11月の下旬は穏やかな日が続きましたが、12月に入ると寒波が襲来して急激に気温が低下、2日には富山で初雪が降りました。車庫の戸を開けると、何か落ち葉のような茶色いものが戸についていました。よく見ると、アケビコノハでした。アケビコノハは成虫で越冬するので、ここで越冬するつもりかも知れません。
アケビコノハの前翅の表面は枯葉のように茶褐色で、黒っぽい葉脈や虫に食われた痕のような凹み、付着した苔のような模様まであります。これに対して、後翅は派手で、橙色に黒い模様があります(寒いせいかなかなか翅を開かないので、瓶に入れ、少し温めて翅を開いてもらいました:一番下の写真)。
《車庫の戸にとまっていたアケビコノハ 2014/12/02》
《まるで枯葉そのもののアケビコノハ 2014/12/02》
《翅を開かせたアケビコノハ 2014/12/03》