詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

揺れる影

2019年05月24日 11時13分23秒 | Weblog

 

 五月の風が優しく頬に触れます。

 何気なく過ごす日の中で、突如思いがけない事が起こり、、、 

 今、悲しい訃報に、遺された友を思い、心を痛めています。

 

 思えば平穏な時には、つい後回しになる友人達と会う計画ですが、

 悲しい訃報が飛び込んできた時に慌てて集う席で、故人を偲ぶ法事の席で、

 最後に会えなかった事を心の中に引き摺り、連絡しなかった事を悔やみます。

 明日のことは、誰にも分かりません。

 

 一日一日を自分なりに頑張れて、今日の幸を感謝し過ごせる事が出来ればと、

 今、色々な事から、そう思います。

 

 ( 冠句から )   

     優しい眼 笑顔になれる辻地蔵

     揺れる影 命に重さ儚さも

     風に凪ぐ 老いの妥協を一つずつ

     その一語 相老いて知る灯の温み

     昼ひとり 忌中の友へ想い寄せ

 

 

        

                

 一冊の本から、気持ちの持ち方が見えてきます。

    鎌田 實 著書  『 なげださない 』

 

 過酷な運命を背負っていても、ハンディがあっても、

 ひとつのいのちを、ていねいに生きている人たちがいる。

 自分のつらさを横に置いて、人のために生きられる人たちがいる。

 赤ひげ先生、鎌田 實が迫った心温かドキュメント!

 

        一度の人生の深さ、重さを感じます・・・

 

 後日、お悔みに行ってきます。

 

 

 温かい絆を、ずっとずっと、、、大切にして・・・    

 

   

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする