【hazard lab】
① アラスカ・クリーブランド火山が溶岩流出 数週間以内に爆発のおそれ
2018年06月28日 11時47分
(1)米アラスカ州・アリューシャン列島のクリーブランド山で27日、山頂火口から溶岩が流出しているのが確認されたことから、米地質調査所(USGS)は「今後、数週間以内に爆発する可能性がある」として航空機に対する警戒レベルを危険度が2番目に高い「オレンジ」に引き上げた。
クリーブランド山は、アラスカ州の無人島チュギナダック島にある標高1730メートルの活火山。2001年以来、毎年のように噴火が発生し、山頂火口内に溶岩ドームが形成されると、溶岩流出が始まってから数週間から数カ月以内に爆発が起こり、それにともなって溶岩ドームが吹っ飛び、火山灰を含んだキノコ雲が上空1万メートル以を超すことも珍しくない。
(クリーブランド山1)
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(クリーブランド山2)
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(アリューシャン列島1)
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(アリューシャン列島2)
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(アリューシャン列島3)
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(アリューシャン列島4)
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(2) 昨年3 月から5月にかけて小規模な噴火があり、山頂火口内の溶岩ドームが崩壊。しかし早くも10月の時点で再び巨大な溶岩ドームが成長しているのが確認されたことから、観測所が警戒を続けてきた。
アラスカ火山観測所(AVO)は27日、「衛星画像では変化が確認されていないが、クリーブランド山を震源とする火山性地震が続いており、火口から溶岩の流出を確認した」として、今後、数日か数週間以内に爆発的噴火が発生するおそれがあるとして、航空コードを「オレンジ」に引き上げ、周辺を航行する航空機に対し、突発的な噴火に対する警戒を呼びかけている。
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② アリューシャン列島(アリューシャンれっとう、英語: Aleutian Islands [əˈluːʃən]; 「アレウトの島々」の意)
北太平洋に弧状に連なり、アメリカ合衆国のアラスカ半島からロシアのカムチャツカ半島にかけて約1,930キロメートルにわたって延びる列島である。