人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

座間味島の集団自決

2008年09月05日 | 今日の雑感雑記

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 どうもこの頃朝の目覚めが早く成ってきた。

今朝も5時に目が覚め、窓の外を見れば朝焼けが。今日も天気が良く成りそう、だけど何となく外を歩き回る

気力が湧いてこない。朝は5時に目が覚め、夜は9時過ぎれば眠くなる、これじゃ唯のジジイだな。

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 グータラ生活を送っていれば、唯でさえ暇な暇人が益々暇に成ってくる。

そこで少しはまともな事?を考えて暇つぶし。これは5月に座間味島へ行った時の写真、物見遊山だけではなく

ちゃんと社会勉強もしているのだ。

 「村長・助役・収入役 以下五十九名集団自決之地」とある。昔は村の名士と言えば、村長さん・駐在さん

校長先生と相場が決まっていたものだが、ここには駐在さんと校長先生の肩書きが無い。

ここには居なかったのか?それともさっさと逃げてしまったのか?座間味島の守備隊は一発も撃たず山中へ

逃げてしまったらしいが。(逃げ回る程大きな島ではないのだが)

 この集団自決に関しては、次の三説が有る。

①日本軍の命令により自決した。

②皇民化教育(という名の洗脳)により「俘虜の辱めを受けず」で自決した。

③鬼畜米英を恐れ、自発的に自決した。

 歴史とは、往々にして後世に作られるものだが、たかだか六十三年前の出来事で、生き証人もまだ

沢山居るはずなのに、なぜこんな事が問題になるのか。

 「軍の命令は、天皇の命令である」であったから、真相はともあれ①説は絶対に受け容れられない

と言ったところじゃないですかね。

 別に天皇が死ねと命令した訳じゃないが、天皇の名を勝手に使っていた旧軍関係者の自己保身が

そうさせるのでしょう。

 藍い海、青い空に白い雲、亜熱帯の花々が咲き乱れる座間味島で、何となく気が重たくなった一時でした。