どうもこの頃朝の目覚めが早く成ってきた。
今朝も5時に目が覚め、窓の外を見れば朝焼けが。今日も天気が良く成りそう、だけど何となく外を歩き回る
気力が湧いてこない。朝は5時に目が覚め、夜は9時過ぎれば眠くなる、これじゃ唯のジジイだな。
グータラ生活を送っていれば、唯でさえ暇な暇人が益々暇に成ってくる。
そこで少しはまともな事?を考えて暇つぶし。これは5月に座間味島へ行った時の写真、物見遊山だけではなく
ちゃんと社会勉強もしているのだ。
「村長・助役・収入役 以下五十九名集団自決之地」とある。昔は村の名士と言えば、村長さん・駐在さん
校長先生と相場が決まっていたものだが、ここには駐在さんと校長先生の肩書きが無い。
ここには居なかったのか?それともさっさと逃げてしまったのか?座間味島の守備隊は一発も撃たず山中へ
逃げてしまったらしいが。(逃げ回る程大きな島ではないのだが)
この集団自決に関しては、次の三説が有る。
①日本軍の命令により自決した。
②皇民化教育(という名の洗脳)により「俘虜の辱めを受けず」で自決した。
③鬼畜米英を恐れ、自発的に自決した。
歴史とは、往々にして後世に作られるものだが、たかだか六十三年前の出来事で、生き証人もまだ
沢山居るはずなのに、なぜこんな事が問題になるのか。
「軍の命令は、天皇の命令である」であったから、真相はともあれ①説は絶対に受け容れられない
と言ったところじゃないですかね。
別に天皇が死ねと命令した訳じゃないが、天皇の名を勝手に使っていた旧軍関係者の自己保身が
そうさせるのでしょう。
藍い海、青い空に白い雲、亜熱帯の花々が咲き乱れる座間味島で、何となく気が重たくなった一時でした。