野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

浅間山のムサシノキスゲ

2014-05-16 | 探鳥

 

 

 5月中旬、多磨霊園の南側に隣接する浅間山公園を訪ねた。

 

浅間山は標高が80m足らずで、山というより小高い丘といった方がふさわしい。ボランティアの人たちの尽力で、自然が守られ、観察しやすく歩きやすい遊歩道が設けられている。

 

キツネノアザミ

 

5月も中旬になりムサシノキスゲはやや盛期を過ぎたようだ。

 

 

尾瀬などでみられるニッコウキスゲなどとどこが違うのか見分けがつかないが、咲く場所の標高(ほぼ平地)や咲く時期(5月初旬から)などはかなり異なっている。

 

ハナグモがじっと獲物を待ち構えていた。

 

 

 

 

訪ねた時期が遅かったせいか大きな群生を見ることはできなかった。

 

この時期、園内ではキンランやギンランも咲きだす。

 

 

 この日は天気がよく、日差しが林内に降り注いだせいかキンランはいっぱいに花を開いてくれた。

 清楚な花なのだが、こうやってみると大きな口をあけて笑っているように見えるのがおかしい。

 

 

こちらはギンラン

 

 

オオアマナやニガナの仲間も見かけた。

 

 

これはホウチャクソウ

 

木の花ではコゴメウツギやエゴノキなどが咲きだしていた。

 

 

背の高い、この花はトチノキの花

 

足元にはイチヤクソウの蕾、そしてやせウツボの花

 

 

 随分と伸びた草の上を時折、熱を持った風が吹きすぎていく。

いつの間にか季節は移り、この辺りも次第に夏の装いに変わりつつあるようだ。


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