Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

持統天皇も通った古道・芋峠道へ

2021-02-23 | 奈良県北部
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持統天皇は 藤原宮から吉野宮滝にある吉野離宮へ31回も行幸しているらしい。



今日は、持統天皇が通ったと言われる 「 芋峠道 」 を歩いてきました。

奈良県高市郡明日香村の 県道15号線に入り ~ 山の中を吉野町方面へ向かう



奥明日香の案内板、檜皮葺の立派な屋根だがややくたびれている



芋峠への入口

芋峠 2300m  行者 1300m


古道 小峠・芋峠道
 この峠道は昭和20年頃まで大和国中から吉野への生活道でした。 吉野へ輿入れする花嫁は駕籠に揺られ、タンス・長持・ホッカイ ( 御櫃等の台所用品 ) 等を担いだ縁者等は提灯行列をして峠を上って行きました。
 又、この道は山仕事道でもありました。当時の山は広葉樹の自然林で、炭焼き作業で山に寝泊まりし、生活必需品の薪・焚き木を求めて老若飛鳥人が行き来しました。今でも山中に炭焼き釜の跡が残っています。
 万葉時代の、天武・持統天皇が吉野離宮へ通われた道もこの道だとされています。
                           ・・・・ 案内板の文章です




入口は作業道・小峠線 でコンクリ舗装 ~ 250m歩いたら 地道の 芋峠道 になる



ここで作業道わ終わって、九十九折れの上り道になって行く



小峠まで550m







こんな道を上って行く、激上りというほどの道ではないが、それなりの上り坂




50Cm 足らずの小さい石仏さん










ここが小峠のようだ



入口から800m 歩いてきた



ここにも小ぶりの石地蔵さん




 ここから南西に見える山が高取山です。 昭和の初め頃までは高取城址の石垣も見えていました。 分教場で学ぶ子供たちの遠足はここでした。
 弁当を食べて、黄葉・紅葉の輝く山を画用紙に描き、山を駆け巡って遊びました。
 夏はヤマアジサイのうす水色の花が、冬はアオキの赤い実が、そして草木に被われた石地蔵が、古代からの歴史を見つめています。
                      ・・・ 右に建ってる説明板の文章


今は木が繁ってほとんど見えない



ここから " 役行者 " さんのおられる場所まで下りになる




ここまで下ってきたら奈良県道15号線に出る、古道は県道を横切って山の中へ上って行く









県道・古道の道端に役行者さんが居られます
定番の恰好をして錫杖を持って座ってらっしゃるが、屋根は薄汚れたポリの波板だ!



  

        

  すぐ横には、小さな小さな石仏さん、まだ新しい花が供えられている



ここまで 1280m歩いて来た ~ 吉野の宮滝はかなり先である  《 明日へ続く 》



コメント (2)
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