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昭和恐慌とリフレ生存権Ⅵ

2015年07月07日 | 政治経済
 こんな事はとっとと捨て去る他はありません。そして今後どのように再構成していくかが問題です。
注目すべきは昭和恐慌期に焦点を当てると日本の経済思想の問題性が分かります。
昭和恐慌期の前に、開国して福沢諭吉のような市場ベースに考える人物が登場しました。
「各国との交易を盛んにしよう」。
そして明治の後半に入ると、職場の待遇、都市における貧困、が話題に上がってきます。日本の経済学の学会は社会政策学会として始まりました。
それは現在も続いています。まずはドイツ経済思想に大きく影響された考えが基礎にありました。当時は社会政策と言っても経済学の別の名称に過ぎません。
そこではどんなことが主張されていたのでしょうか。
「労働者の待遇が悪いのは問題だ・・・」。
つまり労働者の処遇を余りに厳しくすると生産性が落ちるという理由から。あくまでも資本家や国の目線から、支配層が困るからという理由から。
労働者個人の福利厚生よりも生産ベースに労働者待遇を良くすべきだと主張していたのです。
その代表として金井延、東大経済学教授、彼は日本における最初期の経済学者です。日本の経済学の始まりはお雇い外国人です。
岡倉天心と共に日本の美学研究をしたフェノロサが経済学教師となって指導を始めました。彼は社会学、文学も教えていました。
今ほど分野毎にはっきり分かれていない時代だったのです。そのフェノロサに学んだのが金井です。
彼は留学してドイツ歴史学派、
つまり「市場は初めから存在する物ではなく後から政府や自発的に作らなければまともな物はできない」という基本理念からスタートします。

☆お知らせ
毎週水曜日午後の外来をお休みとさせていただきます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。

7月の予定:ダニやノミの予防は早期から初めていただくのが肝心です。フィラリア予防、ノミダニ予防を開始してください。
7月10日(金)大阪出張のため午後から獣医師不在です。午前中は通常通りです。スタッフは全日常勤しています。可能な営業内容内容はスタッフにお尋ねください。ご迷惑おかけします。
7月11日(土)大阪出張のため全日獣医師不在です。スタッフは全日常勤しています。可能な営業内容はスタッフにお尋ねください。ご迷惑おかけします。





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