練習オタクの日々

3日ぼうずにはしたくありません!この日記とピアノのお稽古。練習記録とその他読書などの記録をつけておきます。

ホール&オーツ

2010-02-27 | ピアノ・音楽
ダリル・ホール&ジョン・オーツって、元々はブルー・アイド・ソウルと呼ばれる音楽をやっていたんですよね。ポップな感じの曲もいいけど、ブルースっぽい、初期の曲がいい!
最近のライブを見ましたが、ダリル・ホール、もう60歳を超えているとは驚き。カッコいい!

今日のBGM:Dary Hall & John Oates "She's Gone"

シカゴ

2010-02-25 | ピアノ・音楽
「素直になれなくて」って、なんだか甘いばっかりのバラードで好きじゃなかったんだけど、このアルバムのバージョンはメドレーになっていて、次のGet Awayという曲は古きよき「ブラス・ロック」と言われていた頃のシカゴの雰囲気が濃厚な曲。
そんな時代のシカゴの良さを再確認できるように、とのプロデューサーのデビット・フォスターの気持ちがこめられていたそうだ。
その話を聞いてこのアルバム・バージョンを聞くと・・・Wow!カッコいいんだな~!

今日のBGM:Chicago "Hard to Say I'm Sorry"

Andrew Gold

2010-02-14 | ピアノ・音楽
今日のBGM:Andrew Gold "Lonely Boy"

あ~、なんだかとても懐かしい曲・・・。

『るり姉』 椰月美智子

2010-02-10 | 読書
時間って、流れてゆくものですよね。
過去があって、今があって、そして未来がある。

時間のながれは瞬間、瞬間の連続だけど、過去があってこその今があって、それにつづく未来は過去によって微妙に違ってゆく。

この小説の魅力は、るり姉、その姉であるお母さん、お母さんの子供たちである3姉妹、おばあちゃん、るり姉のだんなさんのカイカイ、それぞれのキャラの魅力でもあるけれど、時間軸を自由に行き来するこの小説の描写が、いろんな時にまで思いをめぐらせるように上手に描かれているところだと思う。

るり姉のくったくない、自由奔放で天衣無縫な性格や物言いも、カイカイの新婚のこの上ない幸せな感情も、そこに至るまでの過去のできごとがあってこその輝きであり、そして、小説を読む私たちに与えられた特別な特権、これから訪れるであろう、未来を知っていて読むからこそ、この今の描写がまた、輝いて感じられるのだ。

今、はもう二度と訪れない貴重な大切な時である、と実感するとともに、読後感もとてもよい、素敵な作品。

『のぼうの城』 和田竜

2010-02-08 | 読書
「のぼう」とは、「でくのぼう」のこと。
農民たちはみな、いや、家臣までもが忍城の領主、長親のことをそう呼んだ。
そう呼ばれているのを知っても怒りもせず、農民と共に野良仕事に精を出す殿様。
しかし、その名の通り、邪魔にはなっても決して役にはたたず・・・。

そんな時、秀吉がこの忍城に攻め入ってくる、ということになる。
周辺の城はみな、戦わずして城を開くことを決めている。
忍城の家臣たちもまた、それが得策、とばかりに開城の運びとなる。

しかし、豊臣の使いが城にやってきて、話合いの場を持ったとき、実質城の城主である長親は、なんと「戦う」と言ってしまうのだ。
あっけにとられる皆々・・。
だが、これは、歴史に残る戦いの始まりだった。

長親がただのでくのぼうだったのか、それとも策士であったのか。
人の心をつかむ、というのはどういうことか。
真の誇り高い人間とは。

この物語では、あの関が原では惨敗し、敗戦者としての歴史ばかりが大きい石田三成も、また、儀を尊ぶ英雄であったことが描写されている。

長親の能面のような表情の中に隠されていたのは、ただの鈍感さだったのか、それとも純真な心だったのか。それとも計算ずくの冷徹な心だったのか。
久々の面白い時代小説だった。

『変身』 フランツ・カフカ

2010-02-07 | 読書
この謎につつまれた古典的とも言える作品には、さまざまなメタファーが暗示されているのだろうけれど、今、読んでみると、どうしても「介護」の問題と共通する部分が頭から離れないのは、私だけだろうか・・・?

『三人姉妹』 大島真寿美

2010-01-29 | 読書
これは三人姉妹の末娘水絵ちゃんがフリーター、恋愛もいけてない状態から卒業してちょっと大人になる過程を描いたお話なのかな。

それにしても三人姉妹って、にぎやかで華やかで、まったく未知の世界だけど、話すことの90%が恋バナ、ってのも疲れそうだ~~~~↓↓↓

Yen Town Bandのアルバム

2010-01-28 | ピアノ・音楽
昔「スワロウテイル」という岩井俊二の映画があったけど、劇中バンドがそれだけで独立して評価されて、CDまでリリースする、っていうのはこのYen Town Bandが走りだったような気がする。

今日のBGM : Yen Town Band "My way"

マルシェ

2010-01-24 | Weblog
ファーマーズマーケットって楽しいですね。

毎週土日に青山の国連ビル前の広場でファーマーズマーケットが開催されるようになりました。

農家の人が自慢の作物などを自ら販売して、お客である私たちと会話などを交わします。

直接生産者から買うことで、正しい利益が生産者にもたらされる、とか、生産者と消費者をつなぐ役割がある、とか、いろいろとよい点、大義名分もありますが、とにかく楽しいのがいいと思います。

売っているのは野菜だけでなく、写真のように綺麗なお花とか、ハーブオイルとか。
イートインコーナーとかもあります。

私の戦利品は、オーガニックのクッキー(オートミールとセサミ)、トマト2種類。

ここまで来て売ろう、というくらいですから、何かしらの哲学を農業に関して持っていらっしゃる様子の農家の方ばかりでしょう。
若い農業従事者のテントも目立ちました。
なんだかおしゃれで、パリのマルシェみたいな雰囲気!

U2のアルバム

2010-01-23 | ピアノ・音楽
このジャケットはどこなんだろう?といつも不思議だったのだけど、レコーディングが行われたアイルランドのスレイン城なのだそうだ。

この陰鬱な雰囲気がよいなぁ・・・。

今日のBGM:U2 "Bad"