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財務省と国民の歴史健忘症Ⅱ

2012年06月25日 | 政治経済
今足りないモノ、「現金」と「希望」
「希望」は東北の人は我慢強くおとなしいので、「希望」を失わずにやれることからやろうとがんばっています。
しかし限界は見えています。「希望」をつなぎ止めるには一番足りないモノを現地に送るしかありません。「現金」です。
どんなときにも使えるモノ、「現金」。これを調達するのは日銀の仕事です。または政府の仕事です。
しかし彼らは「現金」を送ることだけはやりません。しかも増税をやろうとしています。
被災地の人間から増税をするなんてことは日本の国家財政上初めてです。世界の歴史の中で災害が起きたときに増税するなんてあり得ません。
昔、仁徳天皇は民の竈から煙が立っていない、じゃあ3年間税金を取らない、効果が薄い、さらに3年間取らないと判断しました。
寛政の時、光格天皇は江戸幕府があまりに無策なので「御所千度参り」といって毎日民衆が京都御所に押しかけてきた事がありました。
光格天皇は「こんなに困っています飢え死にしそうです。民衆がこういう状況だということを松平定信さん知ってますか?」と問いかけました。
危機の時に国民からお金を巻きあげるのは日本の国体の否定です。それをやろうとしているのが今の政府です。
白川日銀総裁は「現金を被災地に届けることをやったら日本の国柄を否定する事になる」と・・・。
中央銀行総裁ごときが国体を語りだす始末です。
日本書紀以来の歴史書によればそれは明らかに逆のことです。

 野田内閣の支持率が悪いのは前の人がひどすぎたからにすぎませんが、増税やむなしという状況は危険です。
3.11以前から日本は13年におよぶデフレ不況でした。デフレはお札の量が少ないのにモノがいっぱいに溢れている状況です。
物の値段は貴重品ほど価値が高まるため、モノは作られ続けてお札は市場に流れません。
所詮紙切れに過ぎないお札の価値が高まります。商品は働いた労働の結晶です。
それが、がんばればがんばるほど価値が無くなっていくのです。不公平な社会になっていくのです。
ペーパーマネーで一発当てたIT長者だけが儲かります。公務員は給料下がらないで得します。
すでに一財産築いている人は得します。格差社会を作ることがお札を止めると言うことです。
だったらお札を蒔かなけりゃいけないはずです。
ともかく通貨供給量を増やさなけりゃいけないときに、日銀は需要が無いんだからしょうが無いとおっしゃる。
仮にそうだったとしても3月11日、需要だらけになったはずです。でもその需要は現金が無いから潜在的需要に過ぎません。
では被災地の避難している人に現金を渡したら需要が無いというのでしょうか? あるに決まっているではありませんか。
焼け太りだの公平性が問題だの言われますが、日本全体が餓死しそうになったいるときには焼け太りするぐらいがちょうどいいのです。

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営業日の午後12時~午後4時は、手術、治療業務のため留守番電話にしている場合があります。
フィラリアの予防を開始しましょう。


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