久しぶりに晴れ渡った日、空堀川をポタリングした。ポタリングというのは自転車に乗ってぶらつくことを意味する和製英語だ。サイクリングやツーリングとは違ってはっきりした目的や目的地をもたない、まぁ自転車に乗った散歩といったようなもの。
天気は絶好、空は澄み渡り風もない。
カルガモたちも早朝の採餌が終わったのか、淀みで寛いでいる。
清瀬の中里緑地に入ってみた。
カタクリはまだ花茎を伸ばしてはいない。
清瀬4小のある辺りには川の蛇行を利用して用水が作られている。脇の日当たりのよい所ではキショウブが早くも花をつけていた。
蛍を育てているのだろうか、川底にはカワニナが見える。
柳瀬川との合流地点を過ぎると水量が一気に増し、川幅も広くなる。
中里団地にある銭湯の煙突が見えてきた。
陽光に誘われてモクレンの蕾も膨らんできた。今日中には開花しそうだ。
左は所沢市、右は清瀬市。空堀川は県境を緩やかにS字カーブを切って流れ、やがて荒川へと合流していく。
金山調節池までやってきた。ここは通勤途中寄り道して年に何度も訪れる、お気に入りの場所の一つだ。
こちらは隣接する金山緑地公園。
これは珍しい、チュウサギだ。
土手の上の野菜直売所がのどかな郷愁を誘っている。
本日二羽目のカワセミは中々こっちを向いてくれなかった。
清瀬台田団地を対岸に見ながら川を下る。
橋のさらに向こうには武蔵野線の鉄橋がかかっている。
その下にあるのが滝の城址公園。大半が運動公園となっているが、無料釣り場や梅林、ちょっとした散策コースなども設けられている。
本日3羽目のカワセミが危険看板の上に止まっていた。
まだ仕事まで時間があったので、竹林を抜けた散策コースを歩いた。カタクリはやはりまだ未開花だったが、ニリンソウヤアマナが咲きはじめていた。
あと1,2週間もしたらこの桜も咲きだすことだろう。春本番ももうすぐだ。