Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

杉林&廃屋の行者山へ

2019-12-17 | 奈良県南部


昨日の続きです。


駐車場から北斜面へ下って行った所にある " ふるさとの森公園 " から戻って

次は駐車場から南方面にある 「 行者山 」 へ向かう、高さは1000m程度か?

「 山と高原地図 」 によれば、 北には 「 天辻峠から乗鞍岳方面の展望が開ける 」、 南には 「 猿谷貯水池の展望が良い 」 と書かれている。
でも、駐車場からの所要時間は1時間20分 


展望好きのワタクシとしては、ぜひ行ってみたい! でも体力と足が心配である、 まあ ちょっとだけでも様子を見に行こう。




駐車場から舗装道路を5~6分歩いたら、この廃屋


ここで " 道路 " は無くなり山の中へ入ってゆく


林道と言うか? 作業道と言うか? こんな坂道になる



植林の杉林が続く



20分ほど歩いたら建物が現れた  玄関も雨戸も全部閉まってて誰も住んでる気配はない
人が住まなくなってから10年も経ってない様子だ?  前の空き地も草木ボウボウになってない


ポストも比較的新しい感じ
郵便配達の方も大変だっただろう、〒バイクを停めてからここまて徒歩だ!





林道をもう少し進み、左折してこんな山道を上って行く、 
 要所要所にピンクや黄色のテープがあるので、それを信じて歩く




左に屋根の抜けた建物が草木に埋まってる、 近寄れる道もない、廃屋放置歴は相当年数だろう



もう少し上ったら、また廃屋があった


杉林の中に建物の形はきっちり残している

でも、近づいてみれば相当なもの、壁や障子もなくボロボロ


火鉢・ロープ・山作業用のウエストバッグ等が置いたまんま



足踏み式の杵と臼だ!




さらに杉林の坂道を上る



展望の良い行者山頂はまだ先のようだ、引き返そう、また元気な時に訪れよう




上りの時には気付かなかったが、また廃屋



これはもう全壊だ、間もなく草木に覆われてゆくだろう



便所と風呂らしき建物はまだ倒壊していないが・・・



トタン屋根だったらしい壊れた建物



こんな場所に自転車! どこを走ってたのだろう
  一旦 山を下りたら、登ってくるのに相当な体力が要っただろうに!





1枚目の建物を上から見た写真です、 山道を下りて舗装道路へ出て駐車場へ向かう




駐車場近くより  中央の山の上の方に道の駅




『 国破れて山河あり 城春にして草木深し ・・・ 』 関係ないけど、こんな詩を思い出しました。



林業は廃れ 人は去り  山郷は忘れられてしまう
 家は壊れて朽ちて 木々に覆われ もとの山に還る ・・・ 寂寥感の漂う山歩きでした 
 



コメント
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