標高1600mの浄土平の紅葉をどうぞ
駐車場付近、やはり平日にもかかわらず人出が多い。
10月8日のこの日、紅葉はややピークを過ぎたばかりか
たくさんの観光客の中でも、一切経の山道を登るのはごく僅か
盛んに立ち上る噴煙が、御嶽山の悲惨な災害を想起させる
これは噴煙と背景の雲とのコラボ
駐車場から一切経への山道を登る、結構勾配は急だ。
山道の両脇には、ガンコウランとクロマメノキとシロタマノキの実。少しずつ頬張りながら登る。
低木がなくなって酸ヶ平
思ったより紅葉した木が少ないのは見頃を過ぎたせいだろうか
登ってきた山道の向こうに見えるのは吾妻小富士
東吾妻山
澄み切った空の下を優しい風が吹き抜ける
一切経山(1949m)の南斜面、稜線を登山者が点でつながっている。
連れが体調が悪く分岐で登頂を断念、一目「魔女の瞳」を見たかった。
酸ヶ平避難小屋
鎌沼の名は沼の形から
木道の両脇に咲いている花は枯れ果てて既になく、ただリンドウの枯れ花が続いていた。
秋日に煌めく鎌沼、前方の山は東吾妻山
沼の彼方から雲が湧き上がってくるように見える
視線を西に向けると風景はがらりと趣を変えた
ここで軽めの昼食をとってから下山
再び吾妻小富士が見えてきた。
こちらは一切経山
下山路の紅葉とススキが美しい
標高1600m地点まで戻ってきた
樋沼付近の湿原
樹木の数は少ないものの、この辺りが紅葉前線の最先端か、足を止めて暫し見入ってしまった。
駐車場近くから振り返った風景。
以前訪れたときは最盛期で紅葉のトンネルを抜け、その絢爛豪華な錦秋の美に感動したのだが、残念ながら今回はやや時期を失したようだ。
それにしてもこれだけの美を、再びこの目に出来る日があるのだろうか。