札幌国際芸術祭2017の一環として行われている石川直樹展を見てきた。
写真展のタイトルは「New Map for North」、北海道とサハリン島での写真である。
彼の写真は、ただ有るがままの情景をボッと切り取り、さらに余計な物まで写りこんで
いるのが良い、とまで言っている。(何かの雑誌でそう言っていた)
被写体・構図・光と影・色彩すべてをギリギリまで見極め撮っている写真家の写真とは異なる。
これが丸木舟のカヌーなら彼も撮ったかも知れないが、プラスチックじゃ撮らないだろうな。
これなら石川直樹も撮ったかもしれない、戦時中の人の営みがある、母島乳房山遊歩道にて。