
初回からおうちで何回か練習されたTさんもこね機やハンドミキサーなど消費税アップ前に揃えてやる気満々です
そして、いつも熱心に通って下さるHさんは初めてこられた時よりずいぶん上達されました。
最近、教室の生徒さんがやる気いっぱいです!
もっとお役に立てるようレッスン工夫したいと思います

メロンパン・チョココルネ

2014年03月09日 | 調理パン
先週はシフォンケーキの注文が相次ぎ、冷蔵庫には大量の卵黄が。
卵白と違い、卵黄は日持ちしない。
卵黄を消費するため、カスタード・クッキー・リッチなパン生地などに。
金曜日の注文品にもリッチなパン生地にいれ、オムレツにも全卵+卵黄で消費するもまだ9個残。
メロンパンのクッキー生地に2個、チョココルネのクリームに5個、パン生地に2個使用。
やっと、なくなった~


「メロンパンとコルネ」
これって我が家のリクエスト1、2番なんです!

「のれそれ」って知ってる?

2014年03月08日 | 調理パン
昨日の夕方、実家が淡路の友人から珍しいものをいただいた。
「のれそれ」・・穴子の稚魚


手のひらにのせるとこんな感じに透き通った10cmぐらいのものです。
①生のままポン酢で。
②昆布出汁でしゃぶしゃぶにして食べる。
・・と教わったのですが。


釜揚げ ポン酢+大根おろし

かき揚げ 天つゆ+大根おろし
いかなごの新子より脂がのった感じです。
今年は珍味と言われる「のれそれ」が例年より取れるそうです。
ありがたいことに我が家にまでいただくことが出来ました



「のれそれ」の語源
高知で、アナゴ類の稚魚を「ノレソレ」と呼びます。高知市付近 ではノレソレ、須崎市付近ではタチクラゲと呼ばれています。
地引網を引くと、ドロメは弱いのですぐに死んで網にくっつい てくるのですが、ノレソレは、そのドロメの上にのったり、それ たりしながら網の底に滑っていきます。
この「のったり、それた り」という地引網の中の様からこう言われているようです。  

手作り工房

2014年03月07日 | 折り込みパン
今日はレッスンもないので、あの発酵器を使ってゆっくりおまかせの注文品を焼いてみる。
水曜日のレッスンの半分の分割でうす~く成形

プチベーコンエピ

お好み焼き風パン
かつおとソースで仕上げ
チーズベーコン
クリームナッツ
アップル・ショコラ
スイートポテトツイスト
五色まめまめパン


発酵器・・・いけるかも
隙間があるので、水滴が落ちるけど下にタオルを置いておけばいい。
発酵温度は下段と上段では差があるけど40℃以上になることはないのでかえって安心。
断熱が良すぎて庫内温度が42℃になってる時もあったのでこの方がパンには優しい発酵器かもしれない。
温度設定やタイマー機能、お知らせメロディー付き、60分で自動的に切れる「大正電機の発酵器」か
温度設定可、タイマー機能なし、断熱性さらにアップ、自動的に切れることはない「ホームメイドの発酵器」か

一長一短で、悩むところです。




発酵器が・・・壊れちゃった!

2014年03月06日 | 天然酵母パン
水曜日の午後から講師の方のレッスンがあり、あんなに午前中なんともなかった発酵器が・・
急に壊れてしまいました!
途中まで気がつかず、いつもより発酵がかかるな~と思っていたら全くついていなかった
中の何本かある線がきれてしまったようです。

骨組み自体もプラスチックで壊れやすく、ネジもはずれ、電熱の部分のプラスチックは一部溶けていました。
天然酵母で2~3日つけてることもあったので内部はかなり高い温度になっていたみたい。
いろいろネットで検索してみたけど、3万数千円する。
特にこの内部を見たあとでは3万円も出そうと思える構造ではなく、取り敢えず応急措置をしてみる。


残しておいた1台目の外枠に2台目(今回壊れた)の断熱カバーをかぶせる。
隙間は急場のためダンボールで囲む。

20年以上前にいただいた電磁保温器?にトレーとお湯を張る。

なかなかいけそう。。。かも。

クレッセント・キャラメルナッツスクエアー・ライスコロッケ

2014年03月05日 | 天然酵母パン
本日初めてお越しいただいたIさん、Tさん、ずっと熱心に通って下さるHさんの3人でのレッスンです。





久しぶりに食べるキャラメルナッツスクエアーは美味しかった~
天板に300gの粉で捏ねた生地を伸ばして焼くとふわふわ感がぐっと増します
クレッセントは生地を薄く伸ばすほどシャープな三日月形になり、指ではじくとカンカンと音がするほど軽く焼きあがります。

寒さがもどりまた春が遠のく日となりましたが新しい出会いに心は弾みます
先月、今月と新しい方が増え、その方々が皆さん熱心なのでわたしにとっても大変励みになります

お・も・て・な・し・積もる話があるある~

2014年03月04日 | 調理パン
昨年、大阪ガスさんの呼びかけでスタートした料理家の集まり「フラムフレンズ」で親しくなった方々を我が家にお招きしました。
2か月前からのお約束。
ちょ~楽しみにしていたこの日。
前日、急な風邪でダウンしてお一人欠席になってしまいとっても残念
手土産に用意してくださった美味しそうで可愛らしいお雛様ケーキが画像で送られてきて、食べたかったなあ~


夏みかんとホワイトチョコのケーキ・・こんがりCafeのいずみさん作



手前の「ガレット・デ・ロワ」はこんがりCafeのいずみさん作。
奥の「3ナイタルトレット」の3種(苺・モンブラン・バナナ)はestyleのえいこさん作。

今日の画像は・・いつもとちょっと違うでしょう~
私の安いデジカメでestyleのえいこさんに撮影してもらいました。
estyleさん
こんがりCafeさん

もっともっと話したかったなあ~

手間暇かけて作ってくださった美味しいお土産ごちそうさまでした

食パン3種・野菜の豚肉ロール

2014年03月03日 | 天然酵母パン
シンプルなイギリスパン・牛乳で仕込んだミルクブレッド・練乳たっぷりのしっとり食パン。
3種類の食べ比べレッスンです。




手ごねのシンプルな食パン生地はセミハードなプチパン仕上げに。
先月からお越しいただいたYさん、Nさん。
子供を連れて熱心に理論を書き込んでおられるのでほんとにありがたいです。
その若いママたちの質問で再度勉強になってるのが長く通って下さるTさん。
新しい方と長年通って下さる常連の方も得るところがあってよかった
何故か2月に新しい方々のお申し込みがあり4月じゃないのになんで?
・・と思っていたところ第○次ホームベーカリーブームだと教えていただきました。

<ホームベーカリーの歴史>
第1次ブーム:1987年~
当時はバブルとも呼ばれる好景気の時代だったので、「家庭で焼きたてパンが食べられる」という物珍しさもあって、1987年度には7~8万台ほどの市場に急成長しました。
しかし、当時のホームベーカリーは専用の小麦粉が必要。その小麦粉が簡単に手に入らない。市販のパンとコストパフォーマンスが変わらない。冷めるとぱさつくなど機能がまだ十分ではないといった理由から、一気にブームは冷めました。

第2次ブーム:1994年
1993年、記録的な冷夏により、全国的にお米が不作となりました。これは「平成の米騒動」と言われた社会現象でした。
この米不足に乗じて、小麦粉食が注目され、ホームベーカリーが注目されて、この年のホームベーカリー販売台数は約9万台を数えました。
翌年米の供給が正常化するとブームは一気に去り、第2次ホームベーカリーブームは短期間で終了しました。

第3次ブーム:2003年~
エコロジー、シンプルといったライフスタイルの流行にともない、食品添加物を避け、アレルギー対策としても手作りの食品に関心が集まるようになりました。
また、不景気のあおりを受け、「内食」へのシフトも起こり始めました。こうした社会的な状況とともに、技術面での進化が続くホームベーカリーの高機能化が加わり、再びブームが到来しました。

第2次ブームまでは副次的機能として一部の機種にのみ搭載されていた、もち、うどん、パスタ、またケーキ、ジャムといった機能も、標準的に多くの機種に搭載されるようになりました。また、それまでは食パンを焼くほかは、ホームベーカリーで生地を作ってからオーブンでアレンジパンを焼く方法が多かったのですが、第3次ブームから多くのアレンジパンコースが搭載されるようになり、練りから焼成まで、ホームベーカリーにおまかせしたままデニッシュやメロンパンなど様々な種類のパンが焼けるようになりました。加えてホームベーカリーを使って作るアレンジパンのレシピ本なども多く発売されるようになりました。現在では市場に定着した感のある定番のホームベーカリーの基礎がこの頃作られました。

第4次ブーム:2010年~
第3次ブームを皮切りに、ホームベーカリーは順調に販売台数を増やし続け、販売台数は年間100万台規模に、普及率も20%以上に拡大してきています。
ブームを越えて定番商品の位置づけを確保しました。
2010年11月にSANYOから発売(現在はPanasonicに統合)されたGOPANは、米から直接パンが焼ける画期的な技術を搭載。発売から約1年で17万台を売り上げる大ヒット商品となりました。
GOPANの発売以降、他の機種でも余りご飯をふやかして、小麦粉と混ぜて焼きあげる「ごはんパン」のコースが搭載されるものも増えきており、現在は米パンの人気が増しています。

でも・・やっぱりパン屋さんのパンには程遠いというのが私の意見です。
既にHBを購入しておられる方は捏ねる機能として使い
HBから出して→1次発酵→分割ベンチ→成形→2次発酵→焼成
を行うほうがより美味しいパンに近づけると思います。