野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

武蔵丘陵森林公園~梅園5分咲き

2010-02-25 | 植物園
 節気も立春から雨水に変わり、第二候「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」となったのだが、最近の寒さのぶり返しからか、梅の開花が一向に進んでくれない。一月の陽気からしたら、去年並みの早い開花になるのかと思ったのだが、全く違った。去年より一日遅れて訪ねた森林公園もやっと5分咲き程度になった状態、見ごろはまだまだこれからといった処だ。
 尤も開花が焦らされた分、花色が深まっているように思えるのは見る側の欲目か。


 この日は昼前ごろからよく晴れ、着てきたセーターをザックにしまうほど暖かかった。 南口に車を止めたのは10時過ぎ。



 歩いて5分ほどで梅園に着いた。



 ここの梅園の売りは足元に植栽されたフクジュソウ









 早咲きの梅が一段落し、中咲きの梅が見ごろ、遅咲きの梅はごく一部が開花し始めたといった処




 梅の別名に「木花」というのがある。読みは「このはな」。こんな有名な歌がある。「難波津に 咲くや木の花 冬こもり 今は春べと 咲くや木の花」 -王仁






 






 梅園全体の風景としてはもう4,5日欲しい処だが、咲いている花の種類は今が一番多いのではないだろうか。桜と違って梅の花は品種が多く、花そのものをより楽しむことが出来る。


 
 背景の黄色は咲き始めたサンシュユ















 小高く盛り上げられた土手の上に立つ一本梅







 しだれ梅の風情も捨てがたい









 足元には春の野の花たちも咲いている。






 秩父紅のフクジュソウも幾株か植えられていた。















 梅の別名をもう少し。「風待草」は春風を待って咲くことから、香りの良さから「匂い草」や「香栄草(かはえぐさ)」、他の花に先駆けて咲くことから「花の兄」とか因みに「花の弟」は菊のこと、更に中国の故事から「好文木(こうぶんぼく)」、これが日本では梅と天神様の結びつきとなった等等、数限りない。










 枝が小さく揺れた。お客さんの来訪だ。どうやら冬鳥のジョウビタキのようだ。枝の間をつがいで追いかけっこをしている。
















 
 長くなりすぎたのでこの後見たクリスマスロ-ズやユキワリソウ、原種シクラメンは次回にまわすことにしよう。