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戦争史観の転換ⅩⅧ

2013年07月17日 | 歴史
リンカーンは曖昧な憲法に手を加えないで、妥協した態度を守ろうとしていました。ところが周りはそうさせてくれません。
周りの急進派の考えはリンカーンと違うのです。
周りにいる急進派にとって南部との戦いは自由な社会による人道的な正義の戦いであって、州の権力に対する正義の戦いであります。
ここで”正義”という言葉が出てきます。しかしリンカーンは必ずしもそう思っていたわけではありません。
戦争が進行して行くにつれて、「奴隷制そのものを倒さなくしては南部の権力を倒すことはできない」そう確信していきます。
徐々にリンカーンもはっきりしていくのです。結果としてアメリカは奴隷解放の方向へ移動して行きます。
目的は連邦という大きな権力を一つにすることです。何度も何度もリンカーンは繰り返し述べています。
「もし奴隷を解放しないで連邦を救えるならば、私はそうするつもりだ。もし私が全奴隷を解放できるならそうしても良いと思っている」
南部を認めないということは連邦制にすることで結果的に奴隷制も潰すと言うことになります。長い戦争でした。だんだん激しくなって行きました。
リンカーンはかなり過激で残酷な戦争指導者でした。絶え間なく無能な将軍を取り替えて戦争を激しくさせて行ったのです。しかしこれが正しいという顔をしていました。

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営業日の午後12時~午後4時は、手術、治療業務のため留守番電話にしている場合があります。
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