詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

ただ ひたむきに、、、

2016年10月20日 14時04分41秒 | Weblog

 半袖の服でも良いと思う位の10月とは思えない気候に、昨日は少し動くと汗ばみ、

 夜も蒸し暑く、窓を少し空けて寝ました。

 何だか昔と違う季節感に、体調管理の難しさを感じ、秋の文化祭や芸術祭等の

 行事を色々控えている今、油断せず毎日を元気に過ごせるように、心がけたいと

 思います。 

 ギター、コーラス共に、本番モードでの練習になっています。

 まだまだ、未完成ですが、仲間と心を合わせ、素敵な曲に仕上がるように、

 一生懸命頑張ろうと思いますが、、、練習で痛めた手の回復が遅れ、歯痒いです。

 

 やなせ たかしさんの素晴らしい詩集に、出会えました。

 アンパンマンなどの、キャラクターを残した漫画家でもあり、童話画家、詩人であり作家。

 図書館の棚にあった、<大きな活字で組まれた詩集>、偶然目に入ったこの本ですが、

 ほんわかと、心の中を温かくしてくれました。

 その中の一つ、、、

                     光

              せっかく生まれてきたのだもの

          絶望するのはもったいない

          なんとかなるさと辛抱して

          まぐれ、幸運、喜怒哀楽

          とにかく一日生きてみて

          明日は明日で

          また生きる

 

  可愛いイラストにまた気持ちが和みます。

  タイトルに、帯の文字にも、心が響きます。

 

          足が弱くて すぐころぶ 

          耳は遠いし 眼はかすむ

          まいにちあぶない つなわたり ~~~~(老後のたのしみより)

 

          ふりむくことはしなかった

          ただひたむきに歩いたが 

          いささか疲れてひと休み

          ここはどこかと見わたせば

          老化峠のくだり坂 ~~~~~(花咲く峠より)  

 

 こうした詩集が幾つか組まれた本に、今、触れる事が出来た事、本当に嬉しく思います。

 

 今の気持ちを、私の冠句に探すと、、、

 

                  指人形 上手に出来た仲直り

                  ほろ苦し お世辞さらりと言える業

                  闇を抜け 筋道一本貫いて

                  譲り合い ずるい打算は封じ込み

                  丸く生き 聞き役になり譲る席

                  老夫婦 まるく労わる言葉尻

                  少し寄る 垣根外せば情に触れ

 

 そして、、、

 老後の楽しみを見つけ、心の中があたたかく、生きていることが嬉しく、愛おしく、

 こころがどんどんやさしくなる。 気付けば、「孤愁の道」、たそがれの色は濃いけれど、

 今日一日は、けんめいに、生きよう。     そう思います・・・

          

 

                     

 

             今日もお立ち寄り頂きまして、有難うございます。

             皆様からのお声を聞かせて頂ければ、嬉しく思います。

             色々な秋の催しに向けて、心を充たして頑張れること、

             日々の活きる力となって、自分を励ましています。

                 


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