📺⇨⇨ ICT環境ない児童生徒に対策講じている自治体は3分の1 文科省
📺⇨⇨ 新型コロナウイルスの影響で、オンライン授業の機会が増す中、自宅にインターネット環境がない児童や生徒に対策を講じている自治体は、3分の1にとどまっていることが分かりました。文部科学省は現在進めている小中学生1人1台の端末の整備を急ぐ必要があるとしています。
¤¤¤⇨ 新型ウイルスの感染拡大を受け、文部科学省は自宅にパソコンがないなどインターネット環境が整っていない児童や生徒への対応について、全国の1811の自治体に先月末時点の状況を調査しました。
⇨⇨ その結果、パソコンを貸し出すなど、ICT環境が整っていない児童生徒すべてに対応した自治体は520か所、最終学年を対象に対応したのは93か所で、何らかの対策を講じているのは34%にとどまることが分かりました。
📺◆◆ また文部科学省は現在、小中学生1人1台の端末の整備を急ぐため、当初の4年間の計画を今年度中に前倒しして進めていますが、先月末までに学校にパソコンなどの端末が届いたのは、全体の2%にあたる37自治体でした。
⏰⏰⇨⇨ 今後の納入予定については、年内までに終えると回答したところが27%、年明け以降、年度内に終えるとした自治体が70%となっています。
◇◇ 文部科学省の担当者は「子どもたちの教育に支障が出ないよう、なるべく早く端末の整備を進める必要があり、国としても自治体のサポートしていきたい」としています。