<女峰山を背景にした日光植物園の実験室>
一年ぶりに日光植物園を訪ねた。入園と同時に両側のアズマシャクナゲが迎えてくれる。
コミヤカカタバミも花弁を精いっぱい広げて、梢から洩れるやわらかい春の日差しを浴びている。
よく見るとイカリソウやコキンバイといった花もその傍らでひっそりと咲いている。
これはバイカイカリソウ
八重咲きのコキンバイ
見上げると小さな花弁をもつ日光桜が咲いていた。
この時期園内で一番よく見かける花はトキワナズナ、ヒナソウの別名もある。。北米原産の花らしいが、ここでは野草化した帰化植物のように園全体で見られた。
ハルトラノオ
ショウジョウバカマ
カタクリの咲きのこり
躑躅の花も咲きだしている。アカヤシオ、ナンゴクミツバツツジ、ヤマツツジと園内を様々な色合いで華やかに彩っている。これはヒカゲツツジ
ヤマドリゼンマイの芽
リョクガクザクラ。花の中央、蕊の根元の緑色の五芒星が美しい。
アメリカ原産の黄色いミズバショウ
リュウキンカに似ているがこれはエンコウソウ(猿猴草)、名は水面を長く這う茎からつけられた。
ザゼンソウ
ハウチワカエデの花は初めて見た。
シキミの花
日光市内へと注ぐ大谷川の対岸沿い、含満ヶ淵にある化け地蔵
さらに奥に進んでいくと、旧田母沢御用邸だった名残を示す塀を越える。藪の中にヘビが逃げて行った。以前来た時はこの辺りで野生の猿を見かけたこともあった。
広いミズバショウ池がある。水面を春の陽気に誘われのか、蝶やトンボが羽をきらめかして飛び交っている。
ミズバショウ
白い苞のない花穂だけのミズバショウ
さらに奥に進み通御橋を渡る 。園内を流れる田母沢川は寂光の滝から流れ落ちてきたものだ。川面に踊る光の子たちを両脇に咲くヤマザクラやクロモジの花たちが見守っている。
橋を渡った先は自然林となっている。林下には数種のスミレやネネコノメソウ、ニリンソウ等が咲いていた。
コガネネコノメ
繊細なシラネセンキュウの花
一周して実験室のある所まで戻ってきた。背後に聳える白い頂の女峰(にょほう)山が美しい。
閉園時間(この日は午後4時半)まであと15分ほどだ。残りの時間を惜しんで、芝生越しに鳴虫山の麓に咲く山桜や枝垂れ桜を見て過ごした。
この辺で。
一年ぶりに日光植物園を訪ねた。入園と同時に両側のアズマシャクナゲが迎えてくれる。
コミヤカカタバミも花弁を精いっぱい広げて、梢から洩れるやわらかい春の日差しを浴びている。
よく見るとイカリソウやコキンバイといった花もその傍らでひっそりと咲いている。
これはバイカイカリソウ
八重咲きのコキンバイ
見上げると小さな花弁をもつ日光桜が咲いていた。
この時期園内で一番よく見かける花はトキワナズナ、ヒナソウの別名もある。。北米原産の花らしいが、ここでは野草化した帰化植物のように園全体で見られた。
ハルトラノオ
ショウジョウバカマ
カタクリの咲きのこり
躑躅の花も咲きだしている。アカヤシオ、ナンゴクミツバツツジ、ヤマツツジと園内を様々な色合いで華やかに彩っている。これはヒカゲツツジ
ヤマドリゼンマイの芽
リョクガクザクラ。花の中央、蕊の根元の緑色の五芒星が美しい。
アメリカ原産の黄色いミズバショウ
リュウキンカに似ているがこれはエンコウソウ(猿猴草)、名は水面を長く這う茎からつけられた。
ザゼンソウ
ハウチワカエデの花は初めて見た。
シキミの花
日光市内へと注ぐ大谷川の対岸沿い、含満ヶ淵にある化け地蔵
さらに奥に進んでいくと、旧田母沢御用邸だった名残を示す塀を越える。藪の中にヘビが逃げて行った。以前来た時はこの辺りで野生の猿を見かけたこともあった。
広いミズバショウ池がある。水面を春の陽気に誘われのか、蝶やトンボが羽をきらめかして飛び交っている。
ミズバショウ
白い苞のない花穂だけのミズバショウ
さらに奥に進み通御橋を渡る 。園内を流れる田母沢川は寂光の滝から流れ落ちてきたものだ。川面に踊る光の子たちを両脇に咲くヤマザクラやクロモジの花たちが見守っている。
橋を渡った先は自然林となっている。林下には数種のスミレやネネコノメソウ、ニリンソウ等が咲いていた。
コガネネコノメ
繊細なシラネセンキュウの花
一周して実験室のある所まで戻ってきた。背後に聳える白い頂の女峰(にょほう)山が美しい。
閉園時間(この日は午後4時半)まであと15分ほどだ。残りの時間を惜しんで、芝生越しに鳴虫山の麓に咲く山桜や枝垂れ桜を見て過ごした。
この辺で。