野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

武蔵丘陵森林公園

2011-03-07 | 探鳥
 梅が見頃ということなので、久しぶりに森林公園に出かけてきた。

 到着したのは9時半の開園から10分ほどたった午前9時45分。園の入り口前の私設駐車場に車を止めた。こちらは一日200円、園内の駐車場は600円と高い。



 木製のとんがり頭の人形が出迎えてくれた。



 南口から梅園までは徒歩10分ぐらいで着く。



 思ったより花の数が少ない。開花後の寒気のせいで花期は長持ちしたものの、花付きはもう一つのようで、華やかさに欠け見栄えがしない。






 梅の木の下にはフクジュソウが植えられているのだが、こちらもほとんどが見頃すぎ。
 これはまだ見られた秩父錦という品種のフクジュソウ







 去年来た時もいた、人形と梅の写真を撮っているおばさんに今年も出合えたのには驚いた。



 ホオジロが鳴いている。



 マンサクとサンシュユ






 梅はあまり見るところがなかったので野草コースへ



 入口に時期の過ぎたフクジュソウとクロッカスが咲いている



 これはキクザキイチゲ



 カタクリの葉を確認したが、少しは期待したセツブンソウも枯れていて、咲き残っているのは数輪のみ。さっさと中央口から植物園方面に向かった。

 途中モミジ園の辺りにユキワリソウの露地植えを発見。













 野生のものでこんなに色形が変異しているのだからすごい



 植物園に到着。









 ここでやっといろいろな花に出会うことができた。
スノードロップ



 紅花のアセビ。



 様々な色のクリスマスローズ、いずれも蕊がきれいだ。






 イカリソウ



 植物園のイベントとしてユキワリソウ展が開かれていた。訪ねた日が6日でちょうど最終日だった。






















 よくもこんなに一つの花が千変万化して咲くものだと、ほとほと感心すること頻りだった。


 帰りは彫刻園の方に回った。

 背の低い原種シクラメン






 白花のクリスマスローズ



 中央口付近の山田大沼にはカワウのコロニーがあり、親鳥が巣に餌を運びこむのに忙しない。周囲は白い糞ですっかり景色が変わってしまっている。




 今回は花だけでなく野鳥との出会いも期待して行ったのだが、生憎期待外れだった。見られたのはエナガとシジュウカラとモズとホオジロのみ。それも数は異常に少ない。囀りも聞こえなかったので絶対数が少ないのか。夥しいほど生息しているカワウが他の野鳥の少なさに影響しているのだろうか、一体どうなっているのだろう。