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① ""津波を想定 自衛隊などが合同でヘリ救出訓練 宮城""
2018年11月11日 20時22分
東日本大震災の発生から7年8か月の月命日の11日、宮城県石巻市では、津波の発生を想定し、避難タワーに取り残された住民をヘリコプターを使って救助する合同訓練が行われました。
自衛隊が海上保安庁や自治体などと合同で石巻市魚町で行った訓練には、30人余りが参加しました。
訓練は、三陸沖を震源とする最大震度6強の地震で津波が発生し、高さおよそ18メートルの津波避難タワーに避難した住民を救助するという想定で行われました。
自衛隊のヘリコプターが到着し、隊員がロープを使って避難した人をつり上げて救出したのに続いて、海上保安庁と消防のヘリコプターもそれぞれ到着し、助けを求める人を救助していきました。
陸上自衛隊仙台駐屯地東北方面総監部の小川浩司1等陸尉は「各機関と協力して訓練ができ、大変有意義だった。引き続き他の関係機関と訓練をすることで地域の防災能力の向上に努めていきたい」と話していました。