2003~2009年に、富山県中央植物園で見かけた生きものの紹介しています。
今回は、セミ科のツクツクボウシです。
ツクツクボウシは晩夏のセミのイメージがあり、ツクツクボウシの鳴き声を聞いて慌てて夏休みの宿題にとりかかったという話もよく聞きます。ところが、ツクツクボウシは実際は7月から発生しているものの、この頃はまだ数が少なく、鳴き声も他のセミにかき消されて目立たないため、他のセミが少なくなる8月下旬から9月上旬頃に鳴き声が際立つようになるようです(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ツクツクボウシ』参照)。
中央植物園で見かけたセミはニイニイゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシの3種ですが、ミンミンゼミの鳴き声を何度も聞いていたので、合計4種のセミが植物園に生息していたと思います。
《サルスベリの幹で鳴くツクツクボウシ♂ 2007/08/12》
《サルスベリの幹で鳴くツクツクボウシ♂ 2007/08/12》
《サルスベリの幹で鳴くツクツクボウシ♂ 2007/08/12》
《鳴くツクツクボウシ♂ 2007/08/27》
《鳴くツクツクボウシ♂ 2007/08/27》
※ 「2003~2009年に富山県中央植物園で見かけた生きものの紹介」は、今回で中断。今年の冬に再開したいと思います。
※ 5月の中央植物園(23) 5月の中央植物園の植物などです。18年ほど昔の写真なので、状況は変わっていると思います。
《ミヤマキンポウゲの花 2006/05/18》
《ミヤマオダマキの花 2006/05/18》
《リンネソウの花 2006/05/18》
《プリムラ・ヴィアリーの花 2006/05/18》
《ギョウジャニンニクの花 2006/05/18》