野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

秋の終わり羽村堰に遊ぶ

2013-11-08 | 散歩

 河原の散歩をしたくなって、羽村の堰まで足を延ばした。多摩川の対岸(右岸)すぐ近くに羽村市の郷土館があり、無料で駐車ができるのが良い。 

 人だけしか渡れない羽村橋

 

 さっそく河原に降り立つ、夏草の勢いはまだやっと峠を越したばかり。

 

 河原遊びにここを選んだのはカワラノギクの保護育成地がここにあるから

 

 

 残念ながら少し時期が遅かったようだ

 

 

 時期は外したものの数年前に来た時より、株数が増えているのが嬉しい。

 

 川のすぐ傍まで草むらの小道を分け入っていく、魚道が見えてきた。

 

対岸にはカルガモのファミリー

 

 そのわきにはイソシギの姿が見える

 

 

 つがいだろうか、もう一匹やってきた

 

この日は陽気が良かったからか、セキレイやカラスも水浴びをしていた。水に顔を突っ込んでいるのはカラス

 

 水浴びをした後、変な格好で伸びをしているのはセグロセキレイ

 

 コサギもやってきた

 

 対岸の少し離れたところでは、マガモとアオサギの接近

 

 昭和の風情を残しているのが良い羽村堰。ここから採水された水は玉川上水となり、一部は多摩湖へと注ぐ。

 

 やがて日は傾き、光も茜色を帯び熱を失いながら周囲を染めていった。

桐の木のした、土手を散歩するたくさんの人が行きかう。

 

 

 

 川倉と呼ばれる、川の流れをせき止める伝統的水防工法を復活させたもの

 

 

 川面が煌めいてきた

 

 

一日を終えようとする鳥たち

 

 

 エノコログサが輝いている。コセンダングサの厄介な種も見える。子供の時分、この種がたくさんズボンにくっついて困ったことがあった。

 

 片足のないバッタがじっと身構えている

 

川面のきらめきも消えた、やがて色と熱とをなくし闇へと溶けて行くのだろう。何のこともなかった一日が終えられていく。

 

この辺で。


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