(九州北部 非常に激しい雨のおそれ )
① ""九州北部 非常に激しい雨のおそれ 引き続き土砂災害に厳重警戒””
2019年8月28日 19時55分 大雨
気象庁によりますと、西日本から東日本に延びる前線の活動が活発になり、九州北部には「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の積乱雲が次々と流れ込みました。
佐賀県では28日朝早く佐賀市や白石町で100ミリを超える猛烈な雨を観測するなど、九州北部で雨が降り続き、気象庁は、一時、佐賀県と福岡県、長崎県に大雨の特別警報を発表しました。
☔☔☔🎆 この48時間の雨量は、佐賀市で427ミリと、平年の8月1か月分の2倍以上に達する記録的な大雨となっています。
佐賀県と福岡県、長崎県、それに青森県では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
🌊 また佐賀県と福岡県、山口県では氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えている川があります。
この時間は東北でも雨雲が発達し、午後7時までの1時間には青森県平内町に国土交通省が設置した雨量計で54ミリの非常に激しい雨を観測しました。
前線は30日にかけて西日本から東日本に停滞する見込みで、九州北部ではこれから29日の朝にかけて局地的に雨雲が発達し、雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。
📅 29日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
九州北部と山口県、それに東海で150ミリ、
中国地方と北陸で120ミリ、
近畿と関東甲信で100ミリ
と予想されています。
🏔🎆 気象庁は、九州北部では引き続き土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の氾濫に警戒するよう呼びかけています。👀👂
九州北部では、これまでの雨で地盤が緩んでいる地域があるほか、このあと満潮の時刻を迎えるため、再び浸水したり、水位が高くなったりするおそれがあります。
特に夜間は道路や川など周囲の状況を確認するのが難しく、すでに浸水が発生しているような地域では、むやみに移動するとかえって危険なことがあります。
建物の2階以上に移動するなどして、少しでも身の安全を確保してください。またすでに避難している人は避難を続け、身の安全を確保してください。