nokoの花図鑑

「みんなの花図鑑」に1か月あまり投稿していました。みなさまの投稿写真を見て刺激を受け、花の写真を撮りつづけます。

ウメの花より気になった!ハンミョウ&ウメノキゴケ (@_@。

2024年02月16日 | 蝶他昆虫

今年(2月13日)は、梅の開花が早くて、山口市の耳鼻科の帰り、泰雲寺に寄りました。

泰雲寺はウメの開花状態・気絶ヤギ・ウメノキゴケが気になっていました。

泰雲寺の近く鳴滝には、中原中也の詩の碑があります。「失恋し、傷心の心を抱え故郷に帰った時に、中原家の子弟が師事していた

泰雲寺の老師品川雷応を訪ねた。

雷応は中也を鳴滝に連れて行き、何も言わずに、一緒に厳から流れる滝を眺めた」とのお寺です。

その時に、詠まれた『山羊の歌』に収録された「悲しい朝」の石碑も鳴滝の地にあります。

 

山口市 泰雲寺です。ここから車で入り、1番奥に駐車場があります。

 

ウメノキゴケも昨年と同じです

 

 

枯れたウメの木もあります

 

あくる日の2月14日には、今年は梅の開花が早くて、防府市天満宮のしだれ梅の開花状況を見に行きました。

防府天満宮 楼門のある梅園です。

今日も、暖かく、その温かさに誘われたように、しだれ梅は咲き始めていました。

沢山の人で賑わっていました。青空は望めないが、キレイなお花で充分でした。

 

フと何かが動いた感じがして、地面を見ると、初見のキレイな虫、触角からカミキリムシの仲間かと思い

梅にいたずらされるのではと思いましたが、帰り…調べてみますとハンミョウでした。

学名:Cicindela japonica  目名:コウチュウ目(鞘翅目)  科名: コウチュウ目科  属名:ハンミョウ属  

和名:ナミハンミョウ   大きさ:18-20mm  見られる時期:4-10月  分布:本州・四国・九州・(沖縄)

「ハンミョウは、腹部や手足に白い毛が生えています。鋭い牙を持つ肉食の昆虫です。春から秋ごろまで林道や

川原などで見られます。人が近づくと逃げますが、1メートルくらい飛んで離れては、後ろを振り返ることから道案内の

ような仕草で「ミチシルベ」や「ミチオシエ」呼ばれています。毒はないそうです。

「肉食でそのあでやかさとは違って大きなキバを持っています。

つい触りたくなるかもしれませんが、嚙まれないようにしましょう。

短命な生き物です。そのあでやかな色は、あなたを癒しえくれるかもしれません。」とのことです。

 

2月15日、レッスンの帰りに寄りました。雨が降り始め急いで撮りました。

今年のウメはなんていう事でしょう立派に咲いています。4人のお世話をされる方々のご努力の賜物ですね。

この勢いの良いこと、他では見たことはありません。子のウメは野梅だという事です。白梅ですね。

去年の同じウメの木です

 

ウメノキゴケは相変わらずついています。樹齢400年です。2度の移植にも耐え生き返りました。

この地はウメノキゴケにとっては理想的ではありません。以前、200Ⅿ先のこの地に移築しましたが、新しく架け

替えられた橋のため、すぐ側を広い道路ができています。ウメノコゴケはキレイな空気のある所で共存する

地衣類(ちいるい)の一種です。今後、どのように変化するでしょうか?

 

 

昨年の花です、

 

「ウメノキゴケが付くと、樹木や岩の健康には直接的な影響はありません。

しかし、ウメノキゴケは特定の環境に生息することが多く、その存在は環境の健全さを示す指標となることがあります。

ウメノキゴケは、排気ガスや大気中の汚染物質に弱いため、都市部で見られることは少ないです。

したがって、都市の環境が改善されることで、ウメノキゴケが増加することがあります。

一方で、ウメノキゴケが豊富に生育している場所は、比較的クリーンで健康的な環境である可能性が高いです。」

しかし、最初に訪れた泰雲寺のウメノキゴケとウメの関係を見ると木への影響がないとは思えません。

この地は確かに後ろに山・滝などがあり最高にクリーンな場所です。

 


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4 コメント

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梅の花 (サッ チー)
2024-02-17 13:51:59
沢山の梅の花を見学。
ナミハンミヨウ・も珍しい虫に出会えて、素敵な観梅でしたね。
春までの時期はやっぱり梅の花ですね。
ウメノコゴケは空気が綺麗な所に着くとのこと、流石に環境がよいのですね。
枝垂れ梅も珍しく素敵ですね。
忙しい中でも、観梅できて良かった。
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コメントありがとうございました! (noko)
2024-02-17 15:33:43
サッ チーさん お元気ですか?
気温の変化で付いていくのがやっとですね。
お昼寝はしますが、夜が遅いのでもう春眠なんですかね。パソコンの前に座ると眠くなります。
関東の方は春1番が吹いたり、気温が上がったりで、もう衣替えの用意がいりそうですね。こちらでも、厚手のセーターは納め始めました。
天満宮に行った時だったか
こちらは曇っていましたが、千葉の方は良く晴れていましたね。
今日は良く晴れていますが、確定申告をやっと始めました。今、一寸、休憩です。

もう1週間ぐらいで、シダレ梅は満開だと思います。来週の通院は歯医者だけです。
今補聴器合わせと、黒豆炒り大豆をほおばって歯が欠けた場所の治療が余分です。
歯医者さんに行くと必ず歯石取りがありますよね。
折角28本の歯が1本減るところでした。
やはり、豆は上品に一粒ずつ食べないといけませんね。(笑)

今日、ヒメリュウキンカが1輪さき始めました。
お昼前には開いてなかったものですから、沢山芽を出し大きくなっているヒメリュウキンカを見て、今年は全部抜こうと思っていました。昨年、周りに種が落ちないように、花が傷み始めた時には全部取り、周りの芽が出たものも全部抜いていましたが、一面に生えています。(´;ω;`)
もう、手に負えません。毎年1番に咲きますが、今年はキンセンカの方が早かったです。
ヒメリュウキンカのUPは今年最後になるかも知れません。
ピンクのオキザリスも咲き始め、キバナのバビアビリスもツボミが出ています。
これらも何年か前から花の時、捨てているのですがね。強いです。(~_~😉
ありがとうございました。
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おはよう (ベルク)
2024-02-18 09:20:38
梅の木に付いている白っぽいのがウメノキゴケなんですね。
兼六園の梅林でも見かけたと思います。
梅の木以外には付着しないのかな。
まだ2月なのにハンミョウが見れたんですね。
道を教えてくれるように飛んでくれましたか?
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コメントありがとうございました! (noko)
2024-02-19 01:30:02
ベルク 様  始めまして!
今日は遅くにパソコンを開きすいませんでした。
楽しい写真ブログですね。
金沢の兼六公園には、昔、二度ほど行きました。今、ちょっと兼六公園以外は思い出しません。
輪島も行きましたが、大変ですね。


ウメノキゴケの件ですが、昨年も調べましたが、地上や岩の上に生える同じような生き物も全て「こけ」と呼び、地上や岩の上に生える同じような生き物も全て「こけ」と呼ぶそうです。
その代表が,地衣類とコケ植物です。地衣類とは菌類の仲間で、藻類と共生して生活するという特徴があるそうです。
松についている地衣類はマツゲゴケと呼んでいるみたいです。杉の根元に生えるコアカミゴケだそうです。
他の木についているのも石についているもたくさんあります。
この度はクリーンな環境に付くウメノキゴケと書きました。植木などには、害がないとみ書いてありますが、弱っている木には、全体に付く場合があるみたいです。
写真には撮っていませんが木全体に付き、小さな木になり枯れた状態の木がありました。
こうなる前に、初期に高圧洗浄で(酢を2倍程度に薄める。)落とす場合もあります。調べながら書きましたのでちぐはぐになっているかと思いますが、大都会にはない菌です。

ハンミョウについては撮影することに必死でした。
たくさん撮影してあの程度です。知っていれば、振り返りながら逃げる姿を撮るため、前に、出ればよかったのですが後ろからばかり追っかけていました( ^ω^)・・・2度と出会う事がないかもです。(笑)
4月からと書いてありましたが、今年は暖かいのでしょうね。
去年も今年も梅まつりの前から満開に咲いています。
遅咲きがありますので十分間に合うとは思います。
今日はありがとうございました。
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