
奈良県吉野郡野迫川村の立里へ行ってきました。
香芝から ~ 京奈和道 ~ 五條インターで降りて ~ 本陣の交差点でR168号へ入り南へ ~ 大塔道の駅 ~ 五條市大塔町小代で県道53号高野天川線へ入り ~ 中原橋を渡って野迫川村へ向かう ~ 山また山 ~ 山また山 ~ の景色を見ながら県道733号 ~ 荒神社横を通ってまだまだ山の中へ向かう、 荒神社から6Kmほどで立里の集落へ着いた

中原橋
大塔道の駅から5Km弱、この橋を渡って野迫川村へ向かう

県道53号はどんどん高度を上げてゆく

上の写真の中ほどに見える集落をズームで

こんな景色を見ながら

ここで県道733号へ入り野迫川村役場方面へ

野迫川村は天空の国だったのです

手前の新緑が素晴らしい

荒神社のもう少し奥にて

そろそろ立里の集落だろう

到着! やっと立里に着いた、
荒神社から6Kmほど山の中だ、野迫川村役場から10Kmほどあるようだ
バイクを停めて集落の中を歩く
10数軒あるようだが、ほとんど生活感の無い建物だ
朽ちて倒れてしまった家、屋根の抜けた家、一見何とも無いようだが裏が壊れてる家等々、明らかに暮らしているとわかる家は一軒だけだった

車も家も朽ちてゆく

手前は墓のようだ、墓石はどこかへ移したのか? 周りの家には当然誰も住んで無いようだ

あの家もこの家も空き家

屋根の抜けた家や骨組みだけ残った家

小学校跡

ガラスの割れた窓から撮りました
全校で2クラス、1~3年と4~6年の教室、 まだ児童の描いた絵が教室に貼られたままだった
ホコリのかかったピアノも放置されている

集落の端には陸軍上等兵誰々の墓、長年放置されているようでもない、
すぐ横には野迫川村指定文化財の阿弥陀寺・阿弥陀如来像、これも朽ちてゆくのだろう
戦前に近くで鉱山が見つかり、ここに集落ができたらしいが、今ではここで暮らす人は数人らしい
住む人の無い家の前に 「 ゆうパック取扱店 」 の色褪せた看板がもの悲しい
限界集落というようなレベルでは無いようだ、そんな山奥の集落にも5月の優しい日差しが注がれていた。