2020年4月下旬の観察記録です。
庭でプランターの古い土を再生していると、ブルーシートに茶色い蛾がはいあがってきました。自信はありませんが、カブラヤガではないかと思います。
カブラヤガは、体色が灰褐色から茶褐色、模様にも変異が大きいヤガ科モンヤガ亜科の仲間です。蛾の名前は、私のように蛾に詳しくないものには実にわかりにくくて、調べようとしても途中で投げ出すか、いい加減な名前をつけてしまうか(この場合一応?はつけるようにはしています)しがちです。
カブラヤガの幼虫はさまざまな植物を食べますが、タマナヤガとともに農作物を根元から切断する大害虫、「根切り虫」として知られるています。1齢幼虫は若葉を食べますが、中齢幼虫以降は昼間は土中に潜り、夜に植物の根元を齧るため、農作物には深刻な被害を与えます。我が家の家庭菜園でも春から秋まで被害(?)を受けています。
カブラヤガは年に3回程度発生し、中齢~老齢幼虫で越冬するようで、今回見かけた成虫は春に蛹化、羽化したものでしょうか?。
我が家の庭の場合、野菜や花などに大きな被害を与えるものは、原則として見つけしだい処分することとしています(同じものでも、野外で見かけたものは、写真を撮るだけです。)
《カブラヤガ? 2020/04/28》
《カブラヤガ? 2020/04/28》
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